やってきました、9のつく日はブックの日。
勝手にシリーズ化し、勝手に楽しむ。
敬意を表し、1行謙って17ページの6行目をアタマから書き写す。
まだ未読(つまり積読)、途中で置いてしまった、大昔に読んだ本など、さまざまです。
69/村上龍
とか食い物とかさ」
少女七竈と七人の可愛そうな大人/桜庭一樹
特定の誰かのことなど、けして考えるな。
BESTっス!/ゲッツ板谷
高校の友だちが6年ぶりに抜き打ちで訪ねてくるわ、ケンちゃんが「おいっ、カキ氷
まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん
「詳しいことは明日話す。じゃ、五時半に」
用もないのに/奥田英朗
てくれる。
黒い裾/幸田文
包む/幸田文
はないとおもっていたし、**様は没落して行方知れずだが松は**様のものと浸みつい
カヌー犬・ガク/野田知佑
ガクは四肢を縛られてあお向けになり、喉と腹を切り裂かれて、哀れな様子である。
猥談/岩井 志麻子
(笑)。
ニュース速報で「金正日総書紀死去」とテロップが流れ、
その文字を読むと同時にアタマの中に浮かび上がった言葉は「海の向こうで戦争が始まる」
村上龍氏の小説なんですけど、このタイトルがぽんと出てきて、
この本確か持ってたぞ、今日は9のつく日、ブックの日じゃないと探してみたのですが。
ない。
どこ行った?買ってないのか?図書館か?
初期のころの作品は必ず読んでました。
この本(69 sixty nine)、好きでした。
読んだのはかなり昔で、今読み直したらどう感じるのかは分かりませんが、
おそらく、大人になって本を読んでいる最中に声を上げ大笑いしたのは、これが初めてでないかと。
起点?起本?貴重な記念すべき初めの一冊。
その後悶絶したのは浅田次郎氏の勇気凛々シリーズの、確か1冊目だった記憶が。
最近笑える本ばかり探す傾向にあります。
笑えるかと思ったら、何これ?ってのもあって、がっくり。
そう、海の向こうで戦争が始まるを探している時に出てきたのが、幸田文さんの「包む」
え?私持ってたの?でして。
ちなみに「黒い裾」ですが、これは図書館から視聴覚CDとやらで借りてきました。
つまりは朗読本です。朗読本?CD化された声の本?これを取り込んで、走りながら聴いてみた。
う~~ん、やっぱり活字で読むべきだったかなと。
酸欠の脳で幸田文さんは無理だと思いました(笑)。
あ、朗読本をここに載せるのは反則行為だったでしょか。そう、私はずるいのよ(笑)。
同じく出てきたのが、カヌー犬・ガク。
って、上手い具合に17ページ6行目に、先を、内容を知りたくなる文章がきたっ(笑)。
ね、ガク、すんごいことなってるけど、どうなっちゃうんでしょね、って読んだのに覚えてない。
大掃除の片付けをしていたら、モンベルから送られてきた小さな雑誌に野田さんが載っていたっ!
うわぁ!何十年ぶりのご対面?
(いっつもモンベルのこの雑誌見ないんです)
うわぁ、雰囲気変わってる。若い頃の野田さんしか知らなかったので、びっくり。
若い頃といっても、何歳ぐらいだったんでしょ。まぁ、私も同時進行してますけど(笑)。
桜庭さんはまだ読んでないけど、なんだかびくついております。
岩井さんはすんごかった(笑)。すごすぎて、最後まで行かなかったはず(笑)。
近づく返却日までに読んでしまわないといけない本は、3冊。あんれぇ~でしょか。
うまい具合に17ページ6行目に、ぽんっとインパクトな文章がカチッとくれば、
これは気持ちいいです、書いてる私は。
(って私が書いてるのではなく書き写し載せているだけなのですが)
逆にいい文章が、ステキな言葉が前後の行に載っていたりすると、くっそぉっ←失礼→と、
なんだかすっごく損をしたような、宝くじじゃないですけど、近い番号なのになんで外れなのような、
そんな気分になってしまいます。
あ、年末ジャンボ買ってみようかな(笑)。