☆・・・森吉山ダムにて、どうやら、私を「ミッドナイト・蘭」と認識したかのような男の存在があったので、私は、ちょいと動揺しつつ、県道309号線を東に向かった。
上記の写真は、森吉山ダムの完成によって湖底となる予定の土地である。
舗道された快適な山道を進み、途中から砂利道の側道に入った。
いきなり、味気ない・・・、つまり、なんか怖い道だ。
ススキの葉が揺れている。
しかし、地図上ではすぐに、次のダムがあるのが分かっているので進む。
ダムがあるってことは、対向車とすれ違う可能性もあるのだが、狭い道だ。
「グワッ!」とダムが現われた。
第32のダム<森吉ダム>・・・重力式
うむ、格好いい^^
適度に古びているのが味わい深い。
私は、近くに寄った。
すると、渓谷に造られているのだが、その崖に沿って付属の建物があった。
戦争中のトーチカみたいだった。
いわゆる「ベトン(仏語や独語でコンクリートの意)」の要塞のようだ(ベトンと言う言葉は、私は、四年ほど前に激読した『坂の上の雲』で知った)。
窓が「銃眼」のように細い。
私は、先ほどの「監視者」のことが頭にあったので、その「銃眼」イメージに恐怖を感じた。
◇
・・・この「みちのくダム巡り」シリーズを読んでくれている人は、私が色んなことに恐怖を感じていることが分かろう。
うん、私は臆病なのである。
だ・か・ら、世界中・・・、例えば、カンボジアなどに10回も行っているのに、命が脅かされるようなことがないのである。
◇
私は、県道309号線を戻った。
時刻は、その日の「活動限界時刻午後四時」が近かった。
もう、どこにも寄らず、秋田に向かう予定だった。
先ほどの<森吉山ダム>の広報館の横を車で過ぎる。
すると、これは完全に偶然なのだろうが、くだんの<監視者>が立っていた。
私は「ギクッ!」と恐怖した。
しかし、目が合った<監視者>は屈託なく微笑んだ。
私は、安堵した。
おそらく、私を「ミッドナイト・蘭」と認識したが、そもそもの、このブログの閲覧者か何かだったのだろう。
東北のダムを検索したら、現在ならば、割りと上位に、このブログがこよう。
読んでいる関係者がいてもおかしくはないだろう^^
◇
県道214号線→国道285号線→夜の帳が降りた国道7号線と進む。
私は『仮面ライダー』シリーズよりも『ウルトラマン』シリーズの方が好きだ。
巨人だからだ。
そして、この時、通っていたのは巨人伝説の八郎潟だ。
私は、闇夜に八郎の巨体を想った。
・・・たぶん仲間
PS.今調べたら、斎藤隆介の童話と「八郎伝説」(クリック!)は異なるようだ^^;
(2009/12/18)
上記の写真は、森吉山ダムの完成によって湖底となる予定の土地である。
舗道された快適な山道を進み、途中から砂利道の側道に入った。
いきなり、味気ない・・・、つまり、なんか怖い道だ。
ススキの葉が揺れている。
しかし、地図上ではすぐに、次のダムがあるのが分かっているので進む。
ダムがあるってことは、対向車とすれ違う可能性もあるのだが、狭い道だ。
「グワッ!」とダムが現われた。
第32のダム<森吉ダム>・・・重力式
うむ、格好いい^^
適度に古びているのが味わい深い。
私は、近くに寄った。
すると、渓谷に造られているのだが、その崖に沿って付属の建物があった。
戦争中のトーチカみたいだった。
いわゆる「ベトン(仏語や独語でコンクリートの意)」の要塞のようだ(ベトンと言う言葉は、私は、四年ほど前に激読した『坂の上の雲』で知った)。
窓が「銃眼」のように細い。
私は、先ほどの「監視者」のことが頭にあったので、その「銃眼」イメージに恐怖を感じた。
◇
・・・この「みちのくダム巡り」シリーズを読んでくれている人は、私が色んなことに恐怖を感じていることが分かろう。
うん、私は臆病なのである。
だ・か・ら、世界中・・・、例えば、カンボジアなどに10回も行っているのに、命が脅かされるようなことがないのである。
◇
私は、県道309号線を戻った。
時刻は、その日の「活動限界時刻午後四時」が近かった。
もう、どこにも寄らず、秋田に向かう予定だった。
先ほどの<森吉山ダム>の広報館の横を車で過ぎる。
すると、これは完全に偶然なのだろうが、くだんの<監視者>が立っていた。
私は「ギクッ!」と恐怖した。
しかし、目が合った<監視者>は屈託なく微笑んだ。
私は、安堵した。
おそらく、私を「ミッドナイト・蘭」と認識したが、そもそもの、このブログの閲覧者か何かだったのだろう。
東北のダムを検索したら、現在ならば、割りと上位に、このブログがこよう。
読んでいる関係者がいてもおかしくはないだろう^^
◇
県道214号線→国道285号線→夜の帳が降りた国道7号線と進む。
私は『仮面ライダー』シリーズよりも『ウルトラマン』シリーズの方が好きだ。
巨人だからだ。
そして、この時、通っていたのは巨人伝説の八郎潟だ。
私は、闇夜に八郎の巨体を想った。
・・・たぶん仲間
PS.今調べたら、斎藤隆介の童話と「八郎伝説」(クリック!)は異なるようだ^^;
(2009/12/18)