トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

食材改革

2011-02-07 15:18:02 | おしょくじ
食に関しては保守派を貫くmichnahe家。
ドイツで初めて見るような食材にはなかなか手が出せない。

しかしドイツ生活2年を超えた今、日々の食生活に倦怠期。

ここらで新しい風を!
我が家に改革を!!

まずは小さなモノからコツコツと。
見知らぬ食材に挑戦だ。





まずはこちら。
どうも豆腐の焼いたやつらしい。

健康ブームのせいだろうか?
ドイツの普通のスーパーにも結構豆腐は売っている。
しかしその殆どが裏切られる味である。
「おとうふおとうふ嬉しいなぁ♪」
喜んで買った分、悲しみも大きいのである。

そんな豆腐を焼いちゃったっていうんだもの
絶対期待しちゃダメよ、naheさん。
どんだけまずいんだかブログネタの為に購入。


切ってみると中は普通。
ちょっと焼いてみても普通。
変な味もついていなくて、厚揚げそっくり。
なのでバター醤油で味付けして出してみた。

中の豆腐はこちら独特の変な苦味があるけれど
普通の豆腐よりも全然美味しい。
厚揚げとして充分役目を果たしてくれそう。

「まずそう」なんて言ってごめんなさいね。
これからよろしくお願いしますわね。




次はこちら。


michが選んだこの毒々しい色のチーズ。
本人は青カビ系のチーズだと思って選んだらしいが
なんかで着色されてるようだ。
一体なんだかさっぱりわからぬ。
隣にはこの赤バージョンもあった。
ベルリンビール!?
 
※ベルリンにはこんなシロップを入れた
ビールが存在するのよ。
甘ったるくてあたしゃ嫌いだけどね。




恐る恐る食してみると

み・・・ミント味!


なんというこの斬新さ・・・いやなんというこのミスマッチ!
なぜにチーズとミントを合わせる必要が?

チーズを食べておくちスッキリ!気分爽快
ってなるか?
ならないだろ

当然ワインにも合うはずもなく
michは「これはきっとデザートチーズなんだよ」なんて言ってたが
お呼ばれしてデザートにこんなチーズ出されちゃ私だったら
「これは何かい?早く帰ろって意味かい?」と勘ぐりそうだわ。

とにかく味も食感もダメダメ苦手。
最後はmichも「罰ゲームとして残りを食べなさい」とnaheに命令。
泣く泣く食べたわよ。
はて、どうして罰を受けさせられたんだっけ?



だけどこのチーズにしてみたら
「どうしてミントアイスちゃんは許されて、あたしはダメなの?
同じ乳製品なのにー!!!」

ってとこだろう。

michnaheの舌の改革も必要ってことか。



こちらも正解がわかりません

2011-02-05 21:59:14 | おかいもの
先日IKEAでこんなものを見つけたmichnahe。

なんだかわからんがタイマーと温度計になるようだ。
コードの先の棒を突っ込めば温度が測れるってことだな?
揚げ物する時とかパン発酵の時に使えるかもしれない!
ご購入~。


家に帰って取説を開くと肉用温度計ということが発覚。
ステーキとかローストなんちゃらなど
滅多にしないmichnahe家。
肉用なんて考えもしなかったわ。
でも油なんかに使えるんじゃないの?


最初はmichの掌の温度を測ってみることにした。

店頭に置かれていた見本の温度計ではmichの掌の温度は31度くらい。
そろそろおねむの時間だし、どんだけ上昇してるんだろう?

そう、michは眠くなると手足が暖かく、いや熱くなるのだ。
その熱さで「眠たい度」が測れるほどに。

この温度計を買ったウラの目的は
そんなmichの眠気を数値化するためでもあったのだ。
うひょ~、ワクワク


温度計が示した数値は
なんと!43℃。

えぇ~、これはちょっと熱すぎでしょ?

もう一度、取説に書いてあるとおりにセッティングしてみる。
するとまだ何も触れていないのにもう40℃を超えている。
「お? ちょっとサバ読みすぎたか?」
と、自ら気づいて温度を下げることもなく
堂々と気温?40℃を表示しやがる。

これは絶対におかしい!!
今度は水に入れてみる。
それでも下がらぬ40℃。
この温度計は壊れてるのでは?ということに結論づいた二人。


「これって肉の温度しか測れないのかなぁ?
一定の温度以上じゃないと感知しないのかなぁ?」
naheがそうつぶやくと

「そうだとしても、その値に信憑性はないね!」
とmich。

そりゃそうだわ。


よくよく考えてみると世の中の温度計って本当に正確なんだろうか?
時計だったら世界標準の時刻があるが
温度はそんなこと不可能だ。
精度を確かめるには同じ場所に2個以上の温度計を置かなくてはならないわけで
そんな奇特なことをわざわざする人もそういないだろう。


