シンガポール大学付属博物館を訪れたのは、去る3月6日のことである。少し噺が古いが昨年末まで”物原出土のミャンマー陶磁片”展が開催されていた。訪問がそれに間に合わなかった残念さがあるが、東南アジア陶磁が常設展示(HPより)とのことで、出かけてみた。結論から云えば、東南アジア古陶磁の展示は極わずかで満足のいくものではなかったが、中国陶磁愛好家には垂涎の陶磁が展示されていた。今回は先ず玉と青銅器類を紹介する。
(石斧 新石器時代中晩期 前4000-2000年)
(青玉縁 戦国、青玉龍形配飾 戦国 前475-前221年)
(銅方壺 西漢 前206-紀元25年)
西漢すなわち劉邦による前漢は、一般的に紀元5ないしは8年迄と云われているが、ここのキャップションは25年としている。残りの青銅器は次回紹介したい。
<続く>
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