★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

あと9%!!!

2009年02月28日 | ゲーム・アニメ萌え語り
先週から頑張ってる、ディシディアのミッション111。
ティーダを300回倒すというアレね(*^-^)b
やっと91%まで来ました。
あと一息でシーモアイコン(笑)に手が届くぞっっ。コタツで行き倒れ睡眠してまで頑張った甲斐もあるというもの。
頑張れ、自分!!!

ティーダといえば、話は変わりますが。
先日、『ハイスクール・ミュージカル3』というミュージカル映画を見に行ったんですよね。
私は字幕版で見たのですが、日本語吹き替え版だと、主人公トロイの声はティーダの声の御方。森田成一さんなのですね。そういえば、メインメンバーでは福山潤さんや関智一さんも。
日本語吹き替えで見れば良かったかなぁ。
っていうか、『ハイスクール・ミュージカル』、1とか2のDVD欲しいなぁとか思ってます(*^-^)b
このテのミュージカル映画大好きなんですよね。
とはいえ、最近は何かとオタ出費しているので当分自重というか我慢ですが(^o^;)


アレ?
ディシディアの話が何故か映画の話に。
っていうか、ディシディア、Inward Chaosの章に入ってから手詰まりなんですよねっ。
私の操作やアクセサリーの問題もあるのでしょうが。
一個前までの章はサクサク進められて楽しかったなぁ~(^_^;)
あう~んっ。
誰か助けてくれぃぃぃっ(´Д`;)

DVD『純情ロマンチカ2』 vol.2

2009年02月27日 | ゲーム・アニメ萌え語り
昨日が発売日でした、DVD『純情ロマンチカ2』の2巻。
例によって、いろいろな特典に惹かれてAメイトで予約しておりまして。昨日、引き取りに行ってきました~。

今回の2巻に収録されているのは、第3話と第4話。
第3話は、美咲クンがウサギ兄に拉致られるお話。
そして、第4話は、私の大好きなエゴイスト組のお話です~\(^0^)/
そう、野分視点で語られるお話。
ヒロさんに「弘樹」と呼ぶことを拒まれて、悩む野分のお話です(*><*)
はうん~っ。

でも、まだ、見てないのですよね。
昨夜、夜更かしして見ようと思ったのですが、あまりに眠くて撃沈。

っていうか、私、昨日一日で10kmは歩いたYO! しかも、ロクに食ってないのに。だから、疲れてたのかもA^^;; 早々に寝ちゃってました。

あっ。
どうでも良いけど、昨日私が10km近く歩いたという行程・笑
と言っても、別に、ぶっ続けで10kmあるいた訳ではなく、一日よく歩いて、それを合計したら・・・って話ですが。

まず、ウチからJRの最寄り駅までが2km。まあ、これは、いつも歩いていることですが。
んで、京都市内に出る。
京都市内の某JR駅からAメイトまで、歩いたのが約3km。
いや、地下鉄を使えば5分なんですけどね~。
昨日は良いお天気でしたし、ダイエットも兼ねて歩いてみました。
でも、地下鉄使ったら5分なのに、歩いたら40分くらいかかるのですよね~。
やっぱり、文明の利器ってスゴイです。
そうして、Aメイトで、無事、ブツ(笑)を引き取って。
で、また元来た道を歩きましたです・爆
いや、帰りくらい地下鉄使おうと思っていたのですが、「運動、運動♪♪ ダイエット、ダイエット♪♪」と思って。MP3に入ってるロマンチカのサントラを聞きながら。
という訳で、また、3km歩く。
ほんで、電車乗って地元に帰ってきて。
で、これは普段からのことですが、駅から自宅までが2km。
まあ、ザッとの概算ですが、昨日一日だけで、合計10kmは歩いてたという・・・A^^;;

でも、最近、特に急いでいなかったり、天気が良かったり、ハイヒールを履いていなかったら、なるべく歩くようにしているので、結構、これくらいは普通になってるかも。目指せ、健脚・・・??笑

わざわざ、DVDだけ引き取りに行かなくても良かったのですが・・・来週行けるかどうが分からなかったので。わざわざだけど、行ける時に行っておかないと・・・と思って。

でも、ロマンチカを取りに行くという目的があったせいか、歩くのも全然苦痛じゃない・・・つーか、むしろ、元気ピンピンでした☆

おっと!
話が逸れました。

気になるDVDの内容は、今回はこんなカンジ。

写真奥左の、特典ヒゲパンダが異彩を放ってますね!爆
膨らませるの大変でしたがな~。でも、超可愛い。でもでも、これ、どこに置いたら良いのだ???笑
んで、写真右奥がDVDボックス。
内容をご存じの方なら、ニンマリでしょうが、今回はさくらんぼです。
可愛い(*^^*)
そして、写真手前左が中ジャケ。
こっちの美咲も超可愛い!!!
さくらんぼをイヤリングのように鈴木さんの耳にくっつけようとしてる~~(*><*)
こんなカンジ↓↓

写真手前右は、特典コミックス。
前回に引き続き、エゴイストのお話です~。
前号では、グタグタしてしたヒロさんですが、今回は、野分とラブラブ寝台列車の旅に出られて良かったね(*^^*)b
そういえば、寝台車旅行と言えば、美咲&ウサギさんのトワイライトエクスプレスが記憶に新しいですが・笑
こちらは、普通のB寝台(だったっけ?)な所が庶民っぽくて良いですね。
やっぱり、ラブラブな二人・・・御馳走様でしたってかんじです。

