「春でぇむん」って知ってます?
あれは3年ほど前になるのかな、突然娘が「春でぇむん、春でぇむん」と言いだして、
活字にすると「春でぇむん」とわかるけど、
耳から入ってくる音だけだと「ハルデームン」で、いったいどこの国の言語なのか。
そもそも「春でぇむん」という言葉を知らなくて、下地がないからちんぷんかんぷん。
中学の教科書に載っていたそうで、いまでもその詩が突然頭に浮かんで「春でぇむん いいあんべぇ」なのだと。
今日も曇り空でした。
本当△な三角山。
山肌に見えていた雪もかなり少なくなってきているのがわかります。
琴似発寒川。いつもの場所から橋2本(小さいのを入れると3本)下流。
雪解け増水で小さな橋を渡るにも怖い。引きこまれそうで、脚がわなわなしてきます。震えるガニ股。
さて、こちらの河畔は梅や桃や桜がたくさん植えてあるのですがどんな感じになってるか。
お、
濃い濃い、ほぼ赤に近いピンクの蕾がぷっくりとふくらんでいる。
もうすこし、あともう少しでしょか。
一枚だけ開きかけている。
やっぱりこっちも伐ってある。
羆対策(見通し・見晴しを良くすることで近寄らせない)かと思ったのですが、
増水・洪水対策のようです。たしかに下流は住宅地だし、ここまで羆はこないだろうし。
ゴウゴウ流れていて怖い怖い。溢れたらもっと怖いものね。
で、ふくらむ蕾を見ながら歩いていると、ひょっとしたら、ひょっとしたら、
気の早いウメちゃんがどこかにいて、ひそかにこっそり咲いているのではないかと、
目をサーチライト化しながら歩いていくと、
お!お!ウメちゃん見つけたざます。
かわいい。なんてかわいいんでしょ。この質感のコントラスト。
これはまだ開花とはいえないのかな。
その上には、
こちらも開きかけている。
もう少しですねー、梅が咲き誇るピンクや白の道を走るのも。
エゾヤマザクラの蕾も写したのですが、ピンボケすぎて没。
まだお待ちなさい状態でした。
白木蓮かな?壁に近い枝は開花。
それからこれは昨日の写真ですが、
レンギョウも輝く黄色に咲き始め、
何度か登場していたシデコブシと思われる花も開いていました。
離れたところから見ると、ここだけぽっこりピンクの花笠みたいになっていた。
春でぇむん、いいあんべぇはもうすぐそこでしょか。