「頓天志奴氣之幾盤見衣壽」、何て詠む?
令和2年3月8日(日)
昨日、テレビの震災特集で・・・!
「暗い、暗いと言わずに、進んで
灯りを点けましょう!」
という祖父の言葉を、9年たってやっと
凄い祖父の生き様を捉え、「二本の大樹
にきれいな花を咲かせる」絵を仕上げた
画家の女性の映像。
心の震災は、やはり癒えるし、
癒えてほしい!!!
今朝も深谷市。
北門から入る。
これが正門。
本殿にて参拝!
吉祥寺は、今から約800年前、
鎌倉・北条執権政治全盛の時代。
新宗派が次々生まれた時代、
聖一(しよういつ)国師 というお坊さんが、
上州世良田の長楽寺の修行中に開く。
「聖一国師」というのは、
「日本一国の先生」という意味で、
辨圓さんは我が国初めての国師号を
朝廷(花園天皇)から賜った、
超すごいお坊さん。
芭蕉句碑は、天保12年に建立。
芭蕉句碑の句は、
「頓て志ぬ
氣しきは見えず
蟬のこゑ」 。
刻印されている文字は、
「頓天志奴
氣之幾盤見衣壽
蝉農己恵」
「蝉は、もうすぐ秋になれば、
はかなく死んでしまうに決まっている。
それなのに今は、少しもその様子がなく、
やかましいばかりに泣き立てている
ことだ。」
の意。
読めるかな?
読めても情景がイメージできないのは、
私だけ?