★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

紫のスイートポテトのドルチェ♪

2013年11月30日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは(*^o^*)


今日も、底冷えってます(>_<)


先々週、先週とお出掛け続きな週末だったので、今週末は、お家でノンビリです。


でもでも、あまりに良いお天気だったので、綺麗な写真が撮れるかなぁ~と、ご近所のお散歩はしました。
寒かったー(笑)

で。


お散歩ついでに、おやつ買っちゃいまして♪


写真のアイス。←あんなに寒がってたくせにw



ドルチェ~紫のスイートポテト味~(*^o^*)

スイートポテト味を買うのは初めてなんですが、秋っぽくて良いかなぁと。


寒いけど、暖かいお部屋のおこたに入ってのアイスは至福ですもんね!


今から、これを食べながら、『SHERLOCK 2』を見ようと思います!!



こたつに、アイスに、映画(orドラマ)鑑賞……何気ないことだけど、でも、贅沢タイムと思うのは私だけかな??

【レポ】京都の紅葉と三弘法まいり

2013年11月29日 | 徒然なる日常
先週の土曜日、ケータイからも簡単に投稿しましたが、京都・三弘法まいりをしつつ、紅葉を愛でて来ました。

今日は、簡単にその日のレポを(*^^*)♪


実は、この三弘法まいり、実家の父が行きたがっていたのですが、遠方と言うこともあり、なかなか機会がなく・・・そのため、父の代わりに私が行って来たのです。

この三弘法まいりというのは、京都にある三弘法と呼ばれるお寺・・・東寺、神光院、仁和寺をお参りすることで、江戸時代には四国八十八か所巡りをする際、まずは、こちらの三弘法をお参りし、道中の安全を祈願した・・・ということです。

しかし、その風習も、時代と共に忘れ去られてきたとのことですが、割と最近、復活(?)させたご様子。

東寺で菅笠、神光院で納札箱、仁和寺で金剛杖を授かり、四国のお遍路に行くというかつての風習に因み、それぞれのお寺で、菅笠・納札箱・金剛杖をデザインした木札やお守りを取り扱っています。



この日は、まずは東寺から出発です。

京都駅から近鉄を利用しようかと思いましたが、お天気が良かったので、お散歩がてら歩きました。


京都駅から歩くこと15分くらいでしょうか・・・・。

道路を挟んで向こうに、お馴染み、五重塔が見えてきました。



京都といえば、大抵イメージされる五重塔は、まさにこちらです。紅葉も綺麗ですね。






食堂(じきどう)で、御朱印と菅笠をデザインした木札、お守りを頂きました。




母が亡くなって以降、父は、色々なお寺や霊場巡りをし、御朱印を集めたりしているので、私自身、御朱印を見たことはあったのですが、自分でいただくのは初めての経験です。

でも、意外と御朱印集めをされている方が多くて。

御朱印を頂くところには、行列が出来ていました。そして、ご年配層が多いのかなぁと思いきや、若い女性が多かったのも、びっくりでした。


弘法様を祀った、御影堂をお参りです。







まずは、一箇寺目、お参り終了。

時刻は、ちょうど、お昼時。

また徒歩にて京都駅まで戻る途中、イオンモールのレストラン街にて昼食を。


お昼はドリア!



とても美味しかったです(*^^*)


この日は、秋の行楽シーズン真っ只中・・・ということで、どこも超混み混み。

お昼ご飯にありつけるまでにも、かな~~~り時間がかかってしまいました。

という訳で、朝から出かけていた割には、意外と時間が遅くなってる・・・!(>_<)

お腹がいっぱいになったところで、すぐに残りのニ箇寺に向かわねば!と思っていたのに。

つい、イオンモールに居たので、お買い物をしてしまったり、また、先日は売り切れでゲット出来なかった『まど☆マギ』映画のパンフを購入したり・・・と。
せっかく、有難いお寺参りをしているハズが、物欲の煩悩に負けてしまっている件orz

・・・ごめんなさい・・・m(__)m



という訳で。

二箇寺目の神光院へ向かいます。

まずは、地下鉄で北大路バスターミナルまで移動。

そこから市バスで、神光院前へ。


こちらが神光院。



弘法様。




こちらでは、御朱印と、納札箱の木札、お守りを頂きました。


ここは、お庭の花々や、紅葉がとても綺麗でしたね。







ついつい、いつまでも紅葉を楽しんでしまいました。



次は三箇寺目。

仁和寺へ。

でも、この場所から仁和寺までは、直通では行けず、バスを乗り継がなければイケナイので、ちょっとタイヘン。

バスも、そんなに本数が多い訳でもないですし、何より、行楽シーズン故に渋滞で、ダイヤも乱れてますものねA^^;;


バスを待ちながら、ジュースを飲んで一休み。



ポンジュースの炭酸って、珍しくないですか??

