【Live Information】
関西屈指のドラマーのひとりである田中ヒロシさんが、リーダー・アルバムをリリースしたのを記念して、ツアーを行いました。
田中ヒロシさんといえば、2007年の第44回なにわ芸術祭ジャズ部門・第15回中山正治ジャズ大賞を受賞、岸ミツアキさんとの数々の海外公演でも知られている名ドラマーです。かつて、来日したアート・ブレイキーが急病となった時には、急遽一週間の代役を務めて絶賛されたのは有名な話です。
セット・リストはジャズのスタンダード・チューン主体でした。
トリオのメンバーがみな、楽器を通じて歌う歌う。
バップの香りに満ちているサウンドには血が通っているような温かみがあり、ジャズの楽しさを存分に味わうことができました。
ジャズが敬遠される理由のひとつに「わからない」というのがありますが、ソロ、フィル・イン、バッキング、どれをとっても伝わってくるもの、迫ってくるものが大きく、説得力に満ちていたように思いました。
ピアノの志水さん、ベースの光岡さんは、現在関西を中心に引っ張りだこのミュージシャン。このふたりは「ハード・バップ研究会」で日々研鑽を積んでいます。もちろんバップだけではなく、幅広い音楽性を持っていて、ちゃんと自分の「歌」を歌っています。
実力派ボーカリスト新井雅代さんの存在感の大きさ、中味の濃い歌も相変わらずです。
声量、抑揚の付け方、ダイナミックなスキャットなどなど、実力的にも素晴らしいことを改めて感じました。
4人のメンバーがそれぞれに音で意思を伝え合い、瞬時に反応し、作り上げていく様を見る(聴く)のも楽しく、あっという間の2セットでした。
いわば百戦錬磨のベテランのヒロシさん、新井さんの音楽観に、光岡さん、志水さんが新鮮な感性を持ち込んでしっかり練り上げたサウンド、とでも言ったらいいのかな。
とても楽しく、素晴らしいライブでした。
2018年9月28日(金)
・田中ヒロシ(drums)
・志水愛(piano)
・光岡尚紀(bass)
・新井雅代(vocal)
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関西屈指のドラマーのひとりである田中ヒロシさんが、リーダー・アルバムをリリースしたのを記念して、ツアーを行いました。
田中ヒロシさんといえば、2007年の第44回なにわ芸術祭ジャズ部門・第15回中山正治ジャズ大賞を受賞、岸ミツアキさんとの数々の海外公演でも知られている名ドラマーです。かつて、来日したアート・ブレイキーが急病となった時には、急遽一週間の代役を務めて絶賛されたのは有名な話です。
セット・リストはジャズのスタンダード・チューン主体でした。
トリオのメンバーがみな、楽器を通じて歌う歌う。
バップの香りに満ちているサウンドには血が通っているような温かみがあり、ジャズの楽しさを存分に味わうことができました。
ジャズが敬遠される理由のひとつに「わからない」というのがありますが、ソロ、フィル・イン、バッキング、どれをとっても伝わってくるもの、迫ってくるものが大きく、説得力に満ちていたように思いました。
ピアノの志水さん、ベースの光岡さんは、現在関西を中心に引っ張りだこのミュージシャン。このふたりは「ハード・バップ研究会」で日々研鑽を積んでいます。もちろんバップだけではなく、幅広い音楽性を持っていて、ちゃんと自分の「歌」を歌っています。
実力派ボーカリスト新井雅代さんの存在感の大きさ、中味の濃い歌も相変わらずです。
声量、抑揚の付け方、ダイナミックなスキャットなどなど、実力的にも素晴らしいことを改めて感じました。
4人のメンバーがそれぞれに音で意思を伝え合い、瞬時に反応し、作り上げていく様を見る(聴く)のも楽しく、あっという間の2セットでした。
いわば百戦錬磨のベテランのヒロシさん、新井さんの音楽観に、光岡さん、志水さんが新鮮な感性を持ち込んでしっかり練り上げたサウンド、とでも言ったらいいのかな。
とても楽しく、素晴らしいライブでした。
2018年9月28日(金)
・田中ヒロシ(drums)
・志水愛(piano)
・光岡尚紀(bass)
・新井雅代(vocal)
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