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昨年12月28日土曜日、午後2時ごろにハチくんは神さまのところに旅立ちました。
14才と6ヵ月でした。
ハチくんがぼくのところに来たのは2010年の8月。生後2ヵ月でした。
それからの14年4ヵ月、一緒に暮らしてくれました。
感謝しかありません。
散歩のときハチくんはスタスタ歩いたり走ったりすることがなくなったなあ、とは思っていました。
それが去年の秋ごろには少し歩いては止まり、また少し歩いては止まるようになり、同じところをグルグル回るようになり。
だいぶ年を取ったんだという現実をはっきり知らされた気がしていました。
おととしは、ブログ友の花太郎さんの愛犬コタローくんが亡くなり(あの時も悲しかった・・・)、去年は散歩の時によく会っていた近所の仲良しワンコも亡くなり、もしかしたらハチくんの神さまのところへ行く日も近いのかもしれないな、ということも頭をよぎっていました。
12月になってからは足取りがさらに弱ってきました。
そして12月18日の深夜、散歩から帰るといままでになくよろよろと部屋に入ってそのままバタリと倒れ、それからは寝たままで、何も食べなくなりました。
その3日後くらいから、ササミをほぐした老犬用フードをなんとかぼくの手から食べてくれるようになりましたが、固形のカリカリはもう食べなくなり、起き上がることもできなくなりました。
26日以降はぼくが風邪で寝込んでしまいましたが、結果的には最後までずっと一緒にいてやることができました。
最後は自分の手で斎場へ連れていってやりたいと思いました。
友人Tさんが手を貸してくださったので、たいへん助かりました。
斎場でハチくんとお別れする時に、一気に寂しさと悲しみがこみあげてきました。
車に戻ると、涙をこらえられませんでした。
人との関わり方が下手なぼくですが、日頃からいろんな方が気にかけてくださったり、話をしたこともないような方が「ハチくん元気?」などと声をかけてくださったりしていました。
ハチくんは、きっとそういう形でぼくの後押しをしてくれたワンコだったんだと、いまになってしみじみ思うのです。
ちょっと強い言い方になりますが、心にもないことを平気でおっしゃる方が多いなか、ハチくんは嬉しければシッポを振ってくれ、怒れば牙をむき、いつもありのままを見せてくれていました。付き合うのに裏表を考える必要のない、本当にいいやつでした。
いまはとても寂しいですが、同時に、ハチくんは苦痛やワガママな飼い主、そして首輪からも解放されて、今では神さまのところで思う存分走り回っていると、ぼくは信じています。
ハチくんには「楽しい14年をありがとう!」しかありません。
ふり返ると、思い出いっぱいの幸せな時間でした。
また会えるといいな。
そして会ったことの有無にかかわらずハチくんを可愛がってくださった方々、気にかけてくださった方々には、最後に厚くお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました
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