結局オリンピック経費はどんどん膨らんでいく。こうなるのはみんなわかっていた。しかし森喜朗氏は低く見積もってオリンピック予算を認めさせたのだ。詐欺と同じといっていい。森喜朗氏の後ろには利権団体がたくさんうようよしており、みんながバブルを狙っている。スポーツ団体もこれを機に甘い汁を吸おうとする人が力を持ち、利権団体となっていく。将来に大きなつけを残し、それを尻拭いしていくのは次の世代の人たちなのだ。
おそらくもうスポーツは従来の「汗と涙」の美しいものというイメージは失われている。技術と体力を向上させ、競争し、勝利を喜び敗北を悔しがる、そんな純粋さはもはやなくなったのだ。金と権力に操られ、ショービジネスの一つとなり、自分の能力を売り物にするものになってしまっているのだ。政治と経済の道具でしかない。もうスポーツは「美しい」ものではなくなった。今や「金と名誉」のための肉体労働でしかない。経済界にとってのコンテンツのひとつでしかなくなってしまったのだ。
オリンピック経費の増大について組織委は「過去大会の経費などをもとに大会に直接必要な経費を計上しており、通常の行政サービスやレガシーになるものは計上していない」とし、組織委の森喜朗会長は「これをレガシーとして、日本が新しい分野に素晴らしい事業を展開できるなら、惜しい予算じゃないと僕は思う。そう理解していただきたい」と語ったという。
せめてこういう開き直りのような言動は慎んでもらいたい。日本はあなただけのものではない。日本人みんなのものだ。森さん、あなたの言うことなもはや誰も信じてはいない。
おそらくもうスポーツは従来の「汗と涙」の美しいものというイメージは失われている。技術と体力を向上させ、競争し、勝利を喜び敗北を悔しがる、そんな純粋さはもはやなくなったのだ。金と権力に操られ、ショービジネスの一つとなり、自分の能力を売り物にするものになってしまっているのだ。政治と経済の道具でしかない。もうスポーツは「美しい」ものではなくなった。今や「金と名誉」のための肉体労働でしかない。経済界にとってのコンテンツのひとつでしかなくなってしまったのだ。
オリンピック経費の増大について組織委は「過去大会の経費などをもとに大会に直接必要な経費を計上しており、通常の行政サービスやレガシーになるものは計上していない」とし、組織委の森喜朗会長は「これをレガシーとして、日本が新しい分野に素晴らしい事業を展開できるなら、惜しい予算じゃないと僕は思う。そう理解していただきたい」と語ったという。
せめてこういう開き直りのような言動は慎んでもらいたい。日本はあなただけのものではない。日本人みんなのものだ。森さん、あなたの言うことなもはや誰も信じてはいない。