貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

月影に想う

2020-03-14 08:42:49 | 日記

月影に想う

令和2年3月14日(土)

 昨日の予言「きっとよいことが…」

が見事に当たる。

 羽村の小作台にある郵便局に、

用ができ、二度目のとき。

 急坂を上がると、二羽のゴイサギが

高木の上で突然大騒ぎ。木の先端に

留まろうとするが、揺れて留まれない。

 何が起こったのかと訝しくも急坂

登攀。

 もう少しで坂も終わるという処。

 上を見ると、先ほどのゴイサギが

巣作りの途中か、雄が巣の近くに。

 巣の中に、もう一羽座っているような…。

 佇んで観ていると、雄が巣に近づき、

餌をあげているような格好?

 どうも番だ。これから卵をかえすのかな?

 写真を数枚撮る。

 良いところに遭遇。

 家族が増えるっていいなあ!

 今朝は、長野市善光寺へ。

  北門駐車場に車を置き、善光寺詣。

 「びんずる市」の準備が始まっている。 

 

 10時半頃から一日いろんなお店や

体験ができるワークショップが並ぶら

しい。

「びんずる」とは、お釈迦さんの弟子

である十六羅漢の筆頭で、

「びんずるさん」と呼ばれ、親しまれて

いる人のこと。

 御堂内に座っておられる。

 この方は、病気を治す力があり、

撫でるとその部位の病気が治るという

信仰があり、「撫で仏」ともいわれ

ている。

 正月6日に「びんずるさん」の像を

台座ごと引き回す「びんずる廻し」と

いう行事もあり。

 昭和46年からは、長野市民の夏の

風物詩として「長野びんずる祭」が

定着しているという。

 明治44年に信濃教育会の講師として

招かれ、その時参詣した夏目漱石、

信濃町生まれので二つの句を奉納した

小林一茶。

 そして「歩行禅」という言葉を好み、

全国を漂泊した種田三頭火の歌句碑は

新たに造られていたが、

芭蕉の句碑はなし。 

 巫女さんに確認。

   因みに、芭蕉が詠んだのは、

「月影や 四門四宗も 只一つ」  

という句。

 「四門四宗もただひとつ」と全ての

宗教宗派を受容するという善光寺。

 それぞれのよさを大切に!