映画『ドリーム・ホース』を見ました。夢をもつことのすばらしさを描く、気持ちが明るくなる映画でした。
イギリス・ウェールズが舞台です。毎日が刺激がないまま過ごしている中年女性ジャンが主人公です。ジャンは自分の生きがいを競走馬に見出します。牝馬を貯金をはたいて買い、その牝馬に子供を産ませ競走馬にしようとします。その資金まではないために、地域の人たちを巻き込んで、共同馬主となろうとします。本当に集まるかと思われましたが、地域の人たちも刺激をもとめていたのでしょう、意外にたくさんの協力者が集まります。残念ながら牝馬は仔馬を生んだ時に死んでしまいます。しかし子馬は順調に成長します。ジャンたちはいよいよ競走馬にする行動にでます。知らないことは何でもできます。どんどん無理を実現していきます。そして「ドリームアライアンス」と名付けられたその子馬の快進撃が始まります。
ジャンたちはただの共同馬主ではありません。母親の馬を育て、その牝馬に仔馬を生ませ、その馬を子供のころから育てています。だからこそ馬に愛情をもっています。だから単なる「夢」ではないのです。馬と一体となり、一緒に戦うことができたのです。
夢を持つことは人生を豊かにしてくれます。そしてそれはみんなと協力することによって実現します。人生が前向きになる、さわやかな映画でした。
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