酩酊の戯れ
令和3年6月10日(木)
今日も上天気!
ちょっと蒸し暑いかな?
暑さ対策も兼ね、床屋へ行き、
短めにカット!すがすがしい。
タイム イズ マネー!
今朝も雪。
ゆきや砂
むまより落よ
酒の酔
下は雪の砂地で柔らかいから
試しに馬より落ちてみよ。
酒の酔いもすぐに醒めるぞ、
の意。
貞享四年(1687)の作。
越人編『鵲(しやく)尾(び)冠(かん)』によると、
杜国の草堂で一夜を明かし、
二人で伊良湖へ向かった折のもので、
紀行本文に、
「保美村より伊良湖崎へ壱里も有べし」
とある。
師弟間の親密さがよく伝わる一句。
◎ 愛知県田原市の伊良湖道で
酒に酔って落馬するのも一興だろう。
積もった雪は、別に怪我などに
驚かされることはないからね。
峠から見える絶景を観ながら
落ちてみようじゃないかと
戯れの一句。
砂と雪とどちらが柔らかいか
知らないが、酒好きの芭蕉らしい。