そして、こちらは、アニメイト限定特典。
今回のポスターはヒロさんでした。

で、こちらは、DVDを入れるケース・・・そう、先月も自分で組み立てたあれです。

という訳で、作成完了↓↓

この箱、パっと見、簡単に組み立てられるような感じですが、実際には、大変です。
だって、しっかり糊付けしないと、すぐに開いちゃうし。でも、のりしろ部分が細いので、そもそもくっつきにくいし。
最初から箱状になってたらいいのに・・・。
でも、昨夜も、洗濯バサミで固定しながら、組み立てました。

つか、この工作を、あと4回やるんだ、私・笑
そういえば、小学生の頃、小学校●年生という小学館から出ている月刊誌を毎月買って貰っていたのですが・・・。その付録の工作を思い出したよ・笑

ではでは、2巻で萌え萌えしたいです☆

そうそう。
お店のカウンターの奥に、予約商品をお取り置きしている棚があるのですが。
このDVDの予約分が、パッと見10個はありました!!!
予約してる人、多いのね(*^^*)

映画『おくりびと』

2009年02月26日 | 映画鑑賞記
昨日、ケータイからも投稿いたしましたが。
映画『おくりびと』を見てきました~。
めっちゃ、お祭りに乗っかっちゃったカンジですね(^^)
でも、やはり、アカデミー賞効果でしょうか。昨日はレディースデイということもあって、シネコンは、超ウルトラスーパー混み混み。いや~、ここまで、混み混みっていうのも久しぶりです。ホント、「ここはテーマパークか!!??」っていうくらい行列が出来てて、館内に並びきれないお客さんが、映画館の外まで並んで・・・。
こんな状態って、昔、「ハリポタ」や「ロード・オブ・ザ・リング」が大ブレイクしていた時以来では?
当然、朝一番でも午前中~午後一番の上映会は完売。
なので、朝イチに行っても、3時台の部とかしかとれなかったみたいです~。

因みに、私は、前日の夜にネットで取っていたので、無事、すぐに見れましたが。
でもでも、ネットで予約したチケットを発行する発券機も長蛇の列。つか発券機に行列が出来てるなんて、初めてでした~。

そんなカンジで、お祭りっぽくなってるなか、見ましたです~。


ストーリーはと言いますと。
主人公の小林は、東京のオーケストラでチェロを担当する楽団員。けれども、その楽団が経営不振で解散。小林は職を失い、残ったのは、チェロを購入したときの1800万円の借金だけ。
次の仕事の当てもない彼は、チェロを売り、妻の美香とともに、実家のある山形に帰ります。とりあえず、山形に帰れば、亡くなった母が残してくれた家があるので、家賃はかからなくて済みます。
こうして、山形に戻った小林は職を探し始めます。
そんな時、新聞の折り込み広告の求人欄に、「旅のお手伝い」「未経験者歓迎」「高給」と書かれたコーナーを発見し、旅行会社だと思いこみ、面接に向かいます。
けれども、そこは、旅行会社ではなく、納棺(ご遺体を棺に収めること)をするお仕事の会社!!!
「旅のお手伝い」は、誤植で「旅立ちのお手伝い」だった・・・と。
こうして、社長の佐々木から、即採用と言い渡され。成り行き上、巻き込まれるような形で納棺師の仕事を始めます。
けれども、妻には真実を打ち明けられないまま・・・。
最初の内は、慣れない仕事に根を上げたり、また、心ない職業差別などに悩んだりしながらも、佐々木の仕事ぶりや、様々な死、それを送る遺族の方々などに触れていく内に、納棺の尊さを覚えるようになるのでした。
けれども、そんな折り、妻の美香にも仕事のことがバレてしまいます。
納棺の仕事に反対する美香は、怒って、家を出て行ってしまうのでした。
それでも、小林は、佐々木達と納棺の仕事を続け、様々な別れ、人間関係に触れながら、納棺師として、人間として成長していくのでした・・・。



決して、派手なところはなく、淡々とした展開なのですが、とてもしっとりとしてて、時にユーモラスに、時に感動的に、「死」というものについて考えさせられる映画でした。
本当に良い映画で、出来れば、アカデミー賞受賞前に見て、オンタイムでアカデミー賞受賞を喜びたかったです(*><*)

洋画ではありますが、先日見た『ベンジャミン・バトン』が「生」について考えさせられたのですが、この『おくりびと』は「死」について考えさせられました。でも、「死」について考えるということは、「生」について考えるということでもありますよね。人間は生まれた瞬間から死に向かって歩いているのですから・・・。
そういう意味では、「生と死」について考えさせられたかなぁと思います。

