ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

プロ野球の健全な発展とは

2005年10月28日 | 随想録

♪なにはともあれ、ロッテの優勝、見事でした。31年は長かったでしょうね。


日本シリーズが終わると、野球シーズンの終わりを感じます。
今年はロッテが31年ぶりに優勝、
日本シリーズでもわがタイガースを一方的に蹴散らして、日本一となりました。
バレンタイン監督の手腕、これは見事というほかはありません。
前回の来日の時も、低迷続きだったチームを即2位に躍進させましたから。
もちろん監督の采配に応えた選手たちも称えられるべきでしょうね。
とくに西岡、今江両選手のハツラツとした活躍、素晴らしかったです。


昨年の近鉄解散騒動から変革が叫ばれているようですが、
どうも球界の理念がまだ見えてきません。
球団は親会社のためにあるのか、またはファンのためにあるのか。
「偉い人」たちは、球界の発展とは何を意味することと捉えているのか。


例えば、プレーオフなどという制度、
これは長いペナント・レースを無意味にしかねないものだと思うのですが、
どうなんでしょうね。
山場のないペナント・レースを危惧するむきもあるのでしょうが、
そういう年があるのはもう仕方のないことで、
なるべく一方的なシーズンにならないよう、
戦力の均衡を図る目的のドラフト会議があるわけですから。


最近の、株の売買と球団経営のからんだ話を見聞きすると、
経営者側・出資者側には、
ほんとうに野球が好きで、球界の健全な発展を願う人がいるのかどうか
心配になってきます。
(もちろん少数ながらそういう方はいらっしゃるようですけれどね)


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