貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

八咫烏の道案内

2020-03-07 09:06:25 | 日記

八咫烏の道案内

令和2年3月7日(土)

 私の子ども時代は、12月28日頃、

恒例の餅つきを母屋でやった。

 母親は4時頃母屋へ。

 私は5時過ぎに起き、母屋へ行く。

 小突きをやり、つきたての餅で、

小豆や大根おろし、きなこなどをまぶして

おなかいっぱい食べた。

 最初の一臼は、鏡餅になり、神前に!

 その鏡餅は、八咫鏡ともいう。

 直径20センチ以上の大きな思い丸餅。

 「翌年も円満に!」という祈願!

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 本当の「八咫鏡」は直径46センチほど

あるという。

 今朝は、深谷市。

 楡山神社参拝!

  ハルニレの大木が以前にあり。

 今は蘖(ひこばえ)が何本も我先にと

競っている。

 早めに育てる木を決めた方が・・・。

  御社名の由来は、御神域一帯に

楡の木が多かったことによる。

 当社の御神紋の「八(や)咫(た)烏(がらす)」

は、初代神武天皇の東征の際、

南紀の熊野から、翼の大きさ八尺余り

の八咫烏の道案内で、大和に入ったと

いふ故事から、当社が熊野権現と

いわれた時代に定まったともいわれる。

  東参道入口左百㍍道路際にある芭蕉句碑。

 句は、

  「冬こもり 

   又よりそはむ 

      此はしら」。

  元禄元年。

 前年から旅に出て十月末、帰庵した芭蕉

には、特別の懐かしさが感ぜられたで

あろうし、

久しぶりで自庵で冬籠もりをする

落ち着いた気持ちもある。

「又」と「此」の二文字から

その心を読み取ることができる。