わたし自身、納棺というものをまだ見たことなくって。火葬場に行った経験も無いのですよね。
なので、納棺というものがどういう風にとりおこなわれるのか、また、火葬場はどうな風なのか・・・この映画で初めて知りました。
でも、まだ体験したことがないと言っても、いつかは、身内やなどを送ることになるのでしょうし、そして、必ず、自分もそうやって送られる立場になるのですよね。
人間の最後のセレモニー。
それは、送られる人と送る人の繋がりが感じられる、厳かな儀式なんだと思いました。
そんな厳かな儀式、まさしく、「旅立ちのお手伝い」をして、旅立つ人にも、見送る人にも、大切な瞬間を提供するお仕事・・・納棺師のお仕事内容が、分かりやすく描かれていました。
そして、映画では、色々なお葬式の場面が出てきます。
亡くなった人、ご遺族、本当にそれぞれで。
そんなお葬式の場で、笑ってはいけないと思いつつも、思わず、笑ってしまうようなユーモラスなエピソードも色々折り込まれていて、面白かったですね。
もちろん、納棺するのは「綺麗な」というと語弊があるかもしれませんが、そういうご遺体だけではありません。
死後2週間経って発見された孤独死のご老人のご遺体を納棺する場合だってあります。お給料が高いのは、色々なご遺体をお世話するから・・・というのもあるのかもしれませんね。
まだ、不慣れだった時の小林が、ゲーゲー吐きながら目を背けていたのと対照的に、社長の佐々木は、死後2週間のご遺体でも冷静に対面し、仕事をします。
でも、単に、経験豊富な佐々木が慣れていたから・・・というのではなくて、きっと、佐々木は、常に、死者に対して、「お疲れ様でした」という尊敬の念を持っていることの現れかな~と思えました。どんなご遺体も、皆、等しく尊いという気持ち。
人間は、自然と「死」というものを忌んだりしてしまうことが多いですよね。
でも、佐々木は、フグの白子を食べながら、
「コレだって、ご遺体なんだよ。生物はご遺体を食べて命を繋ぐんだよ」
みたいな台詞を言うのですが。
それには、ハッとしました。
確かに、私たちが、普通に食べているお肉だって、お魚だって、皆、もともとは生きていた生き物さんなのですからね。
命を繋ぐために命を食べる。
そう思うと、実は、「死」というものはもっと身近な物で、忌むべきものではないのかもしれないと思いました。

そして、小林を取り巻く人達の出会いと別れも良かったです。
幼い頃から小林を見てきたという、お風呂屋さんのおばちゃん。
彼女を送るのも、小林の仕事になった訳ですが、彼女の死を通して、今まで、納棺の仕事に理解がなかった旧友や妻も、小林の仕事の尊さを理解するようになりました。
最後のお化粧をするさいに、いつも、おばちゃんが首に巻いていたスカーフを巻いてあげるシーンは、泣いてしまいましたです(TT)
いつも、お風呂屋さんに通っていた謎の(?)常連さん。笹野高史さんが演じていらっしゃったのですが、すごい存在感というか、見事な演技でした。
おばちゃんが亡くなったことで、初めて、小林は、その常連さんの職業を知ります。彼もまた、小林同様、送る立場の人・・・火葬場の職員さんだったのですね。
彼が、「死は門である。だから、自分はいつも、『また会おうね』と言って、送り出している」と言った台詞が心に残りました。
永遠の別れである死。けれども、絶対に避けては通れません。いつか、自分も・・・と思うと、死に対する恐怖心が無いと言えば嘘になります。けれども、その台詞・・・「死は門である」「またいつか会える」そう思うと、少し、死というものに対しての恐怖感が和らぐような気もしました。

また、小林は、彼が6才の時に愛人を作って失踪した父親と、意外な形で再会することになります。
いい加減な仕事で、父親を納棺しようとする葬儀会社の人達に対して怒り、「納棺は私にやらせてください」という小林。
そんな小林に、怪訝そうな顔をする業者ですが、そこで、妻の美香が、
「夫は、納棺師なんです」
って言うシーンも印象的でした。
彼女が、夫の仕事に誇りを持っていることが感じられて・・・広末さん、良い演技していましたね。
とても良いラストシーンだったと思います。

誰にでも、必ず訪れる「死」。
「死」とは何なのか? 「生きる」とは何なのか?
深く考えさせられる映画でした。

『おくりびと』

2009年02月25日 | 徒然なる日常
ケータイからこんにちは☆

先日アカデミー賞を受賞した『おくりびと』。
昨年から、ずっと高評価で見よう、見ようと思っていたのですが。なかなかタイミングが合わなくて行けず仕舞いになってました。
で、アカデミー賞の報道を見ながら、
「見たかったのにぃ~、悔しいなぁ」
て思っていたのですが。
昨日、ふと、新聞の映画上映情報をチェックしたら、いつも利用しているシネコンでまだ上映していました\(^0^)/

という訳で、今から見て来ます。
ついでに、ほかにも見たいのがあるので、時間帯が合えば、見ちゃおうかな。

で。
その「おくりびと」のチケット。
受賞報道の直後だけあって、絶対当日券は取れないだろう~~と思い、昨夜、インターネットで座席指定を取ったのですが。
さすが!
昨日の夜の段階で、朝一番の回ですら、残席44席で!
私も、前から4列目しか取れなかったです。
ネットで取れてて良かったです。これは、絶対、当日にカウンターでは取れないよ。
凄い人気ですね。
私も、去年見れなくて諦めていたのに……まさか、この時期で行くとは☆

なんだか、めっちゃお祭りに乗っかっちゃってる気分です~(笑)

サイト・トップイラスト変更

2009年02月24日 | 二次創作
完成したので、サイトのトップイラストを変更しました~♪♪

一応・・・ディシディア仕様・・・ッスカ???(違)

ちょっと、ふざけすぎた感も強いですがA^^;;
シーモアを思いっきりイジりたかったのです・爆
という訳で、決して、ティーダやジェクトをイジメっ子に仕立て上げたかった訳ではありませんです~っっ。
スミマセン、スミマセン、スミマセン、スミマセンっっっ(*><*)

日記用にかな~り圧縮したので、元々の大きさは、サイトのトップに置いてありますです~。

どうでも良いけど、シーモアをイジるのは、楽しい!!(愛故に~ですよんv)
っていうか、デフォルメしたシーモア君を描くのが好きなのです(*^^*)

実は、最初、シーモアにツッコミを入れる役はユウナ殿だったのですよね。
でも、なぜか、描いてる途中で路線変更。
ユウナんも、今回は出番無いしね~。
せっかくなら、ちゃんと、ディシディアにお呼ばれされたティーダとジェクトに、ご登場を願ったという訳でした。

そうそう。
わたし的には、満面の笑みのデフォルメ・ジェクトを描くのも超楽しかった~。

さてさて。
このイラスト、かな~り前からちびちび描いていたのですが、アルティマニアを買ってから仕上げて良かったぁと思います。

なぜなら。
この絵を描き始めた段階では、私、シーモアのプレーヤーズアイコンがあるって知らなかったのですよね。
なので、シーモアの台詞、
「シーモアバトルならあるもん・・・」
だったのですよ。
でも、今日、完成させる際に、
「シーモアバトルとアイコンならあるもん・・・」
に変更しました。

うんうん。
音楽とアイコンでも、出番在って良かったね、老師様(*><*)

で、肝心の、シーモアアイコンですが。
私は、まだ、ミッション111が61%。
・・・もう、相当戦っている気がするのになぁ~。

「先は長い」byアーロン殿

「MYST」レポ

2009年02月23日 | ゲーム・アニメ萌え語り
昨日、ケータイからチラっと書いた、PSゲーム「MYST」。
結構、面白かったので、プレイレポです~。

このゲーム、元々はPCゲームらしくって、操作もすごくPC向き(つまり、PSなどのコントローラーでは、ちょっとプレイし辛かったA^^;;)でした。
因みに、この「MYST」、少し前にPSP版も発売されたそうです。
そういや、ゲームショップなどで見かけたことあるかも~。
でもでも、画面に隠された謎や暗号を解いていくゲームなので・・・画面の小さいPSPでは、面白くないというか解りにくい・・・というようなレビューを読みましたです。

どんなゲームかというと、本当に、謎解きアドベンチャーというか。
難易度はかなり高いです(><)
2Dなんですけど、疑似3D画面になっていて。
立体っぽく書かれた静止画(一部動画有り)の中で、行きたい方向、振り向きたい方向にカーソルを当ててボタンを押す。すると、自分が移動した、次の風景の画面が出る・・・そんな感じです。アイテムなどに注目したい時も同様で、その対象物にカーソルを当ててボタンを押すと、その物がアップになるという。
元がPCゲームなので、行きたい方向、触りたい物にマウスを当ててクリックする~というイメージですね。
でもPSコントローラーだと、ちと、操作性が悪いけど・笑

で。
あんまり物語も何もあったもんじゃない(?)のですが。
主人公=プレーヤー。
主人公は、ふと、気が付いたら、なぜか、不思議な島に居ます。
その島には、自分以外の人間は居ない模様。
けれども、港には沈みかけた船が停泊していたり、丘の上には飛空挺が停まっていたり。時計塔や、ボイラー室、謎の巨大歯車、ログハウス、プラネタリウム、そして、神殿のように見える図書館・・・などなど、人工施設はあるのですよね。

森があったり、岩山があったりと、自然もある小さな島・・・それがMYST島です。

主人公は、その島の中を探検していると、「キャサリンへ」という宛名の書かれた手紙が落ちているのを拾います。
誰かが、「キャサリン」という人物に当てて、SOSのメッセージを送っている感じかな。
なので、プレーヤーは、その手紙に書いてある暗号を解いて、隠し部屋を見付、パスワードを打ち込むと・・・。そのSOSを発している本人と思われる人物のホログラムが立ち上がります。
そこには、ホログラムの人物は、キャサリンという人物に当てて、この島で大変なことが起こったけれども、すぐに君と会えるから・・・というようなメッセージを録画していたのでした。

それから、また、そのホログラムのヒントに従って、島を探検し、ライブラリーに行きます。
そこの本棚には、色々と本があって、プレーヤーも読むことが出来るのですが、その本棚とは別の所に、赤い本と、青い本が置かれているのですよね。
で、赤い本を開けてみると・・・ページの中に、人が閉じこめられていて。
赤い本に閉じこめられている人は、シーラスという名の男性。彼は、無実の罪で、この本の中に閉じこめられて長いと言うことを語ります。そして、自分を助けるべく、なくなってしまった赤い本のページを見つけてきてくれ~と、プレーヤーに頼むのでした。
そして、青い本には、やはり、人が閉じこめられていて、その人の名前はアクナー。ちょっと・・・いや、かなり、凶悪そうな人物です。で、彼も、シーラスと同様、無実の罪で、本の中に閉じこめられたので、助けて欲しいと言います。無くなった、青い本のページを見つけ出してきてくれ・・・と。

