毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 48

2013-03-19 23:51:51 | 

 

寝転がりながら本を読むときって、どんな体勢してます?

あおむけ読み?うつぶせ読み?横向き読み?

私は日中あおむけ、あ、毎日寝ながら読んでるわけではありません、一応弁解、

夜寝るときはうつぶせ読みがこのごろの定番となってます。

で、このうつぶせ読みだと、そのまま寝入ってしまう危険性が高く、

ひっ潰れて寝ていたため、翌日首や肩が激しく痛むこととなったりします。

さらに、顔も無残に潰れていたらしく、おお、やっちまったよ、激しくブスだわと嘆いたりします。

さて。

あっという間の10日間。9のつく日にこのシリーズをやり始め、もう48回目となりました。

17ページの6行目をアタマから書き写してます。

アタマの一文字から書き写しているので、運よく意味が通じる文、運悪く意味不明な文とでてきますが、

まぁそれはその本の運ということで。

あとは雑文。

 

 

 

 赤めだか/立川談春

「名人芸だ」と笑顔で語りながら会場をあとにしてゆくが、談志の芝浜の時のように、

 

 

 

 山白朝子短篇集 死者のための音楽/山白朝子

「そうでも言わなければ、村人たちが怖がるではないか」

 

 

 

 55歳からのハローライフ/村上龍

 ビデオ撮影は個室で行い、簡単な自己紹介をするだけで、写真よりも情報量が多くて人

 

 

 

 最果てアーケード/小川洋子

ンガーの掛かった移動式のラックが並び、その隙間を埋めるようにマネキンが立ってい

 

 

 

 ボーン・コレクター/ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子・訳

 機関士はそりゃどういうことだよと聞き返した。あん

 

 

 

 コフィン・ダンサー/ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子・訳

しい。

 

 

 図説 死因百科/マイケル・ラルゴ

てしまった。また2002年にはニューヨーク市で、あるア

 

 

 

立川談春さんは、言葉を仕事にしているだけあって文章うまいのよね。

談志師匠ってもっととっつき難い人かと思ってましたが、読むとこれがなんともキュートなお方だったのね。

弟子への愛、師匠への愛。

もっと早くに読んでいればと思った一冊でした。チケット完売。くそ。あ、失礼。

 

山白朝子短篇集 死者のための音楽は、一度栞の話で登場しています。

栞の話でも 六

そのときに、この糸のような栞は女の人の黒髪のように見えると書いたのですが、

短篇集最後の話、「死者のための音楽」を読んでみると、こんな言葉にぶつかった。

 

    あれは、音楽という名前の糸なんだよ。

 

そうか。それを意図してるのか。「蜘蛛の糸みたいな音楽だった」という言葉もある。

臨死体験のときに聞こえた音楽の話なんですけどね。

ちなみに、山白朝子さんとは乙一さんであり、中田永一さんでもあります。

で、この本の最後にある山白さんの紹介文に、趣味はたき火、と。

いいっ。すっごくいい。持ち点大幅にアップ。あ、個人的な感情に走りすぎでしょか。

 

久しぶりの村上龍氏。

もっと軽い本かと思いきや、かなりずっしりとした内容で、

一話一話痛いところを突かれる。

「空飛ぶ夢をもう一度」が一番読んでいて辛かった。

あとがきを一部抜粋。

 定年後、老後に訪れる困難さは一様ではない。経済的格差を伴って多様化している。だ
から、五人の主人公は、「悠々自適層」「中間層」「貧窮層」、それらを代表する人物を設定
した。だが、すべての層に共通することもある。それは、その人物が、それまでの人生で、
誰と、どんな信頼関係を築いてきたかということだ。「信頼」という言葉と概念をこれほ
ど意識して小説を書いたのもはじめてのことだった。

 信頼関係、人間関係の構築。…。ふさぎ込んでしまいます。

 

最果てアーケードは、私的小川洋子さんランキングではあまり上位ではなかった。

なんでだろう。タイミング悪かったのか。

 

ボーン・コレクターは再読完了。

ハマりましたね。リンカーン・ライムシリーズ4作目まで買ってしまいました。

安全路線で4作目までしか買わなかったのではなく、

シリーズ9冊買ってしまったら、生活ストップしてしまいそうなので。夢中で先へ先へと読んでしまいそう。

耐えに耐え,延ばしに延ばし、じっくりじっくり全て二度読みで進めていこうかと。

いやぁ、面白いですわ。ライムの白いシャツがあぁなんて切ないんでしょ。

 

で、リンカーン・ライムシリーズ2作目となるのが「コフィン・ダンサー」

これも面白いけど、やっぱり「ボーン・コレクター」は別格だな。

ちょっと不満なのがトムの出番が少ないこと。

一作目から感じていたのですが、かなりデルレイのファンかも。

と、ここでまた出ますが、ライムとサックスの関係にやはり萌え。

次作を読む前にもう一度読み返そう。あ、萌えを味わいかえすのではなく、展開が早くてね。

欺きだらけでアタマの整理が必要です。

 

図説 死因百科を借りるときの職員さんのあの表情。うう。

アメリカの話ですが、今日もどこかで、こんな理由で、誰かが死んでいるという本でして。

上に載せた17ページの6行目の文、あれの死因の項目は「アイスクリーム」

どうしてアイスクリームなんかで死ぬのかと思うでしょ?

アイスクリームの販売ルートや縄張り争い、毒入りアイスクリーム、

こどもが買いに走る、あるいは買って帰ってくる途中の死亡事故など。

気になる項目だけ選んで飛ばし読み。

ご丁寧にといいますか、本の最後に載っている墓碑銘も強烈でした。

 

 以上、17ページ6行目48でした。