おチェブの大好きなオレンジだね!

チェブも嬉しそう。


で。

神光院前からバスに乗り、途中、バスを乗り換え・・・でも、そこで、全然時刻表通りにバスが来ず、延々と待った挙句に、大渋滞に巻き込まれ・・・・・・と。

5時までという拝観時間に、もう間に合わないのではないか・・・と、かなり気を揉みましたが。

なんとか、30分前にギリギリセーフで仁和寺到着。



こちらでも、御朱印と、金剛杖の木札、お守り・・・そして、忘れてはいけません満願証を頂き、そして、弘法様をお参りしようと思ったら・・・。なんと、御影堂が只今、修復工事中。
建屋でおおわれて、全貌が見えませんでした。

でも、建屋でしたがお参りは出来ましたです。

紅葉がとても綺麗だったのですが、時間的にももう日が暮れてきてて・・・写真には綺麗に写らなかったかなA^^;;

でもでも、目で鑑賞するのには、とても美しかったです。





こちらは仁和寺の五重塔。




金堂。国宝です。






さて、これにて、満願成就です!

全て京都市内にあるお寺なのですが、場所がそれぞれ離れていることと、バスなどの公共交通機関を利用しているので、なかなか1日で全部回るのは時間がかかりましたが。達成感で、とても気持ちが良かったです。




いざ、帰路へ!!

・・・なのですが、またしても、バスのダイヤが・・・めちゃくちゃで(>_<)


どうも、この日は、バス運には恵まれなかったようですね。

時刻表より20分くらい遅れて来たバスが目の前を通過し・・・さりとて、次のバスも時刻通りに来るのか、見込みはさっぱり無しで。

もう、歩いたほうが早いんじゃない?ということで、歩きました!

仁和寺からJR花園駅まで!

・・・意外と遠かった・・・。

30分くらい・・・? もっと掛ったかも?

寒くなってくるし、疲れたし~ですが、ずっと下り坂だったのが、せめてもの救い(笑)



途中、花園駅近くのファミレスで、晩ご飯にしました。



まぐろづくし丼とミニうどん。

たくさん歩いて疲れた体に、染み込む(*><*)
とても美味しかったです。




・・・という感じで。

途中、物欲の煩悩に負けて、お買い物しまくっちゃったり、はたまた、大渋滞に巻き身まれて身動き出来なくなってタイムアウトかとハラハラしたり、バスのダイヤが乱れまくりで延々待ったり、歩いたり・・・・色々ありましたが、とても楽しかったです。
有難い、貴重な経験でした。



こちらが、頂いてきた、御朱印・木札・お守り・満願証です。




御朱印帳はこんな感じです。





生まれて初めて、自分で御朱印を頂きました。
今まで、父が集めて来た御朱印は、たくさん目にしてきたのですが、自分で頂いた御朱印を見るのは、また感動。



木札は、専用ケースに入れると、こんな感じでお守りになります。



そして、ケースの裏には満願証が入ります。



これら全部、11月26日の父の誕生日プレゼントにしました(*^^*)




『どうぶつの森』ハーベストフェスティバル@おちぇぶ村便り

2013年11月28日 | ゲーム・アニメ萌え語り
そういえば、『とびだせ どうぶつの森』が発売されて、もう1年チョイが経つのですよね~。


私は、発売日や、その直後には、品薄で入手できなかったクチでして。

皆が盛り上がっている時より、遅れること1週間くらい・・・かな?

さっき、日記を確認したみたら、11月15日にゲットしてました。

1年かぁ。
飽きっぽい私にしては、今でも、村のお世話とか頑張ってると思いますよ!←てか、お気に入りの住人さん流出が怖いから・・・w

で。

本日は、しずえさんも、ツイッターでお知らせしてくれてましたが、ハーベストフェスティバルですね。

全国のどうぶつの森の村々で、そしてもちろん、我がおちぇぶ村でも、お祭りです!





