貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

十六夜や・・・!

2020-03-12 08:42:04 | 日記

十六夜や・・・!

令和2年3月12日(木)

 WHO、世界保健機構が、

「新型コロナウィルスの流行は

Pandemicになった。」と表明。

Pandemic!

 世界的大流行のことらしい。

 ウィルスの世界制覇?

 見えない物の怖さを、改めて知る朝。

 今朝は、坂城町の十六夜観月堂へ。 

  朝早くから40代前半かな?

 ご夫婦がそれぞれ野良仕事を

しておられる。

 草取りをしておられた奥様に声を

かけ、観月堂を確認。

 入り口がわかりづらい。

 「車は道端にどうぞ」というかけ声

に甘え、徒歩で登る。

 上信道の陸橋と千曲川、背景となる

小高い山々、朝日が積乱の雲間から

威光を放つ。

  十六夜を詠った句碑いくつもあり。

  芭蕉の句碑は見当たらず。

「桃青霊神」の石碑があり。

 これは珍しい。

 「いさよいも また更科の 郡かな」

という句の誕生も伺え、懐古できる

絶好な処。

 因みに、更科八景の一つ。

  その昔、都の生活を懐かしんだ村上氏

が、この場所で月を眺め、歌を詠んだ

という。

 絶景!千曲川も見える。