因みに、この二人は、兄弟のようで、互いに互いの悪口を言い合っています。
シーラスは、アクナーに嵌められた。だから、アクナーの閉じこめられている青いページは絶対に見つけるな・・・と。
アクナーは、シーラスに嵌められた。だから、シーラスの閉じこめられている赤いページは絶対に見つけるな・・・と。

とりあえず、どっちも胡散臭そうですが、このゲームの趣旨は、というと、MYST島に隠された謎を一つ一つ解いていって、無くなってしまった、赤・青、それぞれのページを見つけ出す・・・ということなのです。

という訳で、島に隠された、意味不明の暗号などを色々と解いていく~~~というゲーム。

人間は自分以外居ないのですが・・・それが返って怖い。
音楽も、怖い系のものが流れてたりするし。
洋館の中を探検するのとか、バイオハザードを思い出しました。
とはいえ、別に、ゾンビが出たりするわけではないのですがね~。
でも、自分以外誰も居ない・・っていうのも、結構、恐怖ッス。
いや、ゾンビが出る方が、もっと嫌だけど。

でも、この謎解き、めちゃくちゃ難しいです~っ。
メモを取りながら、挑みましたです。
てか、ハンパじゃない難しさだったのが・・・。
飛空挺を発進される暗号・・・。
色々と調べていると、飛空挺の発進と、ライブラリーの本に書かれていた鍵盤の音符が関係していることが解るのですが。
それは良いとして。
なんと、ボタンを調整して、その指定された正しい音を出さないとイケナイのですよ!!

ド(低い方) ド(高い方) ミ♭(高い方) ファ(低い方) シ♭(低い方)

というように。
でもでもでも。
ボタンを調整して、この音を出せって言われても・・・。
音感の無い私は、全然ダメダメで。苦労しましたですorz
なんつー、難易度。
・・・いや、絶対音感とかあったら、なんてことない作業なんだろうけどA^^;;

とにかく、島で暗号を解くことによって、飛空挺が使えるようになったり、沈みかけていた船が使えるようになってきたりと、異世界への扉が開きます。そうして、異世界へ移動すると、そこに必ず、赤いページ、青いページが隠されているという感じですね。
因みに、異世界へ飛んだ先でも暗号だらけッス。

MYST島で暗号を解く→異世界へ行く→赤・青のページを見つける→MYST島に戻る→ページをそれぞれの本に戻す

これの繰り返しで、赤・青、それぞれのページが全部揃った時に、すべての謎が解け、シーラスとアクナーの本当の正体も分かり、また、冒頭でSOSを発してしいた人物とも巡り逢え、無事、一件落着、クリアです。

そうそう。
飛ばされた先の異世界が、シンに襲われた後のキーリカっぽい場所とか、青年同盟によって復興されたキーリカっぽい場所とかあって、FF10を思い出した・笑


土日かけてプレイしたのですが、2日くらいでクリアできました。
でも、謎がサクサクとけないと、一つの面に延々と時間を費やして・・・結構ストレスは溜まりますがA^^;;

因みに。
このゲーム。
シリーズになっていて、現在、シリーズ5まで出て居るとか。
つまり、続き物。
5でやっと完結したそうです。

なもんで。
昨日、クリアしたとはいえ、スッキリしていないのですよね。
なぜなら。
冒頭でSOSを発していた人物に会えたものの、彼がひたすらメッセージを送っていたキャサリンという女性(妻らしいです)は、見つからず終い。
しかも、キャサリンが誘拐された!とか言うのですよ。
んで、君には、また、助けて欲しいんだ~とかなんとか言われて。
で。
シリーズ2が、誘拐されたキャサリンを助け出す、同様の暗号ゲームだそうです。

「RIVEN」というタイトルで、PS版出てます。それも、5枚DISCです。
そうそう、シリーズ2はエニックス社からの発売です。

因みに、このゲームもウチにあります!!←(「MYST」同様オットの)

でも、この「RIVEN」、「MYST」に比べても、難易度が超高いみたいで。
買った物の、クリアできなかった物らしいです。

せっかくだから、続き、やってみたい気もするけど。。。。
そんなに難易度が高いのだったら、私の頭脳じゃ無理そうだ。
いや、「MYST」が面白かったから、是非、続きやってみたいんだけどね~。
とりあえず、今は、慣れない暗号解きで疲れたので、もう、いいやA^^;;

でも、昨日、ちょっと「RIVEN」を立ち上げてみたら、「MYST」に比べて、画像が格段に良くなってて。
なんだか、FFの世界みたいでした~。

まあ、ネットで調べたら、すぐにクリアできるんだろうけど・・・こういう謎解きゲームって、自分でクリアするから面白いんだよね~。

現在、「MYST」中

2009年02月22日 | 徒然なる日常
ケータイからです。

ふと思い立って、土日をこのゲームに費やしてしまった。
ついうっかりハマっちゃって。

「MYST」というタイトルのゲームです。
これ、すごく古いゲームで、PS2ではなくてPSのソフト。
なんか、たまたまウチにあったので、やってみました。

なんというか、壮大な謎解きゲームというか、暗号を解いていくゲームというか。
おかげで、昨日から脳みそフル稼働。普段使わない頭を使ったので、かな~り疲れたです(笑)
あっ!
そのせいで、ディシディアのミッション111が放置状態…シーモア様ごめんなさいっっ。

とりあえず、壮大な暗号の数々……苦労しながらも、最終局面までやってきまして。
先ほど、やっとクリアです~っ!


