★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

京都丹波EXPO2014

2014年11月30日 | 徒然なる日常
近所で開催されていました、京都丹波EXPO2014を覗いて来ました(*^^*)



↑↑京都丹波のご当地キャラ達。

彼らのゆるキャラステージもあったのですが、私は寝坊して、会場にいくのが遅くなっちゃったので、見逃しちゃいました。
…残念!

会場を巡回するゆるキャラに会えるかなぁとも思ってたんだけど、会えなかったf^_^;


でもでも。

私の本当のお目当ては、ご当地の美味しいもの達(^m^)

このイベントでは、普段だと、道の駅でしか買えないご当地のお弁当などが販売されているのですー。

と言う訳で。

本日の昼食。



河鹿弁当をお買い上げ。

はい。

その名の通り、鹿さんのお弁当ですね!


気になる中味はこちら(*^^*)




鹿そぼろご飯、鹿しぐれご飯、鹿肉コロッケ、鹿肉ロースト。

鹿…と聞くと、抵抗のある人もいるかもしれませんが、くさみも全くなくて、柔らかくて凄く美味しかったです。

てか、鹿って分からないくらい普通のお肉って感じでしたよ。

良いお弁当が買えましたー♪


また、お弁当販売だけではなく、屋台コーナーも充実。

地元の企業や団体が、ご当地の食材を使っての丼やうどんなどなどを販売し、賑わってましたです。

屋台ブース、良い匂いがしてたなぁ(*^^*)
私はお弁当を買ったので、屋台では買わなかったですが。でもでも、こういうイベントで美味しそうなものを沢山見ると、ぜーんぶ食べたくなっちゃいますね(^_-)-☆笑


そして!

ご当地スイーツのブースもありますよぉ。

私はこちらをお買い上げ。



ご当地なマカロン。

おチェブちゃんが嬉しそうに持っているオレンジ色のマカロンは、オレンジ味……ではなくて!
トマト味。

そして、茶色いマカロンは、丹波黒豆きなこ味なのですー。


今は、お弁当を食べたトコで、お腹いっぱいなので、まだ食べていないのですが。

マカロン、楽しみだなぁ。

…チェブちゃん、君が持ってるの、オレンジ味じゃないんだよ?

……え? 良いの?(*^^*)

うんうん、トマト、美味しいモンねー( ´ ▽ ` )


もちろん、食べ物だけではなく、ステージでは地元のサークル(?)の方々の踊りが披露されてたり。

手作り市では、工芸品やアクセサリーなどの販売をしていたり。


展示コーナーでは、写真などの作品展示があったり。

まさに、文化祭ですね!!

会場はたーくさんの人で大賑わい。

活気に溢れてましたよっ。


と。
そんなこんなで。

色気より食い気……ならぬ、文化より食い気な私は、もっぱら食べ物ブースばかりを満喫していましたが(^m^)
楽しかったです。

こういう、地元の特産品などに触れるイベントって良いですね!


あ!

余談だけど、有頂天家族のお菓子を売ってるブースもあったな(*^^*)

ちょっと欲しかったかもー(笑)


宮部みゆき『ソロモンの偽証』、ハマってます!!

2014年11月29日 | 徒然なる日常


先日から、こちらの本に夢中になっていますwithおチェブちゃんv

宮部みゆき著の『ソロモンの偽証』。

本屋さんに平積み&特設コーナーが出来ていたのは、前々から見かけてて、興味を持っていたのですが。

ちょっと、積み本もあるしで、今はまだいいや~と思っていたのですよ。

でもでも。

結局、誘惑に負けて、つい先日、1巻を買っちゃいました\(^o^)/

そしたら……。
あまりにも面白くて、激ハマり!

1日で1巻を読み終えてしまい。

直ぐに2巻を購入。

2巻もハイペースで読み進めているので、これはすぐ3巻が欲しくなるなぁと思い。
一昨日、オットに仕事帰りに3巻を買って帰って貰った…という訳です。

という訳で。

現在、3巻までが手元にあるわけですが、この作品は全6巻!

まだまだ先は長いですね。

来春には、映画公開のようですし。
それまでには全巻読み終わっているでしょう☆

それにしても、本当に面白いです!

激ハマりですっ。

まだ2巻の半ばまでしか読んでませんが、凄く怖い!!

人間の内面っていうか。
決して、表には出さない、人の心の奥にあるドロドロしたもの…というか。

自分に何の害ももたらさない他人を、勝手な被害妄想によって逆恨みする心理や。

ずっと心の奥底に隠して、我慢し続けていた感情が爆発することとか。

人間はかくも怖い生き物なのかなぁって。。。


物語の舞台は1990年。
まだバブリーな時代、バブルが弾ける直前くらいかな。

クリスマスイブに起こった、中学生の飛び降り自殺を発端にした、様々な事件なんだけど。

なんだか、この中学生の自殺事件だけでは終わらなさそうな、まだまだ、怖いことが起こりそうな雰囲気がギュンギュンしています。

読み進めるたびにドキドキしてて、面白い! けど怖い!!


最近、寝不足なのは、読書に没頭しているからなのでしたf^_^;←そして、時々、本読みながら寝落ちして、朝起きたら、枕元に本が転がってることも



少しずつ公開されてきている映画の情報も楽しみですよね。

佐々木蔵之介さんや、夏川結衣さん、永作博美さんなど、キャストも良い感じですし、映画化も絶対見るです!

