毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

欲の流れに身を任せ、北菓楼

2011-12-12 22:43:43 | パワーアップな日々 2011

 

 

なにかとJRに乗車する機会が多いこの頃です。

 

 

また乗った。

膝には、

 

青山フラワーマッケトで買った小さな花束。

 

同じ頃。

逆方向からJRに乗った女がもう一人。

途中の駅で降り、駅待合にて合流。

つまり、私と娘があっちとこっち(上りと下り)からJRに乗り途中の駅で下車して、一緒に二人で、

父の入院している病院にお見舞いに行ってきました。

昨日でしたけど。

 

肝臓がんと告知されもう2年。

先月末に黄疸が出ちゃいまして。全身バナナの皮のような色。

娘と孫のお見舞いにとても喜んでくれまして。

あ、昭和一桁ですから、喜ぶといっても一応なんのこっちゃ的な態度をしてましたけど、

なんだか喜びを隠しとおせないというか、全身から嬉しさがにじみ出てる(笑)。

娘なんて、ちゃんちゃんこをお見舞い用に買ってあって、渡したらこれまた隠し切れない喜びが(笑)。

うん。行って良かった。

で、私も娘ももういい歳をした大人なんですけど、

父から見ればやっぱり娘と孫でして。

JR代を持って行けと。もちろん断わる固辞しても言うことを聞かない。頑固。

入院している親からお小遣いを貰って帰ることとなりました。

 

で。

娘と太っ腹になってしまいまして。

せっかくお小遣いもらったんだから、行くか?行っちゃおうか(笑)。

 

テレポーテーションっ。

 

 

北菓楼砂川本店なり。って瞬間移動ではなく、太っ腹にもタクシーで乗り付けた。

奇しくも前回敗北したのと同じ席。 

 

タクシーの中でも、

『今日日曜だし、時間も時間だし(15時すぎ)、ケーキセット無かったらどうする…』

『売り切れ、売り切れ、真っ赤なシールだらけでさぁ』

『パンしかなかったりして』

『あれはパンじゃないでしょ』

『いや、あれはパンじゃないけどほぼパンだったし』

『完売なら入り口で宣言して欲しいよね』

『あ、その前は完璧入り口で完売案内だしてたし』

『そうだそうだ、あの時もショックだったし』

『…・・・。』

『気を遣って、なんとか気持ちをアップさせようと思ってケーキ買うとかソフトクリーム食べるとか持ちかけたのにさぁ』

『……』

『あのときなんていったか覚えてる?』

『……?』

『そんなにしてまで食べたいかって言ったのよ、鬼よね、鬼っ』

『えへへへへ』

 

同じ席に座って、メニューを待つ。

真っ赤なシールだらけだったらタクシー代請求するぞなんですけど。

 

 

 

よしっ!!モンブラン好きじゃないし。問題なしですわ。

チーズ系ともっさり系が多かったような気がします。っていつもはどうだったんでしょ。

 

 

 

左が娘のレアチーズケーキセット。右は私のスノーマウンテンのケーキセット。これもチーズ系。

しっかし、いつも懲りずに書いておりますが、

お好みのケーキにシフォンケーキ、カップのソフトクリームに飲み物がついて600円なんて奇跡です。

ちなみに私の飲み物はウィンナーコーヒー。

 

 

…ってここで恐ろしいことを書きますが。

父を見舞った病院の食堂で、

娘は「エビカツとじ丼」、私は「カツカレー」を食べておりまして、

お腹がぱんぱかぱん状態だったんですけど、欲には勝てんかった。

 

 

この後、またタクシーで駅に移動、

娘はあちらに私はこちらへ、上下線に別れて乗車。

北菓楼は、来年、雪がなくなる頃までお預けだと思っていたのに。

父の顔も見れたし、函館以来の娘の顔も見れたし、あ、いい匂いしてたし(笑)、

北菓楼も食べれたし。夫は留守だし(笑)。

あ、北菓楼のケーキセットと書かなきゃダメか。

これで父が元気になってくれたらもっともっと嬉しいんですけどね。