それにしても。
いかにも、昔の洋ゲーって感じで。
クリアしてもエンディングもないし、あっけないヾ( ´ー`)
でも、まぁ、謎が解けてスッキリしたから良いか~。

ミッション111…まだまだ25%

2009年02月21日 | 徒然なる日常
ケータイからこんにちは。

シーモアは今日も元気に粘着質です(^O^)/
……何のことかと言いますと。

ディシディアのアルティマニアを買ったのですが。
前々から、そうじゃないかなぁと思っていたけど、プレーヤーズアイコン246は、やっぱり「シーモア様」だったんですよね。
で、シーモアのアイコンをゲットする条件がミッション111……ティーダを300回倒すことだそうで(教えてくれて有難うございます>ぷち私信)。

昨日から、どんだけ~っていうほど、ティーダをイジメまくりですがな(笑)
いや、わたし的にはティーダには何の恨みもないのですがねぇ(^o^;)
これもシーモア様の為です。
っていうか、シーモアのアイコン出現条件がティーダを300回倒すって……やっぱりシーモア様、ティーダ嫌いですか? 恨んでますか?

結婚式をぶち壊された恨みですか、シンになり損ねた恨みですか??

ビバ! 粘着質!!
(注:誉め言葉です)

そういや、シーモア嫌いな方々が、よくシーモアを叩くときに「粘着質」って言葉を使うけど、実は私自身は彼のこと、そんな粘着質とは思ってないんですよね~(^m^)

なら何故、この日記で「粘着質」を連呼しているのかというと…………ハイ、シーモアをイジって楽しんでるからです\(^0^)/
愛ゆえに~~♪♪

それにしても。
昨日から、相当バトルってると思うのに(ティナたんのレベル上げも兼ねて)、まだ、25%。
詳細すら、まだ、表示されてません。
この遂行率の大変さが、シーモアの恨みの深さを物語ってる!?(笑)


余談ですが。
FF12のプレーヤーズアイコン。
ウォースラやレダス、ラーサーも有るのに。。。
ヴェイン閣下が無いのは何故!!??

ああ、そうか。
ヴェイン閣下はパーティーメンバーにならなかったからだね(T_T)哀

アルケイディア、万歳ヽ(゜▽゜)ノ←やけくそ(笑)

映画『少年メリケンサック』

2009年02月20日 | 映画鑑賞記
今日も、映画鑑賞記をば。
先日、見た『少年メリケンサック』です~。

主人公は、契約社員のOL・かんな。
彼女は、レコード会社の新人発掘部で働いているのですが、その仕事っぷりはイマイチで、契約を切られそうな状態・・・。
そんな彼女が、mixi(笑)の動画で見た映像。
そこには、パンクバンドが暴れまくるライブが映し出されていました。
「これは面白い!」
そう思った彼女は、その映像を社長に見せます。
若かりし日は、パンクをやっていたという、パンクを愛する社長は、その映像を見て、
「これはイケル!!」
と閃きます。
自分たちの会社からCDを出すべく、契約を取る為にメンバーに会いに行ったかんなですが。

彼女を待っていたのは、映像に映っていたイケメンではなく・・・どう見ても、飲んだくれたオッサン・・・・。

なんと、彼女がmixiで見た動画『少年メリケンサック』のライブ映像は、25年前のもので!!!
『少年メリケンサック』は25年も前に解散したバンド・・・そして、メンバーは、皆、50前後のオジサンばかり。しかも、音楽をやっている人はいない。

それでも、妙にやる気になってしまった、元ベーシストのアキオと、真実を知らないまま勝手に全国ツアーなどのスケジュールを組んでしまった社長に追いつめられる形になり。
かんなは、社長に誤解を解けないまま、かつてのメンバーを集め、バンドを再結成することに。
けれども、やる気だけはあっても、全然まとまらない・・・というか、ぶっちゃけ下手すぎて、ライブにならないオッサンズ。
社長にも真実がバレ、どうらもこうにもならなくなったかんなのハチャメチャな奮闘記&元パンクバンドのオッサンズとの心の交流。


結構、予告編を見てて、「面白そう~~♪」と思っていたのですが・・・。
う~ん。
わたし的には、イマイチだったかもA^^;;
いや、面白いのは面白かったんだけど、それだけ・・・というか。
宣伝の割には・・・・・・・・・・って感じかな?

どうでも良いけど、ずっと、mixiで「映画『少年メリケンサック』にmixiが登場」って宣伝が載ってましたが・・・。確かに、冒頭から出て居ましたね、mixi・笑

昔は大人気のパンクメンバー、現在は、黄昏れたオッサンのメンバー達。
そして、何をやっても上手くいかない、崖っぷちOL。
ある意味、似たもの同士っぽい感じはいなくもないのですが(笑)、彼らが巻き起こすドタバタ劇や、まるでコントのようなやりとりは大爆笑でした。
一生懸命になりすぎて、空回りするヒロインと同様に、一生懸命やっているのに、時代から取り残されてるオッサンズ。
でも、彼らが、失敗して、惨憺たる状況を積み重ねながらも、何かに目覚めていく・・・いつの間にか心を通わせていた、という過程は興味深いです。