映画『FRANK フランク』

2014年11月28日 | 映画鑑賞記
先週の木曜日、そして、今週の水曜日と、二週続けて単館映画館に足を運びリピーターしちゃいました、映画『FRANK フランク』。
今日は、その感想を♪


■映画『FRANK フランク』予告編




「世界で最も美しい顔」の堂々1位に選ばれた、マイケル・ファスベンダーが、その美しい顔を見せることなく、終始、奇妙なハリボテの被り物を被っている不思議なバンドマンを演じる~~ということで。
最初は、その、奇妙でおかしな設定に惹かれて見に行ったのですが。

コメディであって、実に深い作品で、とても切なくもあり。

なんだか、その奇妙なフランクの世界にどっぶりと浸かってしまいました。

なかなか一度見ただけでは、分かり辛いこともあったのと、見終わった後に、心にひたひたと来るものがあって、繰り返し見たくなる~~というのとで。
リピーターしちゃったのでした(*^^*)


イギリスの郊外に住み、サラリーマンとして働くジョン。
彼は、音楽の道への夢が捨てきれず、常に曲作りに励んでいるものの、納得の出来る作品は生まれてこない。
本当は、自分でも、自分に才能がないのは分かっている・・・。平凡な青年です。

そんな彼が、ふとしたきっかけで、あるバンドのキーボードとして飛び入り参加することに!

しかも、そのバンドのボーカルというのが、大きなハリボテの被り物を被った奇妙な男・フランク。

ブッ飛んだフランクの姿と音楽的才能の虜になるジョン。

そして、ジョンは、なんと、フランクのバンドのキーボードとして正式メンバーに迎え入れられます。

諦めていた音楽への道の夢が叶う!!

会社を辞め、彼らと共に、アイルランドでの曲作り合宿に赴くジョン。

しかし、あまりにも独特な感性を持つメンバー達とは親しくなれず、また、フランクの妙な拘りなどもあり、レコーディングは一向に進まない。
メンバーが生活するお金さえ底をついてくる・・・。

そんなある時、自分達の曲作り風景をYou Tubeにアップしていたジョンは、その動画が多くの人に閲覧されていることを知ります。

そして、アメリカのテキサスで開催されるアマチュアバンドの祭典にフランクのバンドが招待されることに!

フランクの才能に心酔しているジョンは、彼はもっと有名になるべきだ!と、メンバー達の反対も押切り、フランクを説得。


バンドはビッグになる夢を抱き、ついにアメリカ上陸!!!

しかし、会場入りした頃から、フランクの精神状態はますます不安定になり、ジョンとメンバー達は激しく衝突。

結局、メンバー達はジョンの意見を認めず、離散。

フランクと二人だけで残されたジョンは、それでも、フランクとステージに上がるのですが、そこで、思わぬ事態が・・・・・!!!???


というお話。

コメディはコメディだと思うのですよね。

なんと言っても、あの、奇妙な被り物が凄いインパクトなフランクの一挙手一投足が気になります。

だって、絶対に被り物を脱がないのですから。

寝る時も、お風呂の時も。

勿論、食事の時も被り物を被ったままなので、彼は、いつも、液体の栄養剤をストローで摂取しているだけ・・・とか。

でもでも。

フランクという人物は、「被り物を被っている」ということ以外は、至って普通というか。

音楽を愛し、音楽に拘る、音楽の才能に恵まれたバンドマンなのです。

で。

私も凡人だからか、つい、興味本位に「なぜ、フランクは被り物を被ったままなのだろうか?」というのが気になって気になって仕方がなかったのですよね。
きっと、それは、ジョンも同じだったと思います。

だけど、フランク同様、一風も二風も変わり者なフランクを囲むバンドメンバー達は、そんなことには、一切拘っていません。

被り物があろうがなかろうが、彼は、フランク。

才能あふれるフランク。

彼の曲作りに付き合い、一緒に音楽を作り上げていきます。


キーボートとして新メンバーになったジョンが、最後の最後まで、バンドメンバー達と分かり合えなかったのは、きっと、その辺りが理由じゃないかなぁって思うのです。

フランクをはじめとするメンバー達にとって、音楽は、自分の表現の場であり、自分が自分で居るための、心の居場所みたいな大切なものなのだと思います。
だから、フランクの奇妙な風貌も気にしない。

一方、ジョンにとっての音楽というのは、有名になりたい、お金を稼ぎたい、女の子にモテたい・・・という、俗っぽさなのですよね。


ジョンとメンバー達の決定的な違いは、そのスタンスなんだと思いました。

一癖も二癖もあるメンバー達は、その分、とても敏感で繊細で。

きっと、ジョンのそういう俗物的な部分、そして、音楽の才能の無さを、即時に見破っていたのでしょう。
そして、そんなジョンが、繊細なフランクを壊してしまうのではないか・・・という危惧していたのではないかなぁ。
だから、皆、ジョンに冷たかったのだろうな・・・。


そして、ジョンも、彼らと生活を共にするうちに、フランクや彼らにはある音楽のセンスが、自分には無いって実感していくのですよね。

だから、今度は、フランクをプロデュースすることで、彼の才能に乗っかろう・・・と思ったのだと思います。

正直な所、音楽以外では、あまり社会性があるとは思えないメンバー達。
当然、合宿中の生活費も、底をつく。

そんな時に、自分が貯金をはたいて、お金を「出してあげる」ことによって、バンド(もっとピンポイントに言うとフランクを?)を自分の支配下に置こうとしていたのかな・・・とも感じました。

