【Live Information】
先日、不定期でライブも行っているとあるお店の店主と話をしていた時のことです。
ちょっと改まった感じで「ライブの時に写真を撮られて気にならない?」と尋ねられました。聞くと、「お客さまから、『せっかく聴いているのにシャッター音が気になる』という声をいただくことがあって、どうしたものかと考えているところ」なんだそうです。
また、別のあるお店での出来事ですが、「演奏が聴こえないくらい大声でしゃべったり、演奏中に演奏者の譜面台を倒しながらトイレへ行ったりした酔客がいて、とても困った」という話も聞きました。
自分にもとくにたいした見識があるわけではありませんが、「ステージに上がる側」「客席で聴く側」の両方を経験している身としては、以下のようにに思ってます。
まず写真について。
演奏中に写真を撮られることについては、自分が神経質な部類だという自覚があるにもかかわらず、不思議と気になりません。あるとすれば、「カッコよく撮ってもらわねば」という自意識過剰に陥って自滅するくらいですwww(これはもちろんぼくの自己責任
)
とくに斬新な方法ではないですが、演奏中に撮影するにあたっては、
①盛り上がる曲・音量の上がる場面でシャッターを押す。
②バラードや、静かな部分では撮らない。どうしても撮りたい時はiPhoneなどの無音カメラアプリを使う。
③フラッシュについてですが、事前に「フラッシュはご遠慮ください」とアナウンスするミュージシャンは意外にいます。フラッシュはOKが出ている時以外は使わないほうが無難でしょう。ただし、自分たちミュージシャンの気が散る、という理由ではなく、他のお客さんへの気遣いであることもあるので、主催者やミュージシャンに事前に確認すればいいと思います。
ということなどに留意すればいいのではないでしょうか。
もちろん主催者側にあらかじめ撮影の可不可を確認して、という前提でですが。
演奏者にとっては、写真を撮っていただけるということはPRにもなるし、いろんなメリットがあるので有り難いことなのです。
「いつも気遣って撮影しているんだけど、きょうはとくに神経質すぎる人が隣にいた」などいろんなケースがあるので簡単には言いつくせませんが、 「他にもお客さまがいらっしゃる」ことを意識に置いておけば大丈夫だと思います。また逆に「撮影を楽しんでいる方もいらっしゃる」人もおられることを許容するのも大事です。
結局、「お互いさま」ということではないでしょうか。
次に演奏中の大声のおしゃべりについて。
いろんな場合がありますが、ここは「今夜はライブである」ことを前提に営業しているお店について述べてみます。
簡単に言えば、生演奏を聴くのは映画館や美術館などと同じで、「不特定多数の方が集まる公共の場」で「お金を払い」「自分の時間を使って」楽しむことにほかなりません。演奏を聴かずに大声でしゃべり続け、他のお客さまに演奏が聴こえづらい状況を作る方は、「どうぞお帰りください」あるいは「来てもらわなくても構いません」と言われても仕方がないのです。(もちろん「よう喋る1000円札やなw」的な受け取り方もアリですwww)
または演奏者が一瞬でも演奏を中断せざるをえなかったり、演奏を躊躇しそうになるような行いをする方も同じです。
程度はお店の方の物差しで判断すればいいと思います。
もしぼくが客席にいれば、「うるさいから出ていってくれ」と、優しくですが言います。
だってふつうはお金を払った見返りに商品などを受け取るわけですからね。演奏をじっくり楽しみたいのに騒音で台無しにされるわけですから。買った物を台無しに(例えば壊されたり)されたら弁償してもらうのと同じです。
もうひとつ言えば、そういう迷惑な人を許容すると、その類友が集まってくるようになります。そしてちゃんとした方はお店からは離れていくでしょう。
ただし、客席に無言の行を強要している訳ではないのです。ホールとは違い、飲んだり食べたりしながら、盛り上がれば「Yeah!」と言いながら、そして演奏者の息遣いを感じながら、くつろいで演奏を楽しめるのがジャズ・クラブのいいところなのですから。
要するに、自分だけがその場にいるのではないこと、他にも楽しみに来ている方がおられる、ということは忘れずにいましょう、ということですね。
ついでに追記。
地元の人ですが、ステージへ上がる身、あるいは演奏する側(上手いとか下手とか関係ない)でありながら、ステージで他の方が一生懸命演奏しているのに客席で始終しゃべり続け、笑い続ける人を何度か見ています。こういうのは論外です。同じミュージシャンに敬意を持てないのかな。自分まで恥ずかしくなります。
当たり前のことを、読みようには上から書いているようにも見えるでしょうが、そのあたりはお許しください。(もともとエラそうな人間なのです(^^;))
あくまで私見です。いろいろな価値観があるのを分かっているうえで書いてみました。