そして。
俳優さん達の演技は、見事でした~。
「篤姫」や「純情きらり」などNHKなイメージや、また、「NANA」のオシャレで可愛いイメージのある宮崎あおいちゃんが、見事に、ダメ子っぷりを演じていました。
ちょっとお馬鹿で、仕事もあまり出来る方ではなく、そして、恋愛も、ぶっちゃけイマイチな感のあるOLかんな。
でも、憎めなくって、実は、発揮できていない能力を持っている・・・。
そんな風に思わせる女の子でした。

そしてそして。
「誰も守ってくれない」では、犯罪被害者の身内の少女を守る刑事役だった佐藤浩市さん。
二枚目なイメージの強い彼が、飲んだくれオッサンや、ダメダメバンドの勘違いベーシストなどを熱演。
普段は見られない、佐藤浩市の演技だったのでは?
そして、あんな衣装&髪型の佐藤浩市さんも、かな~り珍しいかと・笑

とりあえず、「有り得ね~~~~!!!!!」な話です(爆)し、深く考えずに、彼らのハチャメチャ度を楽しめばイイかなぁ~と思います(*^^*)

そうそう。
気になったのが、ボーカルの彼。
25年前のライブ中の事故の後遺症で、今なお、色々と体や言葉に不自由があったハズなのに・・・いつのまに完治してるんだ・爆
ってか、あれは、最初から演技だったの? ・・・違うよね??
有り得ねぇぇぇぇ!!!!!
でも、まあ、皆が一丸となって為し得た奇跡の一環ということで、OK・・・なのか??

極端な話ではありますが、でもでも。
年を取っても、何かが出来る!そんな風に、元気になれる映画なのではないかなぁと思いました。

余談ですが、汚い系のネタが多すぎて、若干、胸焼け・笑

わたし的には、「まぁまぁかな~」って感じでしたが。
でもでも、何も考えずに爆笑して、ストレス発散にはなる作品なのでは?と思います。

あっ、空耳の「ニューヨーク・マラソン」!!!!!
まさか、あんな歌詞だったなんて。
ラストは大爆笑でした~っっ。

映画『ベンジャミン・バトン~数奇な人生~』

2009年02月19日 | 映画鑑賞記
前々から見たかった、『ベンジャミン・バトン~数奇な人生~』を見てきました~。
・・・長かった・・・3時間近くある映画なのですよね。でも、とても興味深かったです。


1918年。
ニューオリンズ。

第一次大戦の終結を喜ぶお祭り騒ぎの中、一人の赤ん坊が誕生します。その子を産んだ母親は、夫に「あの子のことをお願い」と言い残して死亡。残された夫は、生まれたての我が子の顔を見るのですが・・・。
ゆりかごに入っていたのは、赤ん坊の体でありながら80代の老人の姿をした不気味な子。
そんな不気味な我が子を、父親は、老人ホームの前に捨てるのでした。

そして、赤ん坊を拾ったのは、その老人ホームで働く、黒人の女性。彼女は、子供を授かることが出来ない体だったこともあり、その醜い赤ん坊を「これも、神様の奇跡だ」と言って、ベンジャミンと名付け、自ら育てることにします。

拾ったばかりの時は、白内障で目も見えず、手足の関節も衰えており、老衰間近の老人の体で、そう長くは生きられないだろうと医者から宣告されたベンジャミンですが、月日が経つ事に、少しずつではありますが、体力が回復していきます。若返っているように。
住まいが老人ホームということもあって、彼は周りの老人達と馴染みながら日々を過ごしていきます。
やがて、車椅子で動けるようになり、杖で歩けるようになり、杖が1本に減り、とうとう、自らの力で歩けるようになり・・・と、本当に若返っていくのでした。

そんなある日、彼は、ホームの入居者の孫であるデイジーという5才の女の子と出会います。
「こう見えても、実は、僕、まだ子供なんだ」
「そうだと思った。貴方は、私のお婆ちゃんみたいな、他のお年寄りとは違うもの」
と仲良くなった二人ですが、ベンジャミンの育ての母が、赤ちゃんを授かり、彼を取り巻く環境も少しずつ変化しつつあることを悟って、彼は、船乗りになる決意をするのでした。

そして、船に乗って世界を旅し、色々な人との出逢いを経験し、また、故郷へと帰ってきます。その頃には、もう、かなり若返っているベンジャミンです。

そうして、そこで、美しい女性へと成長を遂げたデイジーと再会。
紆余曲折を経て、長い時間がかかりましたが、最終的に、互いの人生の中間点くらいの時期に、ベンジャミンとデイジーは結ばれるのでした。

けれど、世の中に「永遠」なんて物は無い。
自然の摂理通りに、どんどん老けていくデイジー。
そして、その摂理を逆回りに辿ってきたベンジャミンは、どんどん若返ってきます。

共に老けていくことが叶わぬ二人の男女。
このままでは、最終的には夫婦なのに、お婆ちゃんと赤ちゃんという組み合わせになってしまう・・・。
だからこそ、ベンジャミンが決断した選択とは・・・?