私、去年は、このお祭り、参加してなくって。
っていうか、やろうとしてたんだけど、面倒くさくなって挫折したA^^;;

でも、今年は、ちょっと頑張ってトライしてみようかなぁと思ってますp(^^)q

去年の時と違って、今は、攻略本も持ってますし、ちゃんと読んで頑張るよっ。



あら、フランクリンさん、1年ぶりですね、お久しぶり~。








とりあえず、食材を集めれば良いのですよね。

・・・って、私が持ってないものばかりっっっ!!!

持ってないものに関しては、釣ったり、採ってきたり、はたまた、住人さんと物々交換でOKなのかな?

一応、一通りのイベントは参加したいしなぁ。去年やってない分、今年は頑張って、フルーツのバスケット欲しいんだけど。

出来るかな、かな?

レアな魚とか要求されたらどうしよう(>_<)

そういや、先日から、きのこも全部、売っぱらってたんだけど、ちゃんと取っておけばよかったんだ・・・・!

早くも、躓きつつある、我がおちぇぶ村のハーベストフェスティバル。

とりあえず、今から頑張ってみるけど・・・なんとかなりますように(>人<)




このイベントを成功させたら・・・購入から約1年の『とびだせ どうぶつの森』、年間イベントは一通り、体験したことになるのかな(*^^*)

最近は、毎日インはしてるものの、以前ほど遊ばなくなっちゃってるけど・・・でも、たまには、目一杯、森のコト、カマってあげなきゃね!
だって、私、まだ当初の目標には全然達していないんだモン(お部屋もまだ全MAXじゃないし、占いの館の募金もまだだし)。


てかてか、当初は、自分の家を全MAXにしたら、別名義で、もう一軒家を建てて。

そこにレストランや図書館、学校っぽい部屋部屋を作って、おちぇぶ村の公民館っぽいものを作る・・・っていう目標だったのですよね~。

まだ自分の家すら、全然なのですが(笑)


・・・という訳で。

今日は、久々に、どう森頑張っちゃいますp(^^)q





最後に。

ちょっと面白い写真をば。

約1年前に、このソフトをゲットした時の写真です。




・・・チェブが嬉しそう(笑)



SEGAラッキーくじ『氷菓』

2013年11月27日 | 徒然なる日常
先日からネットで見て、とても気になっていた、『氷菓』のSEGAラッキーくじ。

コンビニとかでやってる一番くじとは違いますし、どこでやってるのかなぁ~と気になっては居たものの、別段、探したりはしていなかったのですが。

週末にふと立ち寄った本屋さんで、やってるのを発見!!!!!


やったぁ~(≧▽≦)!!!!!

と、早速、2回ほどチャレンジしちゃいました。


結果は(*^^*)


まずは。

E賞のマフラータオル。



事件タイトルと、その事件に纏わるキャラがデザインされたものが全4種。
その中から、好きなのが選べます。

私は、やっぱり、えるちゃんを選んじゃいました(*^^*)

えるちゃん好き♪

因みに、



『歴史ある古典部の真実』×千反田える

『十文字事件』×古典部員全員

『手作りチョコレート事件』×伊原摩耶花

『愚者のエンドロール』×折木奉太郎&入須冬実

の4種類。


古典部全員が描かれてる十文字事件も良いなぁと思ったのですが。

やっぱり、『歴史ある古典部の真実』・・・という、古典部の根源となるタイトル、そして、文集『氷菓』のイラストにも惹かれちゃいまして。

これを選びました。


そしてそして。

もう一つは、G賞、天使チタンダエルのマスコット!!!  キャー(//▽//)♪



実は、私、最初にネットでこのくじを知った時、一番欲しいと思ったのが、この、チタンダエルのマスコットだったんですよ♪

なので、めっちゃ嬉しい!!