フランクの作曲風景や、練習風景を無断で撮影し、勝手にネット動画にアップしていたことも、「自分がフランクを有名にしてやるんだ!」という想いの表れでしょう。

また、音楽祭に来てからは、「独創性の強い曲ではなく、もっと、万人に受ける曲を作れ!」とフランクに強要して、追い詰めたり。

まあ、悪意は無かった・・・とは思いますが。


でも、その結果として、ジョンとメンバー達との亀裂は決定的な物となり、また、フランクの心も壊してしまう・・・。

ここが、彼らとジョンの違い。
つまり、天才と凡人の違いなのではないかなぁと思いました。


思えば、ジョンは常に、ツイッターで呟いたり、ブログを書いたり、動画をアップしたりと、ネットをしているのですよね。
つまり、彼の精神のベクトルは外に向かっている。

一方、フランクやメンバー達は、社会との関わりをほとんど持たず、森に引き籠って、ただただ音楽創作に励む・・・という内向きベクトル。

ここでも、「音楽で有名になりたい!」というジョンの音楽への野望が、明らかに他のメンバー達と違うっていうのが分かりますよね。


そんな訳で。

せっかく、大勢の観客の前で演奏をする機会を得たにも関わらず、崩壊していくバンド。

でも、ジョンは、どうしてメンバー達が自分から離れていくか、分かっていないのですよね・・・。

「せっかく有名になれるチャンスがあるのに、なんで、皆、分からないんだ!?」

みたいな感じで。

でも、いよいよ本番のステージ上で、徹底的に思い知ることになるのですが・・・・。


うん。

きっと、ジョンは、フランクと言う、被り物を被った、抜群の音楽センスを持つ、不思議な男の虜になってて、彼に、自分の夢を重ねていたのかもしれません。

彼が有名になれば、自分も一緒に音楽をやっていける・・・と。
諦めていた夢を追いかけようとしたのかも。

でも、やっぱり、ジョンはとことん凡人だった。

フランクのことも理解出来なかったし、また、フランクから理解されることも無かった。

それを、あの本番のステージ上で思い知ってしまったからこそ、八つ当たり的に、

「そんなマスク、脱いでしまえ!!」

と嫌がるフランクから無理矢理被り物を剝ぎ取ろうとするのですよね。

あれは、完全な八つ当たりだよ(--; ジョン、酷い・・・。


でもね。

私も、ジョン同様凡人だから。

メンバーの中に溶け込めないジョンの孤独さ、とか、本当はやりたいことがあるのに才能が無い無力感とか、分かるような気がして、切なかったよ。

もし。

フランクと出会うことなく、あのまま普通に会社員をしていたら。

仕事に不満を抱えつつも、趣味で曲作りをして楽しむ、平凡な生活のままだったのかもしれない。もしかしたら、そちらの方が、ジョンには幸せだったのかもしれないなぁって。

だけど。
フランクと出逢い、その奇妙な魅力に惹かれ、彼と共にあれば、自分の音楽で一花咲かせられるに違いない!と大きすぎる野望を抱いてしまった。
ゆえに、全てが手に入らなくなった悲しみも大きかったでしょうね。

だから、見ていて切なかった。


メンバーをぐちゃぐちゃに引っ掻き回しただけの存在だったジョンだけど。
自分も、彼らみたいになりたかったのだろうね。

でも、そこに、あまりに越えられない天才と凡人の壁というのがあって。
にんともかんとも・・・。


そうそう。

当然、この映画を見ていると、ずっと気になることがありますよね(^m^)

フランクは、一体、いつ、あの被り物を脱いで、マイケル・ファスベンダーの美しいお顔を見せてくれるのかなぁ~と(笑)

俗っぽい興味でスミマセンA^^;; 私も凡人なのです。


ジョンに無理矢理、被り物を脱がされそうになり、慌てて外に飛び出し、車にはねられてしまったフランク。
そこには、バラバラになった、彼の被り物が・・・。

・・・のシーンで、「いよいよかぁぁぁ(*><*)」

と期待したのですが、フランクは、そのまま逃走してしまい、行方不明。

引っ張りますねA^^;;


でもでも。

ラスト。

ジョンが、フランクの実家に謝罪に行った時。
そこで、フランクは被り物を脱いで生活していました。

とはいえ、その姿は、意欲的に音楽を創作していた、被り物のフランクとは別人のように元気が無くて・・・。

やはり、彼は、振り物がないとダメなのでしょうか・・・ね・・・?


ジョンとフランクの両親の会話も、とても印象的でした。

14歳の時から、被り物を被り続けて来たというフランク。
そんな彼のエピソードを聞き、なぜ、彼がそうなったのか?、鋭すぎる音楽の才能が彼をそうさせたのか?・・・とフランクの両親に問うジョン。

