少子化に悩む少年野球監督

少子化で部員減少に悩む少年野球チームの監督。その就任からの記録です。

もう少しで確変

2016-10-05 | 新しい役所
私、競馬もパチンコもやらないのですが、
ナンJを読んでいると、
突然、打ちだした選手に「確変したのか?」って書いてある。

「確変」調べました。

確率変動(かくりつへんどう)とは、デジパチタイプや権利物タイプのパチンコに搭載されているシステムの一つで、
大当たり(特別電動役物の開放)確率や小当たり(普通電動役物の開放)確率を上昇させることにより、
次の大当たりを容易に得ることを可能にするシステムである。確変(かくへん)と呼ばれる事が多い。
以下、確率変動のことを「確変」と呼ぶ。

Wikipediaより

要するに大当たり。って事

モヤモヤばかりの土日の試合でしたが、
オッ?って思わせる選手が
それは5年生のヒデキ君

はっきり言って目立たない。
お休みや遅刻も多いしね。
合宿も発表会があるって二日目から参加。
写真が少ないぞ

捕れないし、打てないし、投げれないし。
足は速いんだけどなぁ。
何より、あんまり楽しそうじゃないんだよなぁ

お父さんが、一生懸命に活動しているから、
辞めたいけど、辞められないのかな。なんて想像をしてしまう。
そう、彼のお父さんは、低学年の監督

ホントにあの血が流れているのか?ってぐらい大人しい。

この前の土曜日は、午後の試合から参加の私。
ライトに入ったヒデキ。
いつもと変わらないプレー
何回かライトにフライが上がったけど・・・
記録上はヒット。
だって、ボールがグローブに全然触らなかったから。
でも、あれは捕って欲しいなぁ。って打球も有ったから。
次の日「捕れる。捕ってやる。って思いながら追いかけてた?」って聞いたら、
「捕れると思ってました。」って予想外の返事。
「そうか、それなら良いけど。でも、全然そう見えなかったよ。
もっと元気よく、がむしゃらにプレーしようよ。」


そして、打撃練習。
ボール拾いをしてて、顔を上げたら、ライトに良い角度の打球が。
右バッターばかりの我がチーム。ライト方向にこんな打球を打てるのは、
悲しいかなそう居ない。
誰だろう?と打席を見ると
エ~ヒデキなの

言っちゃなんですが、
よくそんなフォームでバットが振れるな。ってフォーム、
先日、ノッカーをやらせた時はボールがバットに当たらない。
大袈裟じゃく、目を瞑ってるのかと思うくらい

それが、たまたま当たりましたではなく。
結構、続いた。
順番が終わって、ヒデキが守りに着くところを捕まえて、
「どうした?毎日素振りしてるの?」
「いや、毎日って訳では・・・」
正直なヤツ
「そうか、毎日じゃないのか。でも、凄く良いよ。絶望的なスイングだったのに
大分良いよ。毎日振ったらもっと良いかもね。」

そして、午後からの試合。
この日は10人しか居なくて、ベンチスタートのヒデキ。
しかし、大きい声で支持をしたり、ピッチャーを励ましたり。
今日はノッてるね。って感じ

回は進んで、監督が「ヒデキ、次の回からライト。」
「エッ」って表情が一変。
声も出なくなっちゃった

打席では3ボール1ストライクから、
低めのボール球を空振り、次の真ん中を見送って三振。
ウチの典型的な見送り三振

練習であれだけ良い当たりをしていたのに、
試合ではまだまだ自信なさげ。

確変するにはもう少し自身が必要かな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする