<続き>
橿考研と云えば種々思い出すが、その筆頭はやはり藤ノ木古墳の発掘と、国宝に指定された出土品である。複製品と実物が織り交ぜて展示されていた。
(龍文飾り金具)
上掲写真の出土品は、いずれも実物で国宝に指定されている。以下は復元品の紹介である。
王冠は、別途文様等々について、機会を設けて記事にしたいと考えている。王冠は権威の象徴であるが、構成するパーツの文様から種々みえてくるものがある。
(金銅製飾履)
これらの権力者の持ち物である金銅製品が、ヤマトから出土するのは、日本海側の古墳・遺跡から出土する時期に比較し半世紀以上遅い。少なくとも半世紀以上前までは、強力な豪族が各地に存在したかと思われる。
<続く>
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