天画、天然のオーケストラ!
令和2年3月27日(金)
昨日は、春爛漫に近い満開の
花々に気をとられ、肝心の芭蕉の
句碑の写真を掲載するのを・・・。
一日遅れですみません。
「昼顔に
昼寝せうもの
床の山」
浦島太郎姿見の池だ。
臨川寺の境内を抜けると、
すぐ中央本線の線路下を潜る。
出ると、切り立った河岸段丘の間を
珍しい奇岩の風景に目が点となる。
木曽川の水の色は、雨上がりでも
浅黄色で、岩にぶつかる水の音が
絶え間ない轟音も輪唱の響き・・・。
どこを撮っても天画である。
浦島太郎がこの岩の上で寝覚めた
というのが地名の由来である。
私も1時間後横になり寝そべったが、
岩のひんやり感がすこぶる心地よく、
天然のオーケストラが奏でる
「浦島太郎」の曲を聴いているよう。
謡曲『寝覚』には、長寿の薬を
三度飲んで三度若返り千年生きた
という翁が登場するという。