『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[吉田松陰の写真?]

2009-12-04 13:36:58 | 保守の一考
☆仕事を終えて、風呂で、『歴史読本』の昭和52年のバックナンバー「大村益次郎と77人の志士」を読んでいた。

 上記の本の表紙は、大村益次郎ですな。

 読んでいると、吉田松陰について、面白い記述があった。

 大村とは面識はないが、松陰が桂小五郎に宛てた「竹島開拓案」と言う献策が、大村と桂を結びつけたのだと言う。

 松陰の時代に、今、日韓問題の懸念議題「竹島」が挙がっているのは面白い。

 いや、「面白い記述」とはそれではない。

 「歴史ニュース」と言うトピックに、こんな記事が!

   《吉田松陰の写真か? 山口の写真店に保存》

 <(朝日新聞)これまで肖像画でしか紹介されたことのない、幕末の思想家・吉田松陰とみられる写真が、山口県荻市の写真店・角川政治さん方に保存されていた。
 肖像画は、三十歳で処刑されたにしてはふけこみ、目は細いが、写真は目がギョロリとして若い。
 昭和十六年、市内の松陰神社が、松陰に関する資料を集めたさい、協力者の角川さんあてに、「東京・虎の門前、牧沢写真館」(現在不明)から送られてきたのを、複写したまましまい込んでいた。
 松陰は写真伝来の地・長崎に行ったことがあり、当時、撮影技術も伝わっていた。(11・2)>

 私には、初耳だったので、この内容はガセだったのだろうか?

 試しに、ネット検索してみると、かような写真が見つかった。

     
    ちと強いし、よく見ると写真じゃないような?

 こちらが有名な松陰の肖像画ですね。

     

 吉田松陰に詳しい松浦光修先生は、どうみるのかな?

   ◇

     

 松浦先生と言えば、今発売中の雑誌『正論(1月号)』に、

   《奉祝 天皇陛下御在位二十年 平成「臣民」論》

 を執筆している。

 購入してはあるが、今、仕事が忙しくて、熟読できない。

 けれど、先日の東北旅行中、私は、車の中で、松浦先生の講演録を繰り返し聞いた。

 暗闇での心細い孤独なドライブで聞くそれは、エキサイティングな経験だった。

     

 故に、その「臣民」と言いましょうか、「勤皇の志士」の思いは重々に心得ておりまする。

 ところで、講演録「竹内式部と宝暦事件」の中で語られた、

 江戸期の民衆に流行(?)した「御所千度参り」だが、

 私には、ちょいと、近年の「皇居ランナー」と重なるのだ。

 そりゃ違う、と言う方もおられようが、「皇居ランナー」たちは、皇居のもつ独特の雰囲気(磁場)の中でこそ走りたいのである。

 ・・・その「独特の雰囲気(磁場)」もまた、天皇の「力」なのである。

                                     (2009/12/04)

[現在の「つくる会(自由社)」の破綻財政]

2009-12-04 05:13:39 | 保守の一考
☆オーケイ、分かる分かる、君たちが、もはや、「新しい歴史教科書をつくる会」に、何ら興味がないことは!!

 でも、私は、昔、捨てた女の近況などは、たまには知りたくなる。

 口さがない奴は、そんな私に「未練か?」などと言うかも知れないが、

 完膚なきままに捨て去った女でも、時が経てば一発くらいやりたくなるものさ^^;

 では、「新しい歴史教科書をつくる会」の近況を記そう。

   ◇

 「新しい歴史教科書をつくる会」の会報『史』に「つくる会」の平成20年度決算と21年度予算の収支が掲載されている。

 20年度は、2678万円しか収入がなかったのに、支出が5270万円もあった。

 前年度からの繰越金を使って赤字をカバーしているのだな^^;

 収入のうち、会費収入が2371万円で、つまり、ほとんど会費に頼っている状況だ。

 教科書採択を控えていたから支出が多かったわけではないだろう。

 支出のうち「管理費」が3248万円もある。

 つまり、会員が一生懸命に収めた会費は事務局長・鈴木尚之らの給料や事務所の家賃に消えて、さらに足りなかったわけだ・・・。

 21年度予算では、リストラによって管理費をかなりカットし(リストラされたのは実務部隊。居座るは、名前だけの名誉職待遇の者)、なんと1000万円の寄付金収入を見込んでいるが、

 もはや、「つくる会」が財政破綻状態であることは誰の目にも明らかな状態だ。

   ◇

 ところで、同じくお金に困っている「つくる会」の教科書を出版した左翼系の自由社ですが、採択された1万3500冊の代金が、先日、教科書取次業者から入金された(元は国民の税金^^;)。

 公的資金によって何とか生き延びているわけだが、経営が「火の車」であることは変わらない。

 左翼人とは言え、松本謙一氏が追放されてから、編集の実務者がいなくなり、印刷会社から、

     「もうおたくとは取引できない」

 と言われたり、教師用指導書の編集も難航しているようだ・・・。

   ◇

 世間は狭い。

 現在の「自由社」に、「もうおたくとは取引できない」と言った人物と近しい方に、私は偶然に知り合い、事情を聞いてしまったのだ^^v

                                     (2009/12/04)