とにかく書いておかないと

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舛添知事は辞めてはいけない

2016-06-11 07:18:23 | 社会
 舛添知事の情けない政治資金の使い方が連日放送されている。そして舛添知事を辞めさせようという世論が大勢を占めている。しかし、私はそれはおかしいことだと思う。舛添知事は選挙で選ばれた人である。選挙で選んだのは東京都民だ。だとしたら、東京都民が一緒になって反省し、少なくとも任期の間は厳しく監視し、しっかりと仕事をさせるのが筋であろうと考える。

 選挙と言うのは重大な決断である。候補者の人間性をしっかりと見極め、しっかりとした人を選ばなければならない。選んだ人を気に入らなければイジメて簡単に辞めさせることができる、選挙はそんなに軽いものではない。一度選んだ以上は任期を全うさせるのが大原則である。

 舛添知事はもともと軽い人で、テレビなどでもいらないことをいろいろ言ってきていた。しかもパフォーマンスに過ぎる気がしていた。そんな人を選んだのは東京都民なのだ。舛添さんのようなパフォーマーが今の東京にはふさわしいと選んだのである。舛添氏だけを悪者にするわけにはいかない。有権者も自分の責任を感じなければいけないのである。

 確かにこんな人だとは思わなかったのだとは思う。しかし、それも含めての人間性を選ぶのが選挙である。されに言えば舛添氏の行為は今のところ犯罪とは言えない状況なのだ。この程度で辞めさせたとしたら、選挙は選挙でなくなるし、政治はそれこそマスコミに踊らされた茶番になる。

 東京都民は今、舛添氏に強く厳しく発言することができる状況を手に入れた。より厳しく舛添氏を監視し、しっかりと仕事をしてもらうチャンスなのだ。このチャンスを生かすべきだ。何かあればすぐに責任をとって辞めさせるという風潮はもうそろそろ終わりにすべきだ。
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