晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

そこに立つ!、富士登山(2010)

2010年09月13日 07時22分41秒 | 山登り
9/11(土)は、「たそがれ岳登」こと 黄昏さんと二人で富士登山しました。
いやいや大変な登山でした。

■富士登山
9/11(土)03:00起床、04:00に君津市出発、早朝のため車の混雑なしで、御殿場新五合目
駐車場に06:00到着、快晴、雲海が迎えてくれます。
朝食と着替え準備完了、記念写真を撮り(黄昏さんと私)06:55にスタート。

黄昏さんは、8月に登り、今年は2回目の登頂、山小屋は8月末に終わり、トイレ施設と道標は
撤去されているとの事でした。
私は富士登山は今回で二回目ですが、前回(2005.8.6)吉田ルートからの登りで8合目から高山
病の苦い思いが・・・。

富士登山サポート雑誌を読むと、「御殿場ルート」砂れきの道をひたすら登り、下りは大砂走りを
楽しむ。新五合目、昔は二合目と言っていたそうです。
標高1440m、山頂3730m、標高差2290m、登り10時間15分、下り4時間30分。

さえぎるものがなく、荒涼とした景色が続き、ハイキングポール(ストック)を使いリズム良く登って
行きます。話しながら順調に登り、どこまでも続く砂れきの単調な道、でも雲海が綺麗です。

六合目(2830m)を過ぎ、七合目(3000m)あたりから、頭が痛くなり、ボーとなってきま
した。吐き気もあり、高山病の症状となりました。
山小屋前でリタイアするか黄昏さんと話すと「一緒に登頂するか一緒に下山するか」の選択。
黄昏さんから「私が先頭で自分のペースで登り、休みながら時間を掛けて行く」事になりました。
一歩一歩登り、途中で休みながら歩を進める。岩にあと300mの記載があり、黄昏さんから
「休みながら、ゆっくり登りましょう」とのアドバイスを受ける。200mとなり、白い鳥居が見えて
来ました。いよいよラスト、ついに登頂13:35(6時間40分)。
黄昏さんとガッチリ握手、いやいや苦しく辛かった。

お鉢巡り(大内院<ダイナンイン>)は時間の関係でパスし、最高峰の剣ヶ峰を目指します。
馬ノ背の急斜面を登るキツい、休み休み登る。待望の日本最高点剣ヶ峰に着く。

二人とも昼食はパスし、14:30下山開始、私が先頭になり下る。
疲れているのでよく転ぶ、やがて富士山を背に大砂下り、黄昏さんが先頭に一気に下る、飛
ぶように気持良い、登りの時間が嘘のように・・・。
途中、ブロッケン現象を見ること出来ました。
17:20(所要時間2時間50分 合計所要時間10時間25分)ゴール。お疲れ様でした。

着替え、17:50出発、大渋滞に巻き込まれ、やっとインターで顔を洗い、トイレ、コーラを飲む
21:00君津に到着。シャワーを浴び、ビールを飲み、うどんを食べる(昼食と夕食を兼ねる)。

黄昏さん、大変お世話になりました。ハセツネに向けて長時間身体を動かす練習が出来ました。
懲りずにまた誘って下さい、ありがとうございました。



コメント
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