しっとりとして、落ち着いた綺麗な映画だったと思います。
老人の体で生まれ、老人ホームで育つ、主人公ベンジャミン。
幼い(と言っても、見た目は老人ですが)彼を取り巻く老人ホームという世界には、必ず、「死」がついて回ります。
どんなに仲良く交流していても、いつの間にか、居なくなってしまう老人達。
同じメンバーで揃っていることは少なく、誰かが亡くなり、また、新しい誰かが入ってきて、また、その内、誰かが居なくなり・・・と。
だからこそ、ベンジャミンは、幼い頃から、人と人との出逢いを大切にし、知り合った人達のことをいつまでもしっかり記憶しているのですよね。
だからだと思うのですが、ベンジャミンの「人との出逢い」が、とても丁寧に描かれているのですよ。
とはいえ、前半は、それが少し長いというか、退屈というか・・・少し眠くなってしまいましたがA^^;;

でも、色々な人との出逢いの中、年齢を重ねながら若返っていくベンジャミンの姿は、味わい深い物がありました。

そして、映画の後半は、彼が幼いときに出会った女性、デイジーとの恋愛が描かれます。
これは、本当に、哀しいというか、切ないというか・・・。
ちょうど、人生の中間地点で結ばれた二人。
その時は、年齢的にも外見的にも、ちょうど釣り合うくらいの時期だったのですよね。
でも、その中間地点を過ぎると。
どんどん、老けていくデイジーと、どんどん若返っていくベンジャミン。
世の中に永遠という物はないと、幼いときから悟っているベンジャミンは、デイジーの変化にも気にならないのでしょうが・・・女性としては、自分だけが老けていくというのは、心苦しいですよね(;;)
それでも、二人での生活を築き上げている時に、ベンジャミンの子供を授かったデイジー。
そして、ベンジャミンは、苦悩を背負うことになります。
もし自分のように生まれてきたら。
そして、子供と一緒に年を取っていけないことも。
彼の心配を余所に、子供は無事、健康な体で生まれてきます。
けれども、彼は、成長する子供とは逆にどんどん若返っていく・・・。
やがて、父親なのに、自分の子供より若くなってしまう日が来る。
そのことを、ずっと悩み続けるのですよね。

この一連のエピソードは、とても切なかったですし、一旦失踪した彼が、再び、デイジーのバレエ教室を訪ねるシーンなどは、涙が出てしまいました(><)
そして、再会の時に、一夜を共にする二人ですが。
青年のようになったベンジャミンに対し、デイジーは、もう大分老けていて。
彼に背を向け、服を身につけている彼女の体が、「中年女性の体」っぽくなっていたのは、同じ女性として、見ていて、やるせないというか切ない思いでしたね。

この再会を境に、また、姿を消すベンジャミンですが、次に、デイジーと会ったときには、もう、少年の体になっており、しかも、認知症が始まっていて、何も解らなくなっていて・・・。

ベンジャミンもデイジーも、何十年と生きてきた、れっきとした老人なのですよね。
でも、見た目も老人なデイジーに対し、見た目は子供のベンジャミン。
結局は、外見だけの問題で、中味は、二人とも同じな訳で。
年を取るって、何なんだろう?と考えたりしましたね。

そして、この映画を見て、思ったのは。
やはり、私たち女性にとっては、「年を取りたくない」、「いつまでも若くいたい」いや、いっそ、「もう誕生日なんて要らね~よ」とか思うこともあるでしょうが。
でもでも。
大切な人と一緒に、老けていく・・・ということは、幸せなものなのかもしれないと思いましたね。
夫婦だけでなく、恋人も、友人も・・・皆々。
一緒に時を過ごした人達と共に、一緒に、年齢を重ねていく。
生まれた瞬間に、もう、死があるのは自然の摂理な訳ですから、その仲間達と共に、いつか訪れる「その時」に向かって歩んでいく。
もちろん、ベンジャミンも、外見が若返ってるだけで、中味は、皆と共に年を取っているわけですが。
それでも、自然の摂理と逆回りの時間が流れている彼の肉体は、それ故の、苦悩を彼に与えたのではないかなぁ~と。

そして、命には必ず、限りがある。
だから、その限りある時間の中で、色々な出逢いを大切に。
自分が知り合った人達は、誰一人として、同じ人間は居ないわけで。それぞれ、皆、違う個性を持った、大切な命達。
人との出逢いは、限りある命と命の出逢いでもある。
だから、「一期一会」を大切にしたい・・・とも思いましたです。

映画の作りとしては、死を間近に迎えたデイジーの回想・・・という感じなのですが。
オチというか、彼女にベンジャミンの日記を読んであげている娘に関しては、「ああ、やっぱりね」と、予想通りだったというか(^^)
けっこう、引っ張った割には、ラストは、あっけなかったというかサッパリしていたかな~という気はしますが。

さてさて。
この映画、特殊メイクの素晴らしさも気になってしまうトコであります。
お爺ちゃんから青年までのブラッド・ピット、そして、20代~80代までのケイト・ブランシェット。
老けメイクも若メイクも、素晴らしいっっっ!!!!
回想しているお婆ちゃんが・・・まさか、ケイトの老けメイクとは・・・本当にビックリでした。

本当に数奇の人生なベンジャミン。
現実には絶対に有り得ないことなので、まあ、ファンタジーといえば、ファンタジーですよね。
どんどん若返っていく彼に、皆も、さも当たり前のように接していますし。
でもでも、有り得ない話なのに、なんだか、本当の話みたいに、良く作られた映画だったと思います。

興味ある方は、是非是非。
3時間くらいあるけどね(^^)b