歌う介護士

看取りをしたご入居者から「あなたの声は癒される」と。お一人一人を思い浮かべながら、ずっと歌い続けています。

歌に専念したい!

2013-06-12 19:27:29 | Weblog


演奏会があっても所詮はアマチュアなので、雑用を手伝うことはとても多いです。
雑用が出来ないと、アマは自分で企画したりすることが出来ませんから。

そのおかげで、エクセルまで使えるようになってしまったよ~!!!
「失礼ながら、そのお年で?」って言われたけど、そういうあなたよりできるんじゃあないかい?(笑)


マア、時々、誉めてるつもりで失礼なことを言う人がいます。
悪意がないだけ救い・・・か。


せっかくの休みなのに、とんでもなくメールのやり取りで1日が過ぎた。
それも、マイナスメールの対処ばかり。
愚痴をちょっと。

仕上げた資料は添付しているのに、よく見もせず「ああだのこうだの」「こう訂正したほうが」「これも足したほうが」
言うだけなら誰でもできる。
「忙しくて見る暇がなかった」ですって!
作らされてる私は、忙しくないって言うのかしら。それも押し付けられボランテイアで。

何で、メールできちんと書いている日本語が理解できないんだろ~!
元来短気なので、ブちぎれて「これ以上、あれこれ修正って言うなら自分でやって」と。
少しは控えめですが・・・(笑)


言うべきことを言って、すっきりした。

おかげで、楽譜を開いて暗譜しようと予定していたのに、なんて無駄な時間の使い方だろう。
低血圧が並になったかもしれません。(笑)


好きなように、好きな時間で、考えながら作るのは楽しいんだけど。
誰しも、上から目線で言われてやらされるのはいい気持ちはしませんよね~。


職場じゃ人手が足りないし、
楽しみで参加しているはずが、苛立ちになるんじゃストレスが溜まります。
週末はオペラを聴きに行こうっと。

介護の本分

2013-06-08 21:17:34 | Weblog
介護職に転職して、13年経ちます。
当時、親しくしていた人たちから「身体を壊すからやめたほうがいいよ。」と助言されました。

私が一番不安だったのは、おそらく女性の職場であること。
それまで、学校も職場も男性が多いところばかりにいたからです。

自分自身も、連れ立って同じことをするのは疲れる。
物事の判断は、早いし、決めるのも迷わない。
さて、大丈夫かな?

そんなこんなことより、身体介護のハードなことや、夜勤で眠れないことなど、友人の忠告が身にしみましたが、何より生活のためが先にありました。

3年目、医療職との会話に入れないことに気づき、薬や医療知識の講習に自費で参加していきました。
そのころ、ブログを始めたのです。

介護職が、現場から生の声を発信することが問題提起になるのではないか?と思ったからです。

とはいえ、守秘義務がうるさく言われるようになり、
具体的な問題をすぐ分かるように書くことは難しくなっていきました。


介護は、「世話をしてやるケア」から「させていただく契約のケア」「その本人が望むケア」に変わりました。
あくまでも条例上は。

この仕事は、個人プレーが基本で、その集計としてチームプレーになります。
基本は1人でケアにはいります。
2人も取れるような人員配置はありません。

最近もありました、身体拘束や暴力行為。
意外に気づかれないのが、言葉の身体拘束と言葉の暴力。

介護職も仕事とはいえ、フツーのその辺にいるただの人です。
嫌われれば腹も立つ。
暴力を受ければ、返したくなる。
売り言葉に買い言葉、もある。
疲れていれば、力任せに移乗してしまう。

実は、こういう現場を見聞きしたこと、想像できたこと、あります。

私は、叩かれたことはありませんが、うっかり油断して噛みつかれたことはあります。
もう一つ、逃げるのを止めようとしてぶつけてしまったことがあります。
どちらも、ご家族にお話しました。

なにかがあっても隠さないで伝えることが大事です。
ずっと何も伝えないでいて、あるとき突然「こういう事故がありました!」では、不信感をもたれて当然ではないでしょうか。


今の勤務先でも、報告は必ずするようにと伝えています。
信頼関係は、そこから始まる。

もう一つ、ケアする相手を嫌ったり苦手にならないこと。
自分の気持ちは見抜かれてしまいます。
こんなの、友達関係と同じですよ。


大人なんだから、といいますけど、同僚と合わなくて退職する介護職は多いのです。
体調不良で退職するより多いでしょう。

一般企業ではどうなのでしょう?

創めに言葉がありました

2013-06-03 23:05:10 | Weblog
コミュニケーション手段として言葉を持つ生き物は、人類だけです。
言葉は、全ての感情を伝えます。
そう、誤解も悪意も・・・。



認知機能が低下した人は、言葉を正しくは伝えられなくなります。
また、高次脳機能障害の人もモノと名前が一致しなくなります。

でも、その人が、言わんとしていることは想像可能です。
その人の現在の生活や、過去を知っていれば理解できるものです。
いえ、知っている、と言うより、知ろうとすれば、というほうが正しいかもしれません。



声楽でも同じで、歌う言葉が伝わらないと、聞く人の心に届かせることができないと、やっと分かるようになりました。

わたしは外国語が大の苦手で、覚えられない人なのですが、
それでも発音だけは伝わるように努力しています。
苦手なので、イタリア語と日本語しか歌いません!(笑)


わたしだけの曲で、コンサートが5年後にできたらいいな!
全曲オリジナル!とまではいかないでしょうけど、そんな夢、いえ、目標を抱いています。

もちろん、生きていれば!の話です。(笑)
小さな、でも暖かなサロンでコンサートを開きたい。

歌の命である言葉を、それまで磨いていきたい。

たくさんのゲストが、入れ替わり立ち代り、来てほしいな。
それも夢です。