昨1月31日はタイプ―サムで祝日である。駐KL日本大使館領事部より在住者宛てに、人出の多い処への外出は控えるようメール配信されていた。過去イポーでその奇祭を見た経験があるので、バツ―ケーブへ出かけるのを止めた。今朝の朝刊に記事になっていた。副首相も出かけた様子が掲載されていた。以下New Straites Timesの掲載写真である。
中央片手をだしているのが副首相。奥の黄金の立像が軍神・ムルガン(別称・スカンダ)である。
女神パールバティが息子ののムルガンに槍を与え、悪鬼を退治させた。その事績にあやかり、強い神の御加護を祈念する祭りである。通常6面12臂の像で表される。下の写真はペナンのマハ・マリアマン寺院のムルガンである。このように少年神として表現される場合が多々あるそうだ。
噺は古いが現役の頃(2009年)、イポーの現地法人に出張していた時、現地社員にイポーのタイプ―サムに連れて行ってもらった時の写真である。体が痛いと思うが、本人はトランス状態でそうでもないらしいとは聞いたが、宗教とは恐ろしいものである。
危険なことから、とうの昔に本場インドでは、このような荒行は禁止されているという。
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