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先日、不定期でライブも行っているとあるお店の店主と話をしていた時のことです。
ちょっと改まった感じで「ライブの時に写真を撮られて気にならない?」と尋ねられました。聞くと、「お客さまから、『せっかく聴いているのにシャッター音が気になる』という声をいただくことがあって、どうしたものかと考えているところ」なんだそうです。
また、別のあるお店での出来事ですが、「演奏が聴こえないくらい大声でしゃべったり、演奏中に演奏者の譜面台を倒しながらトイレへ行ったりした酔客がいて、とても困った」という話も聞きました。
自分にもとくにたいした見識があるわけではありませんが、「ステージに上がる側」「客席で聴く側」の両方を経験している身としては、以下のようにに思ってます。
まず写真について。
演奏中に写真を撮られることについては、自分が神経質な部類だという自覚があるにもかかわらず、不思議と気になりません。あるとすれば、「カッコよく撮ってもらわねば」という自意識過剰に陥って自滅するくらいですwww(これはもちろんぼくの自己責任

とくに斬新な方法ではないですが、演奏中に撮影するにあたっては、
①盛り上がる曲・音量の上がる場面でシャッターを押す。
②バラードや、静かな部分では撮らない。どうしても撮りたい時はiPhoneなどの無音カメラアプリを使う。
③フラッシュについてですが、事前に「フラッシュはご遠慮ください」とアナウンスするミュージシャンは意外にいます。フラッシュはOKが出ている時以外は使わないほうが無難でしょう。ただし、自分たちミュージシャンの気が散る、という理由ではなく、他のお客さんへの気遣いであることもあるので、主催者やミュージシャンに事前に確認すればいいと思います。
ということなどに留意すればいいのではないでしょうか。
もちろん主催者側にあらかじめ撮影の可不可を確認して、という前提でですが。
演奏者にとっては、写真を撮っていただけるということはPRにもなるし、いろんなメリットがあるので有り難いことなのです。
「いつも気遣って撮影しているんだけど、きょうはとくに神経質すぎる人が隣にいた」などいろんなケースがあるので簡単には言いつくせませんが、 「他にもお客さまがいらっしゃる」ことを意識に置いておけば大丈夫だと思います。また逆に「撮影を楽しんでいる方もいらっしゃる」人もおられることを許容するのも大事です。
結局、「お互いさま」ということではないでしょうか。
次に演奏中の大声のおしゃべりについて。
いろんな場合がありますが、ここは「今夜はライブである」ことを前提に営業しているお店について述べてみます。
簡単に言えば、生演奏を聴くのは映画館や美術館などと同じで、「不特定多数の方が集まる公共の場」で「お金を払い」「自分の時間を使って」楽しむことにほかなりません。演奏を聴かずに大声でしゃべり続け、他のお客さまに演奏が聴こえづらい状況を作る方は、「どうぞお帰りください」あるいは「来てもらわなくても構いません」と言われても仕方がないのです。(もちろん「よう喋る1000円札やなw」的な受け取り方もアリですwww)
または演奏者が一瞬でも演奏を中断せざるをえなかったり、演奏を躊躇しそうになるような行いをする方も同じです。
程度はお店の方の物差しで判断すればいいと思います。
もしぼくが客席にいれば、「うるさいから出ていってくれ」と、優しくですが言います。
だってふつうはお金を払った見返りに商品などを受け取るわけですからね。演奏をじっくり楽しみたいのに騒音で台無しにされるわけですから。買った物を台無しに(例えば壊されたり)されたら弁償してもらうのと同じです。
もうひとつ言えば、そういう迷惑な人を許容すると、その類友が集まってくるようになります。そしてちゃんとした方はお店からは離れていくでしょう。
ただし、客席に無言の行を強要している訳ではないのです。ホールとは違い、飲んだり食べたりしながら、盛り上がれば「Yeah!」と言いながら、そして演奏者の息遣いを感じながら、くつろいで演奏を楽しめるのがジャズ・クラブのいいところなのですから。
要するに、自分だけがその場にいるのではないこと、他にも楽しみに来ている方がおられる、ということは忘れずにいましょう、ということですね。
ついでに追記。
地元の人ですが、ステージへ上がる身、あるいは演奏する側(上手いとか下手とか関係ない)でありながら、ステージで他の方が一生懸命演奏しているのに客席で始終しゃべり続け、笑い続ける人を何度か見ています。こういうのは論外です。同じミュージシャンに敬意を持てないのかな。自分まで恥ずかしくなります。
当たり前のことを、読みようには上から書いているようにも見えるでしょうが、そのあたりはお許しください。(もともとエラそうな人間なのです(^^;))
あくまで私見です。いろいろな価値観があるのを分かっているうえで書いてみました。
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