![]() | フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略クリス・アンダーソン日本放送出版協会このアイテムの詳細を見る |
「フリーへ移行する6つの理由」
1.供給と需要
オンライン化でコンテンツの供給は圧倒的に増えた、受容は変わらない。
2.物質的形状の消滅
3.入手のしやすさ
ダウンロードの方が店で探すより簡単
4.広告収入で運営するコンテンツへの移行
オンライン上で広告収入で運営する商品が多くなり、オンラインで無料なら、実際の場面でも無料でという消費者ニーズに対して
→オンライン上での広告はスペースが無数にある。
5.コンピューター業界はコンテンツを無料にしたがる。
アップル社は売上を音楽ファイルの売買からではなくiPodなどのマシンから得ている。無料コンテンツはハードを売るための価値を高める手段となっている。
6.フリー世代
ブロードバンドとともに成長した世代は、デジタル経済がDNAに組み込まれている。
[フリーとゲーム業界]
これもフリーの契機に通じる。ゲームをフリーにするオンライン化により持たされたこととして、
a. ユーザーへ多様な選択肢を提供することが以前にも増して可能となった
b.ディスク、マニュアル、そして箱といったコストダウンを可能とした
c.製造、流通個数とを削減できた
d.無限の在庫スペースを確保できた
e.一度限りの店頭販売から、ユーザーに継続的にサービスを提供することが可能になった
★この流れは、日本でも色濃く出ていることで、フリーを戦略として、マーケティングに活かすことを検討している企業への助言ともなるだろう。
[フリーを利用したビジネスモデル]
①バーチャル製品の販売
②回避
ディズニーが買収した「クラブペンギン」
③広告
2008年オバマ大統領が選挙の際に用いた広告戦略
④不動産
セカンドライフ内でのバーチャル不動産
⑤商品
ウェブキンズでの無料と有能を併用したぬいぐるみの販売モデル
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