両親は、「なんの理由もない。ただ、彼は病気なんだ」と答えます。

また、お母さんは、「あの子は綺麗な顔をしているのよ・・・。肌も綺麗で・・・」と泣いていました。

私も、つい「なぜ、フランクは?」と疑問に思って仕方なかったのですが、確かに、病気に理由なんかないのかもしれませんよね。

彼は、顔を隠したかった。だから、被り物を被った。そして、被り物を被っているからこそ、自分らしい自分で居られた。

それで十分なのかもしれません。


そして、最後の最後。
被り物を被らない素顔で、元メンバー達が働く酒場にやって来るフランク。

今まで、彼の一番の理解者であったクララに、「愛している」という歌を泣きながら歌うフランク。

それを暖かく迎え入れるメンバー達。

そう。

被り物を被っていようが、いまいが、フランクに変わりはなくて。
そこには、彼の音楽があり。
メンバーも居て。

そこが、フランクの帰る場所。いや、居場所。

一度は離散したメンバー達が再会し、優しい音楽を奏でる中、一人で去っていくジョンの姿が印象に残りました。

彼は、最後の最後まで、フランクたちの世界に入ることは出来なかったのですよね。

音楽でしか生きられない彼らと、そうではないジョンの壁を感じて。
かなり切なかったです・・・。

そして、切ないと思ってしまうのは、私も、きっとジョン目線なんだろうなぁって思いました。

天才に憧れながらも、でも、自身は、何の才能もない凡人であることを痛いほど知っている。
自分は絶対に天才の領域に入ることも、交わることも出来ない凡人である。

私も、そういう側の人間だから、ラストは切なくなっちゃうのかなぁって思いました。


やはり、単館作品だからか、コメディであっても、難しい映画だなぁと感じましたが。
でも、見終わった後に、ずっと心に残る・・・そんな作品でした。



そうそう。

リピーターして思ったコト(*^^*)

初回で見た時は、ジョンの作る曲を「これはこれで良い曲じゃん♪」と思っていたのですが。

二回目見るとね。

私も、段々、フランクに洗脳されて来ているのか、ジョンの曲がありきたりに感じられて、やっぱり、フランク凄い~~って思えて来たから不思議。

完全にフランクに洗脳されていた!!??(笑)

彼らの奏でる風変わりな音楽も、この映画の魅力です!

OVA『Hybrid Child』Blu-ray、2巻届きました!!!

2014年11月27日 | ゲーム・アニメ萌え語り
昨日発売日でしたね!

OVA『Hybrid Child』のBlu-rayp(^^)q

私は、今日、受け取りにしていたので、1日遅れでGetですぅ♪

お昼頃、届きました!!


今回は、こんな感じです。



またしても、豪華な特典満載で、ホクホク(*^^*)

特典の1P漫画に、思わずニヤリ(^m^)


ジャケットも、凄く美麗ですよね~。



ゆずの無邪気な表情と、そんなゆずを優しく見つめながらも、どこか悲しげな瀬谷。

嗚呼(*><*)

このイラストを見ているだけで、胸が締め付けられそうな気分です。
切ない!!!!


そしてそして、特典も可愛い物がたくさんです。

毎回お馴染みの、フラグランスカード。
今回は、もちろん、ゆずと瀬谷。




メタルプレート栞。



本好き、栞好きとしては、この毎回の特典は、とても嬉しいです。
・・・とか言いつつ、勿体なくて、前巻のもまだ使えていない栞A^^;;笑
でも、栞は、ホント、読書の友で使いたいなぁ。


あっ。来月はいよいよ月島と黒田ですかね☆

この物語を通して、一番大好きなキャラが月島なので、凄く楽しみです。


そして、そして。

カワユイっ!!

SDキャラのミニがま口財布っっ。



財布と言うより、アクセサリーを入れたりするのに使いたい逸品。
でも、これも勿体なくて・・・・以下略(^m^)

私、こういうミニサイズの財布というかポーチ的な物って、好きなのですよね!

例えば、外出先や旅行先で、アクセサリーを外した時に、収納するのに便利でねっ。

なので、このゆずと瀬谷は、その内、旅行や帰省のお供になると思います!!



で。

お昼頃届いたのですが。

実は、まだ、色々と片付けなくてはイケナイ用事があって、見てません(>_<)

もう少しして、落ち着いてから、TVの前で正座して見たいです。


あわわわわ・・・・!!

楽しみ過ぎるぅぅぅぅ(≧▽≦)っ


『FRANK フランク』リピーターして来ます&『Hybrid Child』2巻発売日!

2014年11月26日 | 徒然なる日常


先週、見てきました、映画『FRANK フランク』。

そう!

マイケル・ファスベンダーが最初から最後まで奇妙な被り物を被って出演する~~という、風変わりな映画です。

コメディといえば、コメディなんだろうけど、ただただ面白可笑しく笑うっていうのではなくて、人間心理に深く迫る作品で、私、凄く好きでした。

なんか繰り返し見たくなる中毒性があるというか、ね!


という訳で。

今日、リピーターして来ちゃいます(*^^*)

初めて見た時には、どう解釈したら良いのかなぁって思った部分も、リピートすると解るかな?

改めて見てみるのも、楽しみです。


そして、せっかくなので、何か、もう一本見たい!!

見たい作品は色々あるのですが、時間帯がうまく合うのがなくって。迷う、迷う。

最近、ネッ友さん達が見てらっしゃる『クローバー』にしようかなぁ。

なんか、予告編が印象的で気になるのですよね!


さてさて!

話は変わって。

今日はOVA『Hybrid Child』2巻の発売日☆

私は、明日受け取ることにしてるので今日は見れませんが、楽しみです。

今度は、瀬谷とゆずの物語。

前回は、まだ、ハッピーエンドなお話でしたが。。。それでも泣いたし。
今回は、もっと凄く切なくなるだろうなぁ。

号泣、必至な気が。・゜・(ノД`)・゜・。

嗚呼、ドキドキ。




…と。

そんなこんなで、まず、今日は『FRANK フランク』!!

満喫してきます!


映画『美女と野獣』

2014年11月25日 | 映画鑑賞記
今日は、先日見た映画の感想を♪

映画『美女と野獣』。フランス映画です~。

なんだか、超久々にフランス語を聞いた感じ。やっぱり、フランス語は綺麗ですね!

