行った順番としては、Seremban(スレンバン・セレンバン)州立博物館が先であるが、これは後日紹介するとして、クアラルンプール国立博物館の展示を先に紹介する。
紹介が年代順になっておらず、バラバラになっていることをお許し願いたい。
Majapahit Shipと紹介されている。交易に用いられたとのキャップションに記されている。
マジャパヒト王国とは、1293年から1478年までジャワ島中東部を中心に栄えたインドネシア最後のヒンズー教王国である。最盛期にはインドネシア諸島全域とマレー半島まで勢力下においた。
船は竹材であろうか?アウトリガーを装備し、3つの帆をもつ帆船のようで、東屋のような居住空間もあるようだ。何でも昨年に復元船で日本まで航海したとのこと。その様子がインドネシア政府観光省公式HPに掲載されている。長さ20m、幅4mと記されている。
(出典・インドネシア政府観光省公式HP)
この実験航海船もアウトリガーをもつが、形はマレーシア国立博物館の復元模型とはやや異なるようだ。
このマジャパヒト船の時代は、鄭和の大航海時代に重なる。大海原に漕ぎ出す機運は、どこもかしこも同じ時代であったのか?
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