歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

雪が降ってきた、ほんの少し

2011-01-12 00:20:33 | Weblog
「私の満州」のご照会に、いつもよりたくさんの訪問があったようです。
感謝いたします。

さすがに冷えますね!
今年初めての雪が、ちらつきました。ほんの30分でしたけど。
「私の満州」の筆者さんが「私、寒いの苦手なの!」といっていかれました。(笑い)
満州は、もっと寒いだろうに。
天然冷凍庫だろうと思います。


季節が変わると、高齢者の体調も変わります。
先週から調子が悪かった方、心不全の疑いで入院。
我慢してしまって、スタッフに本音を言ってくれませんでした。
「ホントは夜横になると息が苦しくて辛いの。」
本音を言えなくしていた私たちは、なんだったのでしょう。
ご本人が我慢強いだけとは私は思えません。
もう1歩踏み込んで聞いて差し上げなければいけなかった。

終業前には、想像外のところへはまり込んでしまったインシデント。
車椅子のフッとレストに足が内側に行かないように着けてあるべるとと座面の間からずり落ちたのだろう、座面の下にきっちり身動きできないまでにはまり込んでいた。

考えられないことがリスク管理では必要なのです。
ベッド柵に首を挟んで亡くなったと言う事故も実際にあるのですから。
足を引っ掛けて骨折など、普通に考えておかねばならない。
柵を乗り越えてしまう場合もあるくらいです。


高齢の方々を見ていると、些細な変化が大事に結びつくことが多い。
「様子観察」はそういう意味で重要なケアなのです。


今夜は、今年初めてのアンサンブル練習。
新しい曲に取り組みますが、これまでと系統を少し変えて選曲してみました。
今日は男性がお休みだったのでちょっと寂しかったな!(笑い)
今月は、「椿姫」の合唱をお手伝いに言ってるので声を出せる機会が増えているので、それはありがたいですが、口を出さず手も出さず、おとなしく歌っているのはストレスもありますね!(笑い)