ムアン・ケーン古窯址については、「清邁堂コレクション」を参照願いたい。このムアン・ケーン古窯址は2度目である。カロン窯址紀行での所在地探しが、比較的順調だったため、予定時間より 早く終了しチェンマイに戻る途中に行った。しかし乍ら残念なことに、正面の門は開いていたが資料館は閉館で、中を見ることはできなかった。
写真の1号窯は炭素14年代測定で1445-1475年を示すと報告されている。その年代測定の結果、創業は1375-1400年頃と報告され、約100年間操業したと考えられている。
閉館中の資料館の壁に以下の資料が貼り付けてあった。その1部を掲げておく。


刻花で鎬文を表した盤も焼成されたようだが、サンカンペーンの鎬文と比較すると稚拙な感じがする。

ムアン・ケーン窯の特徴が表れている壺片で、写真の色合いは実物とやや異なるが壺の内側は青磁釉、外側は褐釉に覆われている。このような陶片が数点出土しており、一つの特徴を示している。
当該ムアン・ケーン窯は、確証はないものの時期的に考えると、サンカンペーン窯の陶工により開窯されたものと思われる。

閉館中の資料館の壁に以下の資料が貼り付けてあった。その1部を掲げておく。


刻花で鎬文を表した盤も焼成されたようだが、サンカンペーンの鎬文と比較すると稚拙な感じがする。

ムアン・ケーン窯の特徴が表れている壺片で、写真の色合いは実物とやや異なるが壺の内側は青磁釉、外側は褐釉に覆われている。このような陶片が数点出土しており、一つの特徴を示している。
当該ムアン・ケーン窯は、確証はないものの時期的に考えると、サンカンペーン窯の陶工により開窯されたものと思われる。
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