★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

【レポ・ネタバレ無し】PS4『春ゆきてレトロチカ』クリア!!

2022年06月07日 | ゲーム・アニメ萌え語り
久しぶりにガッツリとゲームしました!!
PS4の『春ゆきてレトロチカ』。
ドラマ仕立てになっているミステリーゲームです。
 
本格推理であること、大好きなスクエニさんのゲームということに惹かれ、予約していて発売日にお買い上げ!!
そして、「いざプレイ!!」と思っていた時に、まさかまさかのPS4故障→修理で少し出遅れましたが、5月29日に、クリアしました\(^o^)/
ボチボチと進めてて1週間もかからなかったかな。
 
余談ですが、修理に出したPS4は3日で戻って来て、ビックリするほど迅速なSonyさんのご対応に感謝なのです。
お蔭で、ゲームしたい気分の盛り上がり真っ只中に、このソフトで遊ぶことが出来ました。
 
 
さて。
本題です。
 
PS4『春ゆきてレトロチカ』
 
本格的な推理アドベンチャーゲームです。
「新本格」と言われる推理小説を思わせる作りなので、ネタバレはナシのスタイルで、簡単なあらすじと感想をご紹介。
 




桜庭ななみさん、平岡祐太さんが主人公で、そのほかにも豪華キャストで展開されるドラマ仕立てのゲームです。
 
ヒロインは売れっ子推理作家の加々見はるか(桜庭ななみ)。
彼女は知人の四十間永司(平岡祐太)から、彼の実家に纏わる謎を解き明かして欲しいと依頼されます。
 
歴史ある家柄の四十間家ですが、何十年もの間、一族のうちの誰かが怪死する事件が続いて居たり、直近の不審な出来事しては、庭の桜の木の下から白骨死体が見つかったりと、何かと「死」の影が付き纏う家なのです。
しかし、その一方で、永きに渡り「不老の果実」を守る家でもあると言い伝えられています。
 
「不老の果実」の真相と、一族が狙われる怪死事件、その怪死の現場に必ず落ちている「赤い椿」の謎。
 
そして、はるかが訪れた四十間家で、またしても事件が起こり、そこに赤い椿が。
 
四十間家の辿って来た歴史を知るため、四十間家の大正時代、昭和時代の資料を紐解くはるか。
 
大正・昭和・令和の時代の、名家を舞台に織りなす、不老の果実と殺人事件の真相を推理していく・・・というストーリーです。
 
 
このゲーム、私達プレーヤーは、ドラマを見ているようでもあり、また、そのドラマの中に没入していくようでもあり・・・という、とても面白いスタイルのゲームでした。
 
大正・昭和・令和と、名家に纏わる事件をこの目で見て、「謎」や「手がかり」を集め、それらを合わせることで「仮設」を立てて行きます。
 
そして、たくさん作られた仮設の中から、真実を導き出すというゲーム。
 
このゲームの素晴らしい点は、きちんと筋道立てて考えると「なるほど!」と納得のいく真相に辿り着くという点なのです。
 
登場人物の台詞ひとつひとつ、行動、所作も見逃してはいけません!
 
私達プレーヤーが見ているもの、すべてが「意味のあるもの」なのです。
 
その徹底ぶりは凄かったです。
 
ストーリーも、大正浪漫を感じる世界観だったり、昭和レトロを感じる世界観だったり、現代ドラマな世界観だったり、はたまた、脱出ゲームっぽいパートもあったり、謎解きがあったり、いろいろと楽しめるポイントだ多かったです。
 
そうして、物語を進めて行き、まず最初にエンディングを迎えた時は「???」という消化不良感が残ったのですが、いやいや、いえいえ、ここで諦めるなかれ!!
 
一度クリアしてからがこのゲームの本髄でした(´;ω;`)感涙
 
一回クリアした後に現れる「終章」が、もう、言葉にならないくらいの感動なのです。
 
終章で全てを知った時、2つの感動が味わいました。
 
1つは、物語としての感動。
大正・昭和・令和と時代を超えた壮大な愛情に涙します。
登場人物も皆、魅力的です。
特に、令和の時代は、最初は「名家のドロドロか!?」と思わせながら、皆さん、現代的な感覚の持ち主ばかりで、良い人達だったのが、清々しかったです。
名家の因習は古い時代に置いて来た・・・って感じの現代編も好きでした。
もちろん、大正浪漫、昭和レトロな物語も面白くて、良き!
全体を通したストーリーも、新本格ミステリでありつつ、ファンタジー要素もあったことは、スクエニさんらしいかなぁと思ってみたり。
 
そして、もう1つの感動は、見事なまでの伏線回収っぷり!!
これまでプレイして入手してきた様々な謎や、登場人物達の台詞・行動・所作・・・全てのことが意味を持ち、ジグソーパズルのピースが嵌まるように、どんどん真相が明らかになって行く過程はとても気持ちが良かったです。
あまりにも綺麗に伏線が回収されていくので、清々しい気持ちで「ダマサレタ~~~」と叫びました。
 
ついストーリーが気になって、どんどん進めていっちゃってましたが、プレイ中に「???」と思ったことは、ドラマパートを何回も見直して推理したら良かったのかもしれません。
 
私の推理過程の検証など、書きたいことは山とあるのですが・・・推理物にネタバレはご法度なので、これくらいしか書けないのですが、本当に、「プレーヤーに提示される全てのこと」に意味がある、しっかりとした新本格ミステリでした。
 
ミステリとして面白かったです。
 
 
大正浪漫や昭和レトロがお好きな方、新本格ミステリがお好きな方にはオススメなゲーム!!
推理はもちろん、物語も感動的で素敵です。
 
そしてそして!
声優の梶裕貴さんも俳優さんとしてご出演なので、梶さんファンは気になっちゃうのでは?(*^^*)
 
久しぶりにガッツリとゲームを楽しめたのも嬉しかった~~~\(^o^)/
 
やっぱり、ゲームは良いなぁと思う、元ゲーマーなのでした。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