「働き方改革」というのは概ね良いものだという方向で話は進んでいる。全体としては労働時間の短縮の方向に向かっているように思われるからだ。
しかし現政権は経済界の言いなりである。だから「働き方改革」も結局は経営者側の得になるような改革なのではないかとどうしても勘繰ってしまう。そう考えてもう一度考えてみるとやはりうさん臭い部分が見えてくる。この改革は労働時間の短縮という意味ではいいと思う。しかし一方では単一労働単一賃金が強く打ち出されている。これはよさそうに見えて、実は逆なのではないか。これまで正社員だった人間の労働時間が短縮され、一方では賃金がパートと合わせるために減額されるのではないか。つまり正社員のパート化が狙いなのではないかと思われるのである。これは実はうまく作られた罠だったのではないだろうか。
さらに「高度プロフェッショナル制度」や廃案になった「採用労働制」などは、能力のある人はどんどん働かせようという制度である。何らかの能力の高い奴はたくさん働かせて、なんの特技もない人は安い金で働かせる。経営者の思うつぼのように思われる。
おそらくこんな単純なことではないのだろうが、いずれにしても「働き方改革」の意味がわからなすぎる。マスコミの人は長所、短所をわかりやすく解説してほしい。
しかし現政権は経済界の言いなりである。だから「働き方改革」も結局は経営者側の得になるような改革なのではないかとどうしても勘繰ってしまう。そう考えてもう一度考えてみるとやはりうさん臭い部分が見えてくる。この改革は労働時間の短縮という意味ではいいと思う。しかし一方では単一労働単一賃金が強く打ち出されている。これはよさそうに見えて、実は逆なのではないか。これまで正社員だった人間の労働時間が短縮され、一方では賃金がパートと合わせるために減額されるのではないか。つまり正社員のパート化が狙いなのではないかと思われるのである。これは実はうまく作られた罠だったのではないだろうか。
さらに「高度プロフェッショナル制度」や廃案になった「採用労働制」などは、能力のある人はどんどん働かせようという制度である。何らかの能力の高い奴はたくさん働かせて、なんの特技もない人は安い金で働かせる。経営者の思うつぼのように思われる。
おそらくこんな単純なことではないのだろうが、いずれにしても「働き方改革」の意味がわからなすぎる。マスコミの人は長所、短所をわかりやすく解説してほしい。
全くおっしゃるとおりだと思います。
労働者にとって耳ざわりのいいネーミングは要注意だと思います。思い返せば、90年代の初め、私は企業の人事担当をしておりましたが、当時政府は「多様で自由な雇用を労働者も求めている」といううたい文句で、それまでは認められていなかった非正規雇用を認めました。企業としては生産量に応じた雇用調整ができる便利な制度だとしてさっそく導入しました。それが結局、今日の格差社会が急速に進んだ原因となったわけですが、当時、それに企業の一員として加担してしまったことを悔やんでおります。
今回の「働き方改革」も聞こえはいいですが、結局、経営側の利益にしかならないような気がします。
自分が理解できないだけかな?とあまり深く記事を追うのをやめていましたが、やはり理解しづらい。大企業は政府を利用し、政府はいかにも民意に答えたようにしている。お互いにほとんどの国民はそっちのけで、都合よく利用しあっている。国民は犠牲者かな?