もちろん、A賞やB賞の、えるちゃんや摩耶花の、超リアルでビッグなフィギュアや、チビキャラフィギュアも魅力的ですが。でも、なかなか、そういう上等な賞って、なかなか当たらないですし、ねA^^;;

普通に当たりそうな賞だったら、このエタンダエルがめっちゃ欲しい!!と思っていたのです。

いや、もちろん、氷菓は大好きなので、何が当たっても嬉しいですが(^m^)


・・・という訳で。

一番のお目当て、天使チタンダエルをゲット出来てホクホクでした。


可愛いですよね~。

物語中で、古典部の面々が、キリスト教の7つの大罪について語るエピソードがあって。

その時に、悟志や摩耶花が、

「えるちゃんは、7つの大罪とは全然無縁だよね~。真面目だし、大食いでもないし、怒らないし・・・天使みたい」

とか、

「確かに、千反田える・・・・チタンダエルって天使、居そうだもんね~」

とか言ってからかうシーンに出てくる、チタンダエル。

確かに、ミカエルとかウリエルとかカブリエルの仲間みたいだ・・・チタンダエル、いや、千反田える(笑)

このシーン、大好きです。

因みに、皆が7つの大罪について話している時、

「罪は108じゃないのか?」

と、やる気のなさそうな発言をするホータローもたまらなく好き。

108は罪じゃなくて、煩悩の数だよ(^^;;




そうそう。

くじをやったら、氷菓デザインのブックカバーも貰えました。



おお、文集の氷菓だっ。




『氷菓』もアニメ終わっちゃって、ちょっと寂しいですよね。

今は、原作小説の続刊と、コミックス版を楽しみにしています。


私、『氷菓』シリーズは、アニメ化やコミックス化される、ずっと前から、原作小説を読んでて。

最初の1、2巻では、イマイチ個性が掴めなかった古典部の面々(いや、個性があり過ぎて逆にキャラが掴めなかった?)だったのですが、3巻で、それぞれ視点での物語が語られてから、一気にキャラが身近に感じられ、大好きになったのですよね~(*^^*)


因みに、小説版の感想を以前、日記に書いたのはコチラ。

■『米澤穂信さんの本』(2010/09/07)

■『クドリャフカの順番』(2010/09/09)

■『遠回りする雛』(2011/01/31)




コミックスは定期的に発売されていますが、原作の小説は、まだまだ次は出ないのかな?

そろそろ、古典部の新しいお話に会いたいですね。

って、『二人の距離の概算』、まだ読んでなかった!!



という訳で、『氷菓』のラッキーくじ、チャレンジのお話でした。

なんか、あと、もう2回くらいチャレンジしたい気分でもあるのですが・・・ちょっと遠い本屋さんなので、行く機会がA^^;;
近所でもやってたら良いのですが、ね(笑)




『バチカン奇跡調査官 終末の聖母(デイー・ゲニトリクス)』

2013年11月26日 | 小説・漫画・書籍
先月の25日に発売されました、藤木稟さん著の『バチカン奇跡調査官 終末の聖母(デイー・ゲニトリクス)』。

表紙のイラストは、前作で失踪したローレンの後任としてバチカンにやって来た、チャンドラ・シン博士なる人物。



シリーズ8巻目ですね。


あっ、でも、前回出た『天使と悪魔のゲーム』が外伝でしたし・・・続きの物語としたら7作目になるのかな。

ちゃんと発売日当日に買っていたのですが、ここの所、バタバタとしてて、なかなかゆっくりと本に向かえず・・・読み終わるのが遅くなっちゃいましたですA^^;;

という訳で、遅ればせながら、感想です。


今回の物語は、ちょっとタイムリー(?)なお話。
法王選挙(コンクラーベ)で真っ最中のバチカンから物語は幕を開けます。


突然の法王の引退に伴い、バチカンはコンクラーベの準備などで慌ただしさと緊張に包まれます。

そのため、本来予定されていた、メキシコの教会で行われる、有名彫刻家の作品の除幕式に参列するはずだった枢機卿が参加できなくなり。
また、時期が時期だけに、他の枢機卿・司教たちも、バチカンを離れられない・・・。

さりとて、バチカンから、誰も参加しない訳にも行かない。

そんな訳で、本来、メキシコに行くはずだった枢機卿の代理として、平賀神父とロベルト神父が選ばれるのでした。

彼らは、今回においては、正式な枢機卿の代理として、「司祭」の地位を与えられ、メキシコへと旅立ちます。

・・・って!

