貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

「頓天志奴氣之幾盤見衣壽」、何て詠む?

2020-03-08 08:58:37 | 日記

「頓天志奴氣之幾盤見衣壽」、何て詠む?

令和2年3月8日(日)

 昨日、テレビの震災特集で・・・!

「暗い、暗いと言わずに、進んで

 灯りを点けましょう!」

という祖父の言葉を、9年たってやっと

凄い祖父の生き様を捉え、「二本の大樹

にきれいな花を咲かせる」絵を仕上げた

画家の女性の映像。

 心の震災は、やはり癒えるし、

癒えてほしい!!!

 今朝も深谷市。

 北門から入る。

 これが正門。

 本殿にて参拝!

 吉祥寺は、今から約800年前、

 鎌倉・北条執権政治全盛の時代。

 新宗派が次々生まれた時代、

聖一(しよういつ)国師 というお坊さんが、

上州世良田の長楽寺の修行中に開く。

 「聖一国師」というのは、

「日本一国の先生」という意味で、

辨圓さんは我が国初めての国師号を

朝廷(花園天皇)から賜った、

超すごいお坊さん。


 

 芭蕉句碑は、天保12年に建立。

芭蕉句碑の句は、

「頓て志ぬ 

    氣しきは見えず 

       蟬のこゑ」

 刻印されている文字は、

「頓天志奴 

   氣之幾盤見衣壽 

       蝉農己恵」

「蝉は、もうすぐ秋になれば、 

はかなく死んでしまうに決まっている。

それなのに今は、少しもその様子がなく、

やかましいばかりに泣き立てている

ことだ。」

の意。

 読めるかな?

 読めても情景がイメージできないのは、

 私だけ?