そして、ベルが野獣に自分の名前を告げる時、ちゃんと、

「Je m'appelle Belle」(ジュマペル ベル)

って言ってて、学生時代に習った定型文通りなのに驚いたり(笑)
・・・いや、英語もだけど、学校で習う定型文って、意外と日常的には使わないって多くないですか?




と、話は逸れましたが。

久しぶりのフランス映画。

フランスに古くから伝わる物語を、フランス映画として実写化したものです。

とても綺麗な映画でしたよ~。

とにもかくにも、ベルが可愛くて可愛くて(≧▽≦)←【注】私のことでは無いww
綺麗だったなぁ~(//▽//)



■映画『美女と野獣』予告編




『美女と野獣』と聞くと、どうしても、頭に浮かんじゃうのが、ディズニーアニメの『美女と野獣』。

楽しい歌のシーンがあったり、甘い恋愛があったり、と華やかなイメージがありますよね。

でも。

これは、フランスに伝わる『美女と野獣』の物語をベースにした作品。

なので、ディズニーのイメージを抱いて見に行くと、ちょっと地味に感じてしまうかもしれませんねA^^;;


私は、凄く好きな雰囲気の作品でしたよ~。


まず、絵本のページを開いていくかのような冒頭の作りにとても引き込まれます。

・・・まあ、正直、この作りは、ある意味「お約束」な感じで、ラストへの展開が思いっきり読めちゃうのですが、気にしない気にしない。
「定番」というのは、常に、オイシイのです(^m^)


で。

母親が子供達に、お伽噺を呼んであげているシーンから、映像は、一気に物語の世界に入っていき、美女と野獣のお話が始まります。

物語は、多くの人が知ってる通りのお話。

愛する末娘の為に、あるお屋敷の庭で、たった一輪の薔薇を盗んでしまった商人。
しかし、その薔薇は、屋敷の主である野獣が何よりも大切にしていた物。

薔薇を盗んだ罪を、命を持って贖え・・・と言われます。

そして、野獣は、商人に、家族に別れを告げる1日だけ猶予を与え、屋敷に戻って来るよう命じるのでした。
もちろん、約束を破って逃げたりした時は、彼の愛する家族を皆殺しにする・・・と告げて。

こうして、一旦は、家に戻り、子供達に事情を説明し、自分は野獣の元に戻るという商人。

しかし、末娘のベルは、自分が欲しがった薔薇の為に父親が殺されることに耐えられず、自らが父の身代わりとして、命の覚悟を決め、野獣の屋敷に行くのでした。

そして、そこで、野獣と暮らしていく内に、野獣の哀しい過去を垣間見ることとなり・・・。


というお話ですね!


魔法にかけられている野獣の屋敷や、はたまた、野獣がベルにプレゼントするドレスなどが、とても綺麗で。
これぞ、お伽噺!という感じで、見ていてウットリ(//▽//)

お屋敷やドレスや、花々はとても美しいのに、でも、その主は醜い野獣。
そして、ベルに冷たい野獣と、野獣に恐怖するベル。

お伽噺のような世界なのに、美しい者と醜い物、両者の間にずっと漂う緊迫感が、ある意味、心地よくもあり、お耽美な雰囲気もありました。


そして、夜ごと、ベルが誘われる夢の世界。

これこそが、野獣の哀しき過去であり、彼が野獣の姿になってしまった理由でもあるのですが・・・。

ここら辺は、ちょっと、納得と言うか共感出来なかった感じです。

なんていうか、あくまで、私の勝手なイメージですが、ベルは野獣と共に暮らす内に、彼の優しさとかに触れて恋に落ちていくのかなぁ~って展開を想像していたわけですよ。

だけど。

この映画の展開からだと、ベルは、過去の亡霊にシンクロしちゃっただけのように見えちゃって。

かつて、野獣がまだ人間だったころ愛した女性。
彼女の亡霊、というか、思念がベルに乗り移り、ベルはその過去の女性の感情にシンクロして、野獣を愛するようになったのではないかなぁって。そう見えました。

もしくは、彼の哀しい過去を知って、同情したか。

確かに、一緒にダンスを踊るシーンはあったけど、それで、愛情が芽生えたとも思えないし・・・。

やっぱり、ベルが野獣を愛したのに唐突感を否めなかったです。

とはいえ。

もしかしたら・・・だけど。

野獣はベルの願いを聞き入れて、一日だけ家族の元に帰しましたよね。
で、もし、彼女が戻ってこなかったら、自分は死ぬ・・・と言って。

命を賭けてベルを信じた、その「信頼」から愛情が芽生えたのかも~~とも思えなくはなかったですが。


野獣はどうしてベルを愛したんだろう? いつから、彼女のことを愛していたのだろう?


やっぱり、「ラブストーリー」というからには、2人が恋に落ちていく過程が見たかったかな。

まあ、お伽噺ですから、ある程度のご都合主義は有りでも良いと思いますし、私は、この作品、好きですよ~。


そしてそして!