今回は、平賀司祭とロベルト司祭ですかっっ!!??(^m^)


で。

除幕式で挨拶だけする予定だった彼らですが。

その式典の最中、寄贈された何百kgもあるであろう彫刻の十字架が、空中に浮き、静止する・・・という自然の摂理ではあるまじき自体が発生!

さらに、それと同時期。

突如、地盤沈下が起こり、式典が行われていた教会と、そこから6kmくらい離れた教会とを結ぶかのような、地底の道が瞬時に現われます。

しかし、その道は、単なる地盤沈下ではなく、一定の深さ・幅できちんと整備されており・・・まるで、人工的に作られたような道。なぜ、この様なものが一瞬で出来たのか?

これは「神の道」なのか?

しかも、空中浮遊する十字架のある教会からは、どこからともなく、天上の音楽の様な美しい調べがずっと鳴り続けている。
そして、その歌詞を分析すると、日本語やイタリア語、はたまた複数の言語で、同じ内容が歌われていた。・・・翼を広げ、天へと飛び立とう・・・と。


この突如として起こった奇跡を目の当たりにした、平賀とロベルトは、すぐさまバチカンへ報告。

そして、そのまま、現地にとどまり、この奇跡を調査をすることになるのでした。

しかし、調べれば調べるほど、不可解なことばかり。

なぜ、巨大な十字架は空中に浮遊したまま落ちてこないのか?

どこからともなく聞こえる、天使の調べは一体何なのか? どうして、同時に複数の言語で、同じ内容の歌詞を歌っているのか?

突如として現われた「神の道」は、誰がどのようにして、一瞬で作ったのか? 本当に神の手によるものなのか?


はたまた、教会で見つかった大量の血痕。

連続して起こる、聖歌隊の子供達の飛び降り自殺。

新たに発掘されたマヤの地下神殿の遺跡。そして、そこから忽然と消えた大量の重機の謎。しかも、重機を一飲みにした巨大な蛇を見た・・・という目撃証言。



・・・元々はマヤの文化・文明・信仰だった地をスペインが侵略し、そして、キリスト教が布教されたメキシコという地。

古くから伝わる現地信仰と、キリスト教とが混ざり合ったような独特な風土の中、そこに隠された真実を平賀とロベルトが解き明かしていきます・・・!


というようなお話。

で。

今回は、独特なお話だったと思います。

っていうか、このシリーズ、1~4巻までは、普通に奇跡認定の申請があり、それを平賀とロベルトが調査する・・・という形を取る物語でしたが。


5巻では、ちょっと変わってて、奇跡調査の帰りに土砂崩れの事故に遭い、足止めを喰らった街で起こる吸血鬼騒動を、奇跡調査とは関係なく平賀とロベルトが調べるという話で。

そして、前作6巻(7巻目は外伝なので)では、FBIからの依頼を受け、偽名を使ってゴーストハウスの調査をするという、ちょっと刑事物っぽい話であり。

そして、今回。

今回も、最初は奇跡調査のために、メキシコへ赴く訳では無いのですよね。

単に、枢機卿代理として、式典での挨拶をするために行ったところが、思わぬ奇跡に出くわしちゃう!・・・というストーリー。

毎回、色々と物語の趣向が変わってて面白いですね!

今回の様な展開は、予め「こうこうこういう奇跡があって」という前知識を持って現地に赴くのではなく、予期せぬところで、突如として奇跡に遭遇する平賀とロベルト、2人の姿が興味深くて・・・こういう展開も良いなぁと思っちゃいましたです(^m^)


それにしても。

今回の奇跡の謎は、いつになく手ごわいです。

重力の法則に反して、宙に浮き続ける巨大十字架。

もちろん、何か、ワイヤーで釣ってある、とか、下に磁石を用いた装置がある、とかいう訳でもないです。

本当に浮いてるんです!

流石の平賀神父・・・いやいや、今回は、司祭ですね、平賀司祭も、当初は「わかりません」と壁にぶち当たっていたご様子。

そして、十字架が浮いたのと同時に起こった地盤沈下。そして、そこに出来た、明らかに自然のものとは異なる道。

謎の歌声。

それに関係があるのか、そこでは、聖歌隊の子供たちの連続飛び降り自殺が続いている・・・とか。


そして、平賀は、ひたすら現場を調査し、そして、部屋に籠って色々な成分分析をし・・・と科学調査に没頭し、ロベルトは、色んな人に聞き込みをしたり、マヤの神話とキリスト教に纏わる伝承を調べて行ったり・・・と、結構、2人、別行動が多いのですよね、今回。


でも、今回はキリスト教の話だけではなく、マヤに伝わる神話や伝承、文明のことなども色々と出てきて。
マヤ文明とかが大好きな私としては、とても興味深かったです。

そして、侵略の歴史から、混ざり合った現地の信仰とキリスト教との中に、共通点を見つけ出すロベルトって凄い!!!

