ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

奇蹟の芸術都市 バルセロナ展

2019年08月20日 | 見る聴く感じるその他

【Live Information】


 よく姫路城周辺を散策します。
 ちょっとした時間つぶしでもあるのですが、あたりには動物園や県立博物館、市立美術館があったりして、退屈することがありません。
 7月に姫路へ行ったとき、美術館で「奇蹟の芸術都市 バルセロナ展」が催されているのを知りました。
 でも、ちょうど車にコントラバスを乗せていたのです。
 炎天下の中、楽器を放置して行くことはできません。そこで8月にもう一回来よう、と決めて、その日はちょっとがっかりしながら姫路をあとにしたのです。


          


 次に姫路へ行ったのは8月10日。
 さきに用を済ませてから、ワクワクしながら市立美術館へ向かいました。
 絵がわかるわけではないのですが、写真集を見るよりも生で見る方がやっぱり「迫力」が違いますね。
 音楽をCDで聴くより、ライブの方が・・・というのと同じです。


          


 バルセロナはカタルーニャの州都です。
 19世紀の中頃、産業革命にともない旧市街の市壁を取り壊して市域を広げました。
 これによりバルセロナは近代都市として大きく発展しました。


          
          モデスト・ウルジェイ 「共同墓地のある風景」 (1890年代)


          
          フランセスク・マスリエラ 「1882年の冬」 (1882)


          
          ジュアン・プラネッリャ 「職工の娘」 (1882)


          
          ジュアン・リモーナ 「読書」 (1891年)


          
          サンティアゴ・ルシニョル 「青い中庭」 (1892頃)


          
          サンティアゴ・ルシニョル 「モルヒネ中毒の女」 (1894)



          
          ラモン・カザス 「入浴前」 (1894年)


          
          ジュアキム・ミール 「貧しき者の大聖堂」 (1898年)


          
          ルマー・リベラ 「夜会のあとで」 (1894年頃)


          
         ルマー・リベラ 「休息」 (1902)


          
          ジュアン・ミロ 「おお!あの人やっちゃったのね」 <絵画詩> (1925)


          
         ジュアン・ミロ 「スペインを救え」 (1937年)


          
          パブロ・ピカソ 「ギターのある静物」 (1912)
          
          
          
          パブロ・ピカソ 「ミノタウロマキア」 (1935)


          
          パブロ・ピカソ 「泣く女」 (1937)


          
          サルバドール・ダリ 「静物」 (1923年)


          
          サルバドール・ダリ 「水の中の裸体」 (1924頃)


          
         サルバドール・ダリ 「ヴィーナスと水兵」 (1925)


 展示してあった作家の多くは名前を知らなかったのですが、どの作品も存在感があって、思わず見入ってしまうものばかりでした。
 なかでもウルジェイの「共同墓地のある風景」や、プラネッリャ「職工の娘」などに魅かれました。
 またピカソの「泣く女」、ダリの「ヴィーナスと水兵」などの有名な作品を見ることができて、ちょっとテンションが上がりましたね。


          





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