わたし的には、ラストのラストが好きでした。

これは、冒頭のシーンなどで、ある程度推理できるわけなのですが・・・(^m^)

『美女と野獣』といえば、やっぱり、ディズニーの影響か、野獣がプリンスに戻り、ベルと共にお城で幸せに暮らしました~っていう結末を想像しちゃいますよね。

でも、この映画は、ちょっと違います。

人間に戻った野獣とベルは、田舎の家で、庶民的な暮らしをしています。

お城のようなゴージャスさは無いけれども、家族がいて、お庭にはお花がいっぱいで。
平凡な幸せって感じかな。

っていうか、ベルは元々、大金持ちで都会のお屋敷に暮らしていた時より、田舎の生活の方を好んでいた感がありましたものね。

オシャレやお化粧が大好きな姉たちと違って、お金よりも、家族が仲良くあることや、お花が咲く庭を愛するような、お年頃の娘にしては、ちょっと変わり者な部分もありましたし。

だからこそ、彼女は、野獣のお城での豪勢な暮らしより、家族が一緒で、花に囲まれた、小さな家での暮らしこそが幸せなのだろうなぁって。

お城で幸せに暮らしましたとさ~より、心温まって好きです。


全体を通して、「静かな愛」という感じのしっとりとした映画でした。
少し独特なフランス映画の世界が良かったです。

天ヶ瀬ダムの紅葉♪

2014年11月24日 | 徒然なる日常
三連休も今日でお終いです。

昨日と今日はお家でノンビリしつつ、やらなくてはいけないお家の用事を片付けたりしてました。
でもでも、連休初日の11/22は、当日、スマホから、ちょこっと平等院鳳凰堂の写真をアップしてましたとおり、宇治に遊びに行ってました。

今日はその続きの写真。

ジャン♪♪



平等院から30分くらい、宇治川に沿って歩いて……天ヶ瀬ダムにも行ったのですー。

というわけで、チェブとダムの写真です。

色とりどりに紅葉した山々を見ながらのお散歩は楽しかったですよ!

しかも、宇治川の水面に、紅葉の山々が映ったりもしてて。

綺麗だったなぁ。

で。

ダムを見学したあとは、展望台まで上がりました。

そこの紅葉が、またまた凄く綺麗で!!



いっぱい、写真、撮りまくりですー。


そういえば、今年の京都は全体的に紅葉が凄く綺麗だと思うのですよね。

年によっては、な~んか、茶色っぽいのばかりで、あまり綺麗じゃないなぁって時もあるのに。

今年は、燃えるような真っ赤が鮮やかなんです!

残暑がなくて、寒くなるのが早かったからかしらん?

あちこちの紅葉を、まだまだ見て回りたくなるくらい、凄く綺麗です。

…来週末の嵐山はどうかなぁ?とか考えてみたり(^m^)


と。

そんなこんなで、連休中の紅葉写真でした。

スマホからの投稿なので、簡単ではありますがf^_^;
本当は、写真もいっぱい撮りました☆


この三連休、京都は、お天気も良くて、暖かくて。

紅葉目当てで京都に旅行に来られた方は、凄くラッキーだったのではないかなぁ( ´ ▽ ` )

うん、うん。

良かった良かったo(^▽^)o



LAWSON×コリラックマのパスタプレート

2014年11月23日 | 徒然なる日常
恒例の、LAWSONのリラックマキャンペーン。

今回は、コリラックマのパスタプレートでしたね(^_-)-☆

お店の見本展示を見た時から、使い勝手が良さそうだなぁと思って、狙ってました。

で。

着々とポイントを貯めていたのですが、11月に入ってから、あまり、LAWSONに行ってなくて。

そういえば締め切り迫る!と思い、先週くらいから、朝ご飯をパンにしたり、オヤツにuchi-cafeを買ったりして、ポイント集めに励んでました。

という訳で、本日、GETして来ました(≧∇≦)




めちゃめちゃ可愛いですーっっ!!!

早速、洗って使えるようにしました( ´ ▽ ` )
今晩のボルシチで使おうかなぁ♪




…あ!
おチェブちゃんがお皿で遊んでる(笑)



そうそ☆

裏面も凄く可愛いんですよ。

ジャン♪



イチゴマークが可愛い。


キャンペーン締め切り間際で無事GET出来て良かったです。


お食事の友として、大切に使います。

それにしても、リラックマもコリラちゃんも見てると和むなぁ( ´ ▽ ` )

紅葉の平等院鳳凰堂

2014年11月22日 | 徒然なる日常



今日は、早起きしてお出掛けです(*^^*)

今日から発売になった、映画『ラブストーリーズ』の特典付き前売りを買うのがお目当て☆

『ラブストーリーズ』、公開は来年の2月で、まだまだ先ですが、楽しみですね!

また、スクリーンで、マカヴォイ様が見れます(//∇//)

と言う訳で。

朝一で単館映画館に行き、無事、お目当ての前売り券をGET!

…それにしても、一昨日から、単館映画館によく来てるなぁ。


で。

せっかくの紅葉の季節の三連休。

紅葉を見に、ちょっと、宇治まで足をのばしてみました☆

平等院鳳凰堂ですよー(≧∇≦)

ずっと、塗り直し工事をしてて、最近、落成したトコ。

なので、凄く綺麗です!

鳳凰様もピカピカ。

紅葉もとても美しい!!

赤や黄色など、色とりどりの葉を見ることが出来ました。

お天気も良くて、ポカポカ陽気。

綺麗な景色や紅葉を見ながらの散策日和ですね!