っていうか、今回のロベルトは、実にアクティブでしたよね。

書物や古文書の調べ物だけでなく、聞き込みをしたり、受刑者に面会に行ったり。

しかも、歴史的な事情により、白人を毛嫌いして、調査に協力してくれない受刑者さんと、取引をするような形で情報を引き出し、やがて、信頼関係を築いていくとか、なんだか、神父と言うより、刑事さんみたい(^m^)

でも、そういうやり取りって、ロベルトの機転や、人当たりの良さが感じられて好きです。



そしてそして、平賀とロベルトの調査と言う名の冒険は、まだまだ凄いんです、今回。

怪しい犯罪グループのアジトに潜入し・・・身元がバレたのか、強面の皆様に、バンバン銃を発砲されながら脱出したり。

はたまた、爆弾テロに巻き込まれ、平賀が、その時限爆弾を解体し、事なきを得たり。

・・・なんちゅーか、なかなかにハードボイルド(笑)。

っていうか、時限爆弾を解体できる神父様って・・・平賀くらいしかいないのではないでしょうか(^m^)

いやはや、途中は、貴方たち、本当に神父様デスカ?というほど、ハードなあれこれをやってのけるので、かなりドキドキハラハラでした。

奇跡調査も命がけですねA^^;;


しかも、今回は、頼みの綱・ローレンも、前作で失踪したまま。

代わりにインド人のチャンドラ・シン博士が、ローレンの後任として来ているのですが・・・これがなかなか謎な人です。
意外にお茶目な面も垣間見れましたが、なにやら、思惑がありそうなシン博士。

そして、失踪したまま、依然と行方が分からないローレンですが、途中、シン博士からのメッセージを偽って、平賀に寄越してきた情報。。。。。

っていうか、ローレンのことは、未だ謎のままで。

結局、今回のお話でも、ローレンの行方は杳として分かりませんし・・・私、気になります!!




そんな感じで、なかなかハードなアクションの末、二人が辿り着いた奇跡の真実とは・・・!


もちろん、バチカンでは「奇跡」とは認定されませんでしたが、今回の件は、キリスト教とは別の意味での「奇跡」なのかもしれないいなぁって感じです。

これまでの奇跡が、捏造されたり、また、犯罪がらみだったりしたものばかりだっただけに。

今回のは、ある意味、真の奇跡だと思いました。

でも、それはキリスト教でいう所の奇跡ではなく、なんというのかな・・・生命の奇跡・・・みたいな?

そういう結末もまた、面白かったです。


細胞や遺伝子など、人間の・・・いや、生命の根源に関するミステリで。

ちょっと、昔読んだ『パラサイト・イヴ』という小説を思い出しちゃったです。

うん。

細胞レベルでのミステリです。


本当に、今回は、マヤ文明から始まり、生物学・宇宙学など色んな分野のことが語られ、ちょっと難しかった気もしましたが、とても面白かったです。

初読時は、とにかく、続きが気になって、次々と読み進めて行っちゃったので・・・今度はじっくりと読み直してみたいですね。

そしたら、より深く理解できるかも!


ちょっと今までとは違う奇跡の結末で、興味深い内容でした。


あっ! そうそう。
余談ですが、今作でもありましたよ。

毎回お約束になりつつある、ロベルトのお料理コーナー(*^^*)

奇跡調査に出発する前に、ロベルトが平賀に手料理を振る舞うって・・・毎回のお約束になっちゃいましたね。
しかも、その料理が悉く美味しそうで、読んでて、お腹が空きます(*><*)



あと、気になったのが。


前作のラストで失踪したローレンの行方。

はたまた、やはり、前作のラストで、最大の問題に巻き込まれた平賀やロベルトの友人でもある、FBI捜査官ビル・サスキンスのその後。

病床にある、平賀の愛弟・良太の容態。

そして、ジュリア司祭の企み。。。。。。


ここら辺に関しては、今作では一切語られなかったので・・・気になって気になって・・・。


っていうか、私、スマホじゃないので、途中から読めなくなってしまったのですが・・・以前、角川のケータイ小説サイトで連載されていた(今もされている?)、良太の話とか、凄く気になります。

確か、良太の容態が悪いと平賀に連絡が入って、で、平賀か慌てて、ドイツの病院に向かう~っていう所までは読んでいるのですが。

それらは、もしかしたら、外伝として、また別に発売されるのかな、かな??


