3.11がまたやってきた。この日は必ずしっかりとあの日を思い出そう。そしてあの日からの大きな混乱も思い出そう。そして忘れていく愚かさを反省しよう。
原発の恐ろしさをあれほど味わいながら、いまだに原発をやめられないのはなぜだ。何らかのうさん臭さがあるに決まっているのだ。そしてそのうさん臭さを生んでいるのは我々日本人全員の責任だ。
あの日以来しばらく節電節電と言っていたのにもはや節約なんて馬鹿らしいことのようになっている。まじめに節電している人たちを笑っている人だらけになってしまった。
あれだけ絆といいながら、簡単に人を馬鹿にするようになってしまった。
人は忘れる生き物である。なんでも覚えていたらつらくて生きていけない。しかし忘れてはいけないものもある。