ではでは、引き続き、秋の宇治を楽しみます(*^^*)




映画『紙の月』

2014年11月21日 | 映画鑑賞記
昨日は、日記に書き来ました通り、単館映画館で『FRANK フランク』を。
そして、その後、いつものシネコンで『紙の月』を見て来ました。

『FRANK フランク』は、もう、凄くツボってしまいました。
決して、コメディって感じの作品ではなく、いろいろと深くて重いものを感じたのですが、でも、こういう作品好き。
見終わった後からも、心にじわじわと染み入るものがあって。
繰り返し見たいと思う作品でした。

単館だけど、もう一回、行こうかなぁ~。

まだ、ちょっと興奮が冷めやらないのですが、落ち着いてから、後日、きちんと感想を書きたいと思っています。




という訳で。

今日は、昨日見た、もう一つの映画。

『紙の月』の感想を♪


何か、見ていて引き込まれる雰囲気の予告編が、ずっと心に残っていました。

なので、密かに公開を楽しみにしていて。早速見て来たという訳です。


■映画『紙の月』予告編




契約社員として銀行に勤める平凡な主婦が引き起こした巨額の横領事件のお話。

私は原作小説も未読ですし、NHKのTVドラマ版も見ていません。



・・・とりあえず、思ったのが。

宮沢りえさんがとても綺麗で、物語には引き込まれましたし、映画としてはとても面白かったのですが。。。。

私個人的には、ヒロインに全く共感も同情も出来なくて。

なので、彼女が犯してしまった、とてつもない罪に関しても、いまいち、ピンと来なかったのですよねA^^;;

 
ヒロインの梨花は、契約社員として銀行で働く、ごく平凡な主婦。
っていうか、旦那さんも優しそうですし、傍目には、幸せな主婦にも見えるのですよね。

でも、実は、旦那さんは仕事に夢中で、彼女に対して関心が薄目だったり、ちょっと空気が読めないところがある・・・というか。悪気はないんだけど、思いやりや配慮に欠ける鈍感な部分のある人。

そんな夫に不満を持っていたのか、彼女は、ふとしたきっかけで知り合った、顧客の孫である大学生の光太と深い仲になってしまいます。

最初は、軽い不倫のような関係だったのですが。

光太が、家庭の経済的な事情で、学費として150万ほど消費者金融から借金していることを知ります。

光太の祖父で、彼女の勤める銀行の顧客でもある平林孝三は、金持ちで、200万円ものお金をポンっと気軽に定期預金に出来たりするのに。
孫が学費で苦しんでいても、助けてやろうとすらしていない。

そんな平林に憤りを覚えた梨花は、定期にと預かった平林の200万円を偽装し、着服。

自分のお金ということにして、光太に貸し出します。

しかし。

彼女の横領はそれだけでは済まず。

折しも、夫は海外に単身赴任。
若い光太にのめり込んでいき、段々と金銭感覚が麻痺していき、どんどん豪遊を繰り返し。
そして、遂には顧客の金を次々と着服していくのでした。


・・・というなん物語だけど。

私は、まず、なぜ彼女が、大学生の光太と不倫関係になったのかが、唐突過ぎて理解不能でした。

てか、ちっょとネットで調べてみたら、原作だと旦那さんがちょっと性格悪そうな感じの人で(束縛が強かったり、彼女の収入が低い事を馬鹿にしたり)、夫婦関係が完全に冷え切っていることのとなのですよね。

それならまだしも、この映画では、普通に見て夫婦関係も、そんな悪そうには見えませんでしたもの。

確かに、腕時計の一件とか、旦那さんは無神経なところのある人だなぁとは感じましたが。
でも、それだけかな。

そういう無神経なところなどに不満があるのなら、夫婦なんだし、ちゃんとそういう「想い」を伝えれば良いのだし。旦那さんが自分に関心が薄いのなら、もっと、「私をカマって!」アピールでもすればよいのに~と思わずにはいられませんでした。

そういうこともせず、なんだか、勝手に一人で空しくなって、で、大学生の若い男の子と不倫?

しかも、いきなりホテルシーンとか!!??

凄い唐突感があったのですけど・・・。

いや、まあ、もしかしたら、彼女が旦那さんへの愛情が冷めるまでの過程は描かれてないだけで、もっと色々あったのかもしれませんが。。。。

映画を見ているだけでは、関心が薄いとか、無神経な所がある、だけの印象しか受けなかったので。

彼女が何をそこまで空しく思っていたのかかが分からなかった。

とはいえ。

自分に関心が薄く、おそらく、「女」としては見てくれていない夫への不満と、一度しか会ったことがないのに、自分の事を覚えてくれていて、しかも好意をもってくれる・・・いや、それ以上に「女」として見てくれている若い男の存在が嬉しかったんだろうなぁとは想像出来ました。

しかも、その光太が、大学の学費の件で悩んでいる。
大金持ちの祖父は、助けようともしない。

という感じで、彼女の歪んだ善意から、金を横領。渡しちゃう訳ですね。

ここら辺も、共感出来なかったトコの一つ。

確かに、冒頭では、平林は、金持ちなのにケチな偏屈エロ爺さんに見えなくもなかったです(これは、ラストになって、印象が変わりますが)。

「アンタんとこには、お金が余ってるのに、学費に困ってる孫に、なんで、そのお金を出してあげないの?? だったら、私がちょっと細工して、このお金を、光太の手に渡るようにしてあげれば良い!」

っていうような気持ちからなのでしょうが。

この彼女の感覚自体がね。

歪んだ善意っていうか。間違った倫理観な気がします。


時々、物語中に挿入される、梨花がミッション系の学校に通っていた子供時代のエピソード。

めぐまれない国の子供達への寄付をするために、親の財布から5万円もの大金を盗んで寄付した・・・という、梨花の過去が描かれますが。

そのことをシスターに注意されたら、

「皆が寄付した5万円と、私が親の財布から盗んだ5万円も、恵まれない国の子供の手に渡れば、同じ5万円なのに。それの何がいけないのか」

って言ってましたよね・・・。

なので、多分、彼女の善意とか金銭感覚とかは、子供の頃から、ちょっと歪んでいて。

今回のようなことを起こす、素養のようなものがあったのではないかなぁと思いましたです。

物語の最初の方で、営業の帰りに、百貨店で高額な化粧品を買って。手持ちが1万円足りなかったから、ちょっとだけ、顧客から預かったお金を借りて、後で、ちゃんと戻しておく・・・というシーンもありましたが。

