トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

苛められました

2009-08-30 11:47:48 | おべんきょう
naheは言いたいっ!

michよ、私を放置するな!!



先日のパーティー。
ドイツ人が結構集まるということで
naheも当然「喋りを頑張らねば!」と思ったわけですよ。

そんなnaheの心意気を大いに買ってしまったmichは
知り合いのドイツ人同僚を見つけると
「これ、妻のnahe。ドイツ語喋れるから」と紹介し
naheが「いや、ちょっとだけです」なんて挨拶してる隙に
その場を離れてしまうのだ。


初対面で何の面識もない人と
一体何を話せというのか?


とりあえずは向こうから
「どのくらい住んでるの?」「どこでドイツ語習ってるの?」
そんな質問をしてくれるので
ちょっとは会話できるのだが
その後には気まず~~い沈黙。


こりゃまずい!こちらからも何か話さなきゃ!!
だけど一体何を話そう?
この話題の単語はわかんないしなぁ~。

頭の中は大パニック。
そして出てきた言葉が
「おにぎり食べてみました?」

相手が答える。
「いいえ。」
話、終わったよ・・・。


助けを呼ぼうとmichを探せば、
他の日本人と一緒に笑ってる。
私もあっちに入って気楽に喋りたい。

だけどその場を去るきっかけもつかめず
相手のドイツ人も困ってる感じ。
ほんと、申し訳ない!!


持ってたビールが空になったので
これ幸いと「おかわりとってきます」と言って退散。

michの所に戻れば「じゃ、次の人紹介するわ」とまた繰り返し。


時にはお喋り好きな人がいて
ペラペラ喋ってくれるのだけど
そうなると今度は聞き取りが追いつかなくなるし。


michに飛ばされて玉砕し
また飛ばされては玉砕しの繰り返し。

一体これはなんの罰だ?
普段「早く起きなさい!」などと口うるさく言ったり
嫌だと言うのにくすぐり続けたりしているnaheへ
michは逆襲をしているのか?


瀕死状態で日本人グループの所へ戻ると
「ご主人が『いつまでも夫にくっついてたら上達しないから放置してる』って言ってましたよ。
スパルタですよね~」
と同情された。



確かにそうさ。
michがいればドイツ人は英語を話してしまうので
naheは喋る機会がなくなってしまう。

だけどあの気まずい間を埋めるには
やっぱりmichに居てほしいのだ。
お願い、初対面の人にはまだ放置しないで。


言語うんぬんよりも
「人との上手な接し方」を勉強しなくては。
はぁぁぁ・・・




ところで、ドイツ語がわからないmichと
英語がわからないnahe。
この二人と話すドイツ人は結構大変なんだろうか?
私だったら「めんどくさっ」って思っちゃうかも。