毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

I say a little prayer

2009-09-19 23:50:50 | パワーアップな日々 2009
ほば毎日更新をしてきた私ですが、
さすがに今回はダメージが大きくて、
間を空けてしまいました…


前回、
体調の悪い日が続いており、
『何か悪い病に侵されているのでは…』なんて書きましたけど、
悪い病に侵されていたのは、
私のたった一人の大好きな大好きな父でした。


火曜日、
『おぅ、ちびか?オレだオレ。元気か?』と、
一本の電話がありまして。

このデカくていい歳こいたおばさんを「ちび」と呼ぶのは、
この世の中で私の兄しかおりません。
そしてその兄から電話がかかってくるということは、
何か良からぬ事が起こったのだなと。

ビンゴでした。
最悪のビンゴ。
父が肝臓ガンだという知らせでした。
もう手術出来ないほど進行していると。

義母、義父と立て続けに入院した時、
「ここで私が踏ん張らないと」と気合?気負い?で動き回りましたが、
いざ自分の父となると…
もう全然ダメでして。

泣いて暮らしておりました。
泣く、放心状態、正気に戻りネットで調べ、
そしてその結果にまた泣くの繰り返し。

空腹は感じるけど食べられない。
無理やり押し込んでも僅かな量。
夜中に何度も目を覚まし眠れない。

まだ父が亡くなったわけではないのにね、
ずたぼろのぼろんぼろんになっちゃいまして。

気持ちを切り替えなければと。
どこかで気持ちを切り替えなければとね。


goodなのかbadなのかgodなのか、
偶然御縁で、
このブログで知り合ったムンクのT氏からのお誘いがありまして。
この状況下で飲みに行くなど荒療法というか酒療法?なのですけど、
180度違う状況に身を置いたらなんとか軌道修正できまして。






元気を取り戻す良いきっかけを得られました。
感謝です。


昨日は病状について医師からの説明を受けに、
地方の病院まで行ってきました。

冷静に話も聞けたし、
今後の治療法についても決定いたしました。







父は元気です。
痛みもなく、落ち込みも見受けられない。
相当のショックだったと思いますが…
私も兄も継母も父も、
皆ひと山越えたようでして(笑)。

問題だったのがうちの娘にどう知らせるか。
娘が帰省したら私の口から伝えようと、
今まで伏せておりましたので。

今朝早くににこにこ陽気に帰ってきましてね、
可哀想だけど寝耳に水、
青天の霹靂、
強烈パンチをくらった娘です。

涙ぽろぽろ流しながら私の話を聞いていたのですが。
ここからがさすが我が娘というか、
娘の職業がモノを言いまして。

持ち帰ったデータの数値を冷静に分析、
いろいろ詳しく説明してくれまして。

『大丈夫。
 まだこことここが乱れてない。
 それにまだ調べてない項目もあるっ。
 正常値ではないけれど、
 そこまで最悪の数値ではないよ。
 まだまだおじいちゃん大丈夫だよ。』

心強い一言でした。

これが私の空白?の数日間です。
体重は1.5キロあっさり落ち、
目は落ち窪み、
頬にはコケ線が見えるようになりました(笑)。

さ、
元気に行かなくちゃね。
父が悲しむだけだもの。

月末に抗ガン剤の治療を始めます。
効けよっ、効いてくれっ。
じじさまばばさまも体調崩さないでくれっ。

私?
私は大丈夫です。
父から『このタクランケ』といわれるほどの、
バカな娘に戻ります(笑)。
実際もう戻りつつあります。
…ってね、
この『タクランケ』って言われて喜ぶってのも変ですけどね(笑)。