これも、絶対やってはイケナイことですよね。

だから、最初から、何か、彼女の中のお金に対する倫理観って、少しずれていたのかなぁと。
そして、もしかしたら、彼女自身も、それはイケナイことって知っていながら、夫への不満とか、若い男の子への愛情とかで、今まで抑えていた物が、全部噴き出してしまったのかも・・・。


因みに、彼女が最初に横領したお金の持ち主・平林。

最初は、金持ちな癖にケチなエロ爺さんに見えましたが。

物語のラストでは、それが勘違い・・・というか、印象が変わってきます。

もしかしたら、物語冒頭にそう見えたのは、梨花のフィルターを通して彼を見ていたからかもしれませんね。

ケチに見えた平林ですが、実は、お金の管理に厳しい人だっただけなのかも、ですし。

彼が頑なに、孫に援助しなかったのも、若い内から簡単にお金が手に入る~という味を知ったら、人間としてダメになると考えていたからかもしれない。

現に、梨花が豪遊させ放題にしていた光太は、段々おかしくなっていきますよね。

大学を辞め、テキトーにラクして儲かる話に惹かれて行ったり。
はたまた、ホテルだかレストランだかのラウンジでも、スタッフさんに対して、凄く横柄な態度を取ったり。

やっぱり、お金って、「分相応」っていうものがあると私は思うのですよね。
で、つい、分不相応なことをやっちゃうと、人間、狂ってしまうような気がするのです。
お金って、そりゃ、無いより有る方が良いけど。
持ちなれない大金を手にすると、人は、身を持ち崩していく。破滅しちゃう。
私は、そう思っています。
魅力がある分、人を狂わせるのですよ。

だから、平林は孫にお金を与えなかったのかなぁ~と。

っていうか、最後の方で横領がバレ、背に腹は代えられなくなった梨花が、ブラウスの前を肌蹴て、平林から色仕掛けでお金を手に入れようとしますが。

「あんた、何か勘違いしてないか?」

と言った平林の一言。

うん。

やっぱり、梨花の感覚は、最初から、ちょっとズレていたのかもしれない・・・と感じました。


そして、彼女と対比するように描かれていた、小林聡美さん演じる、銀行のベテラン職員・より子。

ただただ、自分を律し、仕事に専念する、真面目で地味な女性。
梨花も、場合によっては、より子のように、地味な女性のままで終わっていたのかもしれませんよね。

でも、それでは終わらなかった。

彼女は変わった。

人間、何かの抑制がハズれちゃうと、こここまで変わってしまうのか・・・とも思いました。


物語の冒頭から、どんどん変わって行く梨花が、とても印象的です。

宮沢りえさんの演技、凄く良かったですよ。


最初は、お化粧も、服も、地味で。

銀行で働く真面目な主婦・・・って感じなのですが。


光太と不倫をし、豪遊をしていく内に、どんどん変わって行きますよね。

普段の通勤に着ている服装も、オシャレになっていくし、メイクも派手になっていく。

でも、それと比例するかのように、彼女の家の中は、散らかり放題で汚くなっていく。

ロクに掃除もしていないような汚い部屋で、追い詰められたように、偽の証書を作ったりしている姿も心に残りました。

若い男の子と恋をして、派手にお金を使って。
一見、どんどん華やかになっていくかのような梨花の外見だけど。

でも、彼女の内面は、あの、散らかり放題の汚い部屋と同じなのではないかなぁ~と。
あの汚い部屋こそが、彼女の荒んだ内面だったのではないでしょうか?

ってか。

プリントゴッコとかで、印鑑って偽装できるものなの!!??(笑)

物語の舞台が1994年ということで。

ブリントゴッコとかもだけど、ケータイもなく緑色の公衆電話とか、なんか懐かしいような気もしました(笑)

っていうか、今の時代だったら、彼女のようなやり方での横領は出来ないシステムになっているのかも~ですよね。


それから、予告編では「衝撃の結末」って煽ってたけど。

うーん。
別に衝撃でもなんでもない・・・ちょっと消化不良感が残ったのは否めませんでした。


とにかく、見ていて、怖くて怖くて。

別に、私が横領している訳でもないのに、なーんか、自分が罪を犯しているような後ろめたさが、鑑賞中、ずっと心に付き纏って離れませんでした。

ヒロインには、決して共感できませんでしたし、私なら、こんな転落はしないと思ったりもしたのですが。

でもでも、そうじゃないのかもしれませんよね。

このヒロインの梨花だって、銀行のパートさんから始めて、試験を受けて契約社員になった時には、まさか、自分が若い男の子と不倫したり、巨額の横領をしたりする~なんて、全く思っていなかったでしょう。

人生、何が起こるか分からない。

他人の目から見れば、理解出来ないような、「そんなバカな」と思うようなことがきっかけで、人間って、何かのタガが外れてしまい。そして、一度、タガが外れてしまったら、あとはもう、坂道を転がり落ちるように転落していくだけ・・・。
きっかけは違えど、誰しも、梨花になってしまう可能性は、もしかしたらあるのかもしれない・・・という人間の怖さは感じました。

そう思うと、鑑賞後は心がズーンと重くなってしまいました。


怖い映画です(>_<)