OBが高校最後の試合なので観に来てくださいって事で
何回か地方大会に行った事が有ります。
空席を探しながらウロウロしてたら、
如何にも高校野球が好きって感じのオヤジ達が、
クーラーボックスにイッパイの缶ビールを入れて観戦してました。
一日中いるんだろうなぁって、
監督を辞めたら、こんな週末の過ごし方も良いなぁって。
ゴルフを始めたので実現していませんが、
凄い楽しそうだったのを覚えていますし、
いつかやりたいなぁって思ってます。
で、野々村直通さんのメルマガが届きました。
-------------------------------------------------------------------------------------
≪日々点描≫ #190
“ヤクザ”監督の「日々是縁日」
----------------------------------------------
高校生の試合で観客にビールを売るとは何事か
----------------------------------------------
-------------------------------------------------
現在、発売中の「別冊正論”堕ちたメディア”」に昨年の私のコラム『戦後の甲子園は、朝日新聞の欺瞞だらけ』が再掲載されました。
3回にわたりその記事(コラム)を載せます。
今回はその(2)です。
-------------------------------------------------
本来、入場料を払って観戦すれば一日中、球場で試合が見られるのだが、当該チームの応援団はアルプス席に陣取り、試合終了と同時に次の試合の応援団と総入れ替えとなる。
これは大会規則による強制である。
試合ごとに、アルプス席は何千人という集団が自動的に入れ替わる。
一塁側、三塁側とも粛々と入れ替わる。
こんな効率の良い商売はあるまい。
その時、それぞれに持ち込む飲料水なども、関係者から厳しくチェックされると、保護者が嘆いていた。
大量に飲み物を持ち込まれては、球場の販売品が売れないかららしい。
ここでも商魂逞しい業者との見事な連係プレーが発揮されている。
教育という名の高校野球と言いながら最も許しがたいのは、観客にビールや酒を売り歩くことである。
高体連の競技では、考えられないことではないのか。
武道館での柔道の試合や代々木体育館でのバレーボールの試合で、観客がアルコールを飲みながら観戦する姿など見ることはないであろう。
それが本来アマチュアたる高校生の大会であろうに。
もし飲酒者がいたら即刻”場外退場”になるのではないか。
しかし、炎天下の甲子園ではビールの売り上げはかなりに上ると聞く。
営利を伴うプロ野球を毛嫌いしておきながら、実は同じ行為を繰り返している。
すべて金のためであり、選手や監督はひたむきに戦い、その見せ物と化すのだ。
純粋に戦っている選手たちに無礼である。
私には一つの信念がある。
”敗者は潔くその場を去る”ということである。
だから敗れてなおグラウンドの土を掻き集める惨めな姿は見たくはない。
しかし、甲子園ではいつの頃からか”敗者の美学”として甲子園の土を持ち帰るという涙の儀式が伝統となった。
私は監督として10回甲子園に出場したが、一度として甲子園の土を持ち帰らせなかった。
「あの土は甲子園球場の備品である。従って、持ち帰ることは窃盗罪となる。出場したという事実は厳粛であり、おみやげとして土を持ち帰らねば自分の歴史を証明できないような人間にはなるな」と毎回諭してきた。
しかし、連盟やマスコミはそんな窃盗行為を美談として扱い、泣きながら土を集める選手にフラッシュを浴びせている。
私はある時から甲子園の抽選会に着物で出席することにした。
夏でも羽織を着、春の大会は袴も付けた。
マスコミは飛びついたが、私としては、夢の甲子園の神聖なる抽選会に厳粛さと緊張感をもたせたかった。
アメリカのスポーツではあるが、高校野球は”ベースボール”ではなく”野球道”であると自負していたからである。
何よりも現代教育で失われつつある大和民族の『美』を発信したかったからである(そこには”目立ちたい”という自身の欲望も渦巻いてはいたが・・・笑)。
高野連はスター選手を希求するが指導者が目立つのは極力嫌う。
だから、私が抽選会のたびに着物を着るのはよほど目障りだったのだろう。
私が引退した翌年、抽選会要項の服装規定に新たな項目が加えられた。
「引率者(部長・監督・コーチ)の服装は、白のカッターシャツか高野連規定のスタッフシャツに限る」というものである。
斯くして高校野球という教育現場から、日本的民族衣裳である着物は排除されたのである。
何と卑怯なやり方であろう。
日本的価値観を嫌う朝日新聞の意向が働いたのではと邪推してみたくなる。
(以下次号)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
野々村直通オフィシャルサイト
---------------------------------------------------------------------
思ってもみなかった。
言われてみれば、変だよなぁ。
例えば、チームの保護者が缶ビールを片手に応援に来たら。
中学生に成ったOBが試合に来て下さいと言われて
私が缶ビールを持参でいったら
息子の高校の剣道の試合。
娘の高校のバドミントンの試合。
ビール売ってなかったし、ビールを持参している人も居なかった。
弁当を食べながら観てる人も居なかった。
勿論、小学校でも中学校でも。
何で、高校野球はOKなんだろう?
やっぱり儲かるから?
応援に行った時は
飲まなかったけど、
売店でホットドッグを買った。
その時、並んでいたら後ろから
「俺にも買ってくれよ。」って。
何だこのジジィって振り返ったら、長老だった
長老も好きねぇ
長老も練習がないと一日中行っているそうで、
娘も高校の時に友達の応援に行った時に長老とバッタリ。
「言うの忘れてたけど、その時かき氷を買ってもらった。」
って、ついこの前聞いた
