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北タイ名刹巡礼#3:ワット・チェンマン

2016-06-17 09:54:08 | 北タイの寺院
<Wat Chiang Man:ワット・チェンマン>

旧市街北東部に位置している。1297年、ランナー朝初代・メンライ王(在位1261-1311年)がチェンマイ建都の際に建立した寺院で、かつては宮殿でもあった。
正面の礼拝堂は、太いチーク材の柱で、典型的な北タイの建築スタイルである。ここには、1996年4月のチェンマイ建都700周年を記念して、金箔のステンシルでメンライ王の生涯が壁画として描かれている。
北側の小さな礼拝堂には、18世紀にスリランカからもたらされた、雨乞いの力が宿っていると信じられている仏立像の浮彫板Phra Sila Buddha(プラ・シラ・ブッダ)と、ハリプンチャイの女王・チャーマティーウィーが所有していたと伝わる水晶製で降魔印を結ぶPhra Sae Tang Khamani(プラ・セタンカマニ)が祀られているが、前仏があり写真のように、それを正面から見ることはできない。
礼拝堂の裏にある仏塔は、基部を15頭の象に囲まれた、方形基壇に小さな釣鐘型身舎が載っている。これはChedi Chang Lomと呼び、15世紀に建立され、チェンマイでは古い塔で19世紀に修復を受けた、スコータイ様式の仏塔と云われている。この仏塔は写真のように歴史を感じる古色に彩られ、身舎の金箔とのコントラストが素晴らしく、チェンマイでも1、2を争うものと思われる。





























































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