♪お気に入り映画25
■ブルース・ブラザーズ2000 (Blues Brothers 2000)
■1998年 アメリカ映画
■監督…ジョン・ランディス
■音楽…ポール・シェイファー
☆ダン・エイクロイド(エルウッド・ブルース)
☆ジョン・グッドマン(マイティ・マック)
☆ジョー・モートン(ケイベル・チェンバレン)
☆J・エヴァン・ボニファント(バスター)
☆アレサ・フランクリン(ミセス・マーフィー)
☆ジェームズ・ブラウン(クリオファス牧師)
☆B.B.キング(マルバーン・ガスペロン)
☆サム・ムーア
☆ニア・ピープルズ
☆エディ・フロイド
etc・・・
【ネタバレあります】
前作から18年、主役のジョン・ベルーシほか、キャブ・キャロウェイとジョン・キャンディが鬼籍に入った今、続編をどういった形で作ってくれるのか心配と楽しみが半々でした。
ストーリーは前作とほぼ同じ。バンド再編を目論むエルウッドがメンバーを集めつつもあちこちで騒動を巻き起こし、警察とロシアン・マフィアに追われながら、伝説のバンド・コンテストを目指して旅に出る、というもの。お約束のカー・チェイスや、ちょっぴりおバカなギャグも相変わらずです。
でもこれは、ネタが尽きたというより、前作のパロディー、いや、パロディーでもないな、むしろ前作へのオマージュ、といった方がいいのかもしれません。
実際のところ、前作と似通ったストーリーであるというのは、二番煎じと受け取られかねないとも思います。また、ブルース・ブラザーズ・バンドの面々も前作に比べて18歳年を取っているわけで、そのためこれらを映像で見ると、映画そのもののパワー・ダウンに繋がっているのは否めないところでしょう。
でも、ぼくは「ブルース・ブラザーズ」は偉大なるマンネリでも構わないんじゃないか、と思います。なぜなら、映画の中でエルウッドが語っている通り、アメリカの偉大な音楽であるブルーズ、ジャズ、ソウルなどの楽しさを伝えようとしているのがこの映画の大きなテーマだと思うからなのです。そしてその通り、今回の演奏シーンも楽しいものばかりでした。また、どんな困難に見舞われても平気の平左、つねに前を見て進み続けるエルウッドの生き様も能天気でいいんですよね。
今回も大物ミュージシャンがズラリと勢ぞろいしています。
とくにクライマックス・シーンで登場する「ルイジアナ・ゲイター・ボーイズ」のメンバーの豪華なこと!
B.B.キングを筆頭に、エリック・クラプトン、ジミー・ヴォーン、ジェフ・バクスター、ドクター・ジョン、ボ・ディドリー、ジョシュア・レッドマン、ジョン・ファディス、アイザック・ヘイズ、ジャック・ディジョネット、スティーヴィー・ウィンウッド、ビリー・プレストン、ウィリー・ウィークスなどなど、総勢21名からなるスーパー・バンドです。彼らの演奏する「ハウ・ブルー・キャン・ユー・ゲット」からはブルーズの持つ魅力・迫力が存分に伝わってきます。
ブルース・ブラザーズの演奏する「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」も断然楽しい!新たにフロントに加わったマイティ・マック(ジョン・グッドマン)、ケイベル・チェンバレン(ジョー・モートン)、バスター(J・エヴァン・ボニファント)の熱演ぶりがとてもカッコいいのです。とくにバスターの活躍ぶりが可愛らしい。エルウッドとブルース・ハープのバトルを繰り広げるところや、ボーイ・ソプラノを駆使しての堂々たる歌いっぷりなんて、見ているだけで血が騒ぎます。
また、前作ではブルース・ブラザーズの親代わりとしてカーティス(キャブ・キャロウェイ)が出ていましたが、今作ではカーティスの息子が登場します。それがジョー・モートン演ずるケイベルなんですが、ケイベルの愛称が「キャブ」というところなんて、今は亡きキャブ・キャロウェイに敬意を払っているのが想像できて、ちょっぴりシミジミしました。
どうしても前作と比較してしまうところなのでしょうが、「2000」は「2000」として観ればいいのではないかな、と思います。
気がつけば、「ブルース・ブラザース」のキャストからは、さらにレイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウン、ビリー・プレストンらが亡くなっています。とくに「パート1」に出ていた人の名がこうして次々と消えていくのも、また寂しいことですね。
しかし、できれば「パート3」も製作して、もっともっとR&Bの楽しさを広めてほしいとも思うのです。
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先日が、「オズの魔法使い」だったので油断してました。
これはですね。 名前しか知らぬのです。
でもって、名前も 「バブルガムブラザース」とゴチャゴチャになってます。
ミュージカルなのでしょうか~?
P.S.
映画はぜひ'60~'70年代をお願い致します。
何を仰いますNobさん。人を戦前生まれのように・・・(^^;)
「バブルガム~」は日本のお笑いミュージシャンですね。それで「ブルース~」はアメリカのお笑いミュージシャン・・・あらら、さらにヤヤコシイことに。。。
これはですね、「2000」じゃなくて、まず「ブルース・ブラザーズ」の方をぜひ観て下さい。とーっても面白いですよ。ギャグ満載、カーチェイスはド派手、音楽はカッコいい、と三拍子そろっております。演奏のシーンはふんだんにありますが、ミュージカルではないです。
普段あまりオススメすることのないワタクシですが、これは強力にプッシュしたいと思います。(^^)
本当にこのシリーズは最高ですよね。
震えるくらい大好きです(^^;)。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします!
私のブログは映画の記事は少ないのですが、仲良くしてください(^^)。
コメントありがとうございます。
TBがすぐに反映されなかったので挨拶が遅れました~
遠慮なくまた遊びに行かせて頂きますので、どうぞよろしくお願いします。
「ブルース・ブラザーズ」、もう何回観たでしょうか。何度観ても飽きないんですよね~
できれば「ブルース・ブラザーズ2010」というのもやって欲しいくらいです。
また遊びに行かせて頂きますね。
以後どうぞよろしくお願いいたします~
とかエラソウにゆって、ちゃんと観たことないんです~(汗)
いつもながら、MINAGIさんご紹介の映画や音楽、観てみたい聴いて見たい!って気になります
「OZ」も視聴させていただきました!少ししか聴けなかったけど好きな感じでした~ありがとうございました~
なんだかまた観たくなりましたよ。いつもMINAGIさんったら お勧めが上手なんだから(笑)。レンタルやさん通いはお休みしようと思っていたところなのに、また行きたくなっちゃったじゃないですかぁ(笑)
でもどちらかというと「BB2000」より、まずは「ブルース・ブラザーズ」の方を薦めたいところです。
>いつもながら~
ありがとうござゐます! こんな拙文からでも何かを感じてくださることに感謝です~(^^)
マキ&OZの試聴は、前奏が長くて肝心のヴォーカルを聴くことができないトラックが多すぎでしたね~(ザンネン)
でも動画から雰囲気は分かって頂けたかな。機会があればOZのCDも聴いてみてくださいね。
次から次へとネタを繰り出してくれて、飽きないですよね。
「ルイジアナ・ゲイター・ボーイズ」の演奏は良かったですよね~。みんなとても楽しそうにプレイしてて。しかもカッコいいし。この演奏だけでも「BB2000」を観たかいがあった、というもんですね。
>お勧めが上手
いやいや(汗)、こんな拙い文章で「その気」になってもらって、そう感じて下さる方が嬉しいですよ。
でもこれは何度でも観ましょう!(キッパリ)
さあけいさん、今日はレンタルショップへGO!ですよ~(笑)