そう考えていくと全ての温度計が怪しく思えてくる



すっかり疑心暗鬼に陥ったnahe。

「今日気温9度だって。あったかいねぇ~」
車に表示されている外気温を見てmichが嬉しそうに言うも
(気温9度を暖かいと感じる件についてはおいといて)

「この温度計だって合ってるんだかどうだか」
ついつい悪態をついてしまう。


あぁ、私はこれから何を信じて生きていけばよいのだろうか



とりあえずこの肉用温度計は返品の方向で。
包装フィルム思いっきり破いたけれど受付してくれるかしらん?




正解がわかりません

2011-02-03 16:48:31 | おしょくじ
「使わないんじゃないの?」
そう危惧しながら買ったホームベーカリー。
今の所、大活躍している。

ドイツパンに飽きた今、
ふわふわ・やわやわの白いパンが美味しくってしょうがない。

レシピを見て作るとか、計量とか大嫌いなnaheだが
この美味しさには面倒くささもかなわない。
いそいそとネットでいろんなレシピを調べ、粉類を計ったりしている。

調子にのってきたnahe、
「これでドイツパンも作れるんじゃないの?」
早速行動に移してみた。こういう時だけは実行が早い。


使った粉はコチラ。
Vollkornと書いているので多分全粒粉だろう。
水とイーストを入れるだけの
パンミックスである。
裏面に書いてある説明書き通りに
やってみた。
“ピー”と出来上がりのブザーが鳴り、
ワクワクしてフタを開けてみる。

そこにあったものはペッチャンコの茶色い塊。

うおぉぉ~、失敗したぁ~



かといって「もうこれいらないわ」と捨てられるほど
うちは裕福でないので
なんとかして食べる方法を考えようととりあえず切ってみた。


ん?


・・・とりあえず食卓に出してみた。




ちゃんと中まで焼けてるんだか焼けてないんだかわからん
しっとりして生焼けっぽい気もするが
こういう湿った感じのパンってドイツにあるし。


そもそもこのパンの正解をnaheは知らないのだ。
上の粉の袋に載っている写真と見比べても
自分の作ったパンが成功してるのか失敗作なのか
さっぱりわからない。


考えてみると
今まで作ってきた日本のレシピによるパンだって
果たして成功していたんだろうか?
レシピの写真みたいに膨らんだし、味も美味しかったから
すっかり成功者を気取っていたが
なんだか自信がなくなってくる・・・。


首をかしげつつ食べるmichnahe。
「これは失敗だろう」という結論を残しmichは会社へ行った。


粉はあと1斤分ある。
次はどうしようか・・・。






ein schader Gitarrist

2011-02-01 14:51:50 | おうち
michに新たな趣味ができた。
それはギター。


前々から「バイオリン弾いてみたい」だの「ギター欲しい」だの言っていたのだが
まさか本当に買うとは思ってなかった。

しかしそんな話をどこでもペラペラ喋ってるうちに
ユニット結成が決まってしまったのだ。


そのユニット
オカリナとギターと、バグパイプ
一体どの方向へ行くつもりなのか、さっぱりわからぬユニットである。

バグパイプはそう簡単に手に入らないのでおいといて
オカリナの人にアウディばりに煽られたmichは
とうとうギターを買ってしまった。




それから数週間、
一時帰国で買ってきていた日本語の教本を見ながらの独学が続いている。

ようやく3つくらいのコードが押さえられるようになったようで
先日初めて曲を弾いてみることに。

教本に載っていた練習曲は「ハッピーバースデイの歌」



自分で歌いながら弾きだしたmich。

ハッピィ バァスデイ トゥ~ ユゥゥ


おいおいmich!
「ユー」のコードが間違ってるぞ!!
やたら低くて、しかもマイナーコードになっている。
なんて悲しい誕生日の歌なんだ

この日は思うように弾けず
延々アンハッピーバースデーソングを聴かされたnahe。コレハ苦行カ?
どうか、どうかお隣さんから苦情がきませんように・・・




そして昨日も練習したmich。
昨日はちゃんとDコードも押さえられ、悲しい感じはようやく消えた。


こうして少しずつ上達はしているようだが
果たしてちゃんと続くのやら・・・。
そして本当にあのユニットで曲を演奏する日はくるのだろうか?
一体何の曲を!?