ご馳走に成りました
何回か地方大会に行った事が有ります。
空席を探しながらウロウロしてたら、
如何にも高校野球が好きって感じのオヤジ達が、
クーラーボックスにイッパイの缶ビールを入れて観戦してました。
一日中いるんだろうなぁって、
監督を辞めたら、こんな週末の過ごし方も良いなぁって。
ゴルフを始めたので実現していませんが、
凄い楽しそうだったのを覚えていますし、
いつかやりたいなぁって思ってます。
で、野々村直通さんのメルマガが届きました。
-------------------------------------------------------------------------------------
≪日々点描≫ #190
“ヤクザ”監督の「日々是縁日」
----------------------------------------------
高校生の試合で観客にビールを売るとは何事か
----------------------------------------------
-------------------------------------------------
現在、発売中の「別冊正論”堕ちたメディア”」に昨年の私のコラム『戦後の甲子園は、朝日新聞の欺瞞だらけ』が再掲載されました。
3回にわたりその記事(コラム)を載せます。
今回はその(2)です。
-------------------------------------------------
本来、入場料を払って観戦すれば一日中、球場で試合が見られるのだが、当該チームの応援団はアルプス席に陣取り、試合終了と同時に次の試合の応援団と総入れ替えとなる。
これは大会規則による強制である。
試合ごとに、アルプス席は何千人という集団が自動的に入れ替わる。
一塁側、三塁側とも粛々と入れ替わる。
こんな効率の良い商売はあるまい。
その時、それぞれに持ち込む飲料水なども、関係者から厳しくチェックされると、保護者が嘆いていた。
大量に飲み物を持ち込まれては、球場の販売品が売れないかららしい。
ここでも商魂逞しい業者との見事な連係プレーが発揮されている。
教育という名の高校野球と言いながら最も許しがたいのは、観客にビールや酒を売り歩くことである。
高体連の競技では、考えられないことではないのか。
武道館での柔道の試合や代々木体育館でのバレーボールの試合で、観客がアルコールを飲みながら観戦する姿など見ることはないであろう。
それが本来アマチュアたる高校生の大会であろうに。
もし飲酒者がいたら即刻”場外退場”になるのではないか。
しかし、炎天下の甲子園ではビールの売り上げはかなりに上ると聞く。
営利を伴うプロ野球を毛嫌いしておきながら、実は同じ行為を繰り返している。
すべて金のためであり、選手や監督はひたむきに戦い、その見せ物と化すのだ。
純粋に戦っている選手たちに無礼である。
私には一つの信念がある。
”敗者は潔くその場を去る”ということである。
だから敗れてなおグラウンドの土を掻き集める惨めな姿は見たくはない。
しかし、甲子園ではいつの頃からか”敗者の美学”として甲子園の土を持ち帰るという涙の儀式が伝統となった。
私は監督として10回甲子園に出場したが、一度として甲子園の土を持ち帰らせなかった。
「あの土は甲子園球場の備品である。従って、持ち帰ることは窃盗罪となる。出場したという事実は厳粛であり、おみやげとして土を持ち帰らねば自分の歴史を証明できないような人間にはなるな」と毎回諭してきた。
しかし、連盟やマスコミはそんな窃盗行為を美談として扱い、泣きながら土を集める選手にフラッシュを浴びせている。
私はある時から甲子園の抽選会に着物で出席することにした。
夏でも羽織を着、春の大会は袴も付けた。
マスコミは飛びついたが、私としては、夢の甲子園の神聖なる抽選会に厳粛さと緊張感をもたせたかった。
アメリカのスポーツではあるが、高校野球は”ベースボール”ではなく”野球道”であると自負していたからである。
何よりも現代教育で失われつつある大和民族の『美』を発信したかったからである(そこには”目立ちたい”という自身の欲望も渦巻いてはいたが・・・笑)。
高野連はスター選手を希求するが指導者が目立つのは極力嫌う。
だから、私が抽選会のたびに着物を着るのはよほど目障りだったのだろう。
私が引退した翌年、抽選会要項の服装規定に新たな項目が加えられた。
「引率者(部長・監督・コーチ)の服装は、白のカッターシャツか高野連規定のスタッフシャツに限る」というものである。
斯くして高校野球という教育現場から、日本的民族衣裳である着物は排除されたのである。
何と卑怯なやり方であろう。
日本的価値観を嫌う朝日新聞の意向が働いたのではと邪推してみたくなる。
(以下次号)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
野々村直通オフィシャルサイト
---------------------------------------------------------------------
思ってもみなかった。
言われてみれば、変だよなぁ。
例えば、チームの保護者が缶ビールを片手に応援に来たら。
中学生に成ったOBが試合に来て下さいと言われて
私が缶ビールを持参でいったら

息子の高校の剣道の試合。
娘の高校のバドミントンの試合。
ビール売ってなかったし、ビールを持参している人も居なかった。
弁当を食べながら観てる人も居なかった。
勿論、小学校でも中学校でも。
何で、高校野球はOKなんだろう?
やっぱり儲かるから?
応援に行った時は

売店でホットドッグを買った。
その時、並んでいたら後ろから
「俺にも買ってくれよ。」って。
何だこのジジィって振り返ったら、長老だった

長老も好きねぇ

長老も練習がないと一日中行っているそうで、
娘も高校の時に友達の応援に行った時に長老とバッタリ。
「言うの忘れてたけど、その時かき氷を買ってもらった。」
って、ついこの前聞いた

ご馳走に成りました
