桃田選手がんばれ

　バドミントンの桃田選手と田児選手が違法カジノに出入りしていたということで問題になっています。私は田児選手は使った額も多く、継続性があったのでそれなりに厳しい処分がなされるべきだと思います。しかし、桃田選手は誘われて一時期行っただけのようなので、責めるほどのことではない。「ごめんなさい」の一言で済むような事案ではないかと思います。この程度のことを重大事件のように扱うのはまるで「いじめ」だと感じます。

　違法カジノは直接的には他人に迷惑をかけているわけではありません。まあ暴力団の資金源になっているということもあり、その意味では悪いことですので反省すべきことだと思いますが、他人が必要以上に責めるべきこととは思われません。若いころにちょっと悪いことをしてしまったなんて多くの人が経験があるでしょうし、賭けマージャンをやったなんて我々世代の男なら当たり前だったのです。未成年でお酒を飲んだくらいの経験は誰でもあるのではないでしょうか。悪いことをしたと認め反省すればいい程度の話です。

　田児選手は額も多く、継続性がありました。しかも多くの人をさそっていたので主犯として厳しい処分が科されるのは当然だと思います。しかし、桃田選手は田児選手に誘われただけです。しかも過去の数か月だけであとは行っていないようです。自制したのだと思われます。だから責めるほどのことはありません。あの謝罪会見で許してあげていい程度のものです。これを許せないとすれば許せない人のほうが非常識です。

　最近の日本の足引っ張り体質は本当になさけない。空気を読みながら目立たないように毎日生活をして、普段言いたいことを我慢する。そのかわり一度ターゲットを見つけると必要以上に責め立てる。「いじめ」そのものです。そういう人が「いじめ」には厳しいことを言うわけですからもはや自分がいないと同じです。あなた方こそ反省すべきです。