大本山とか本山と呼ばれる寺院には、精進料理を供する処が存在する。萬福寺の普茶料理なるものを提供している。その普茶料理は、何十年振りであろうか忘却の彼方であるが、隠元禅師が伝えた中国風精進料理である。それは黄龍閣なる建物で食することができる。
『普茶』とは『普く(あまねく)茶に供する』という意味で、今あるいのちや食事を共に頂ける相手や食材などへの深い縁に感謝して、料理をいただけるようにとの意味がこめられているとのこと。三百数十年の伝統であるという。
(鰻もどき丼)
鰻もどき、鳥唐揚げもどき等は大豆ミートの類で、豆腐料理の一種であろう。蒲鉾もどきは山芋で作られていた。鰻もどきは今一歩なるも、鳥の唐揚げもどきはそれなりの味であった。久しぶりの精進料理で穢れを落とした気分?・・・で爽やかであった。
<了>
過去記事に失礼します。
黄檗山萬福寺の普茶料理に反応してしまいました。
私が、最初に勤めた会社の入社の時に、ここで座禅の研修をしていました。
今も、なぜ?とは思うのですが、懐かしく思いだしました。
ありがとうございます✨