そんなこんなで、気になる所がいっぱいっ。

読み終わったところなのに、早くも次の展開が楽しみになっている奇跡調査官でした。


これまでの奇跡とは、ちょっと異色な今回の奇跡の真相。

とても面白かったです。


『くまのがっこう ジャッキーの大好き!パンケーキBOOK』

2013年11月25日 | 徒然なる日常
先日、こういう本を買いました♪

『くまのがっこう ジャッキーの大好きパンケーキBOOK』なり。




ジャッキー型のパンケーキが焼けるフライパンと、ミニ絵本が付いたセットで、ネットで紹介されてるのを見て、ハートを射止められました(*^^*)

ミニ絵本。





フライパンはこんな感じ。







小さいけど、パンケーキを焼くにはお手頃サイズです。

ジャッキー型の窪みがあり、そこにパンケーキ生地を流し込むと、ジャッキー型のパンケーキが焼けます。はたまた、全体に流し込むと、丸いパンケーキにジャッキー顔と名前が浮き出たパンケーキが焼ける・・・という、1つで2種類のパンケーキが出来ちゃう優れもの。


あっ(^m^)





このフライパン、あまりに可愛くて、買った早々、火にかけるのは、とても勿体ない気がしたのですが・・・。
でもでも、せっかくのジャッキーのパンケーキパン。
こういうのは、やはり「使ってこそ!」だよねっ、と思い、早速、昨日、作ってみました。

丸いのにしようか、ジャッキー型か迷いましたが(手軽なのは、丸だよね)、形に惹かれてジャッキー型に。

小さいので、すぐに焼けますし、最初に薄く油を引いていたら、生地がくっつくこともなく、綺麗に出来ました♪♪

実に簡単に、可愛いパンケーキが出来ました。

ジャン♪♪




積み重ねてみたw



私、パンケーキは、バター(orマーガリン)&蜂蜜で食べるのが一番好きなのですが、昨日は家に、バターも蜂蜜も無かったので、イチゴジャムをトッピング。




このイチゴジャム、先日、成城石井で購入したものなのですが、果肉超タップリで、めちゃめちゃ美味しいです。

・・・こんなことなら、もっとデカい瓶で買っておけばよかったと思う程。


という感じで、ジャッキーのパンケーキ、美味しく出来ました!


もともとパンケーキは、よく焼いてるのですが、このフライパンのお蔭で、益々頻繁に焼くようになりそうです。

因みに、ミニ絵本はレシピ集になっているので、色々なバリエーションも楽しめそう!


そうそう。

私、時々やっていたのですが、和風テイストで、パンケーキに餡を挟むのも好き。

この餡のレシピも、ミニ絵本に載ってまして、次は和風で行こうかなぁ、とか、はたまた、今日、実家からカナダの蜂蜜が届いたので、次は蜂蜜かなぁ、とか。

色々、考え中です。



あっ、そうそう、ついでに。



昨日のお夕食のメインは、このパンケーキと、ボルシチでした。

で。
使ったのは、この、本場ロシアのボルシチの素。




私が今、メロメロなウランバートルにある、ロシア&モンゴル雑貨のお店から購入したものです。


当たり前だけど、作り方説明もロシア語・・・・・・A^^;;




とはいえ、こういうのって、別に読まなくてもテキトーで出来るだろ?と思ったのですが。

まあ、念のために、ちゃんと日本語に訳してから使いました。

でもでも、頑張って訳したけど・・・別段、大したことは書いてなかったです(笑)

いや、大したことが書いてあったら、逆に困るけど(笑)

なんか、「パッケージの中身を、沸騰した750mlのお湯に入れる」とか「撹拌する」とか、「蓋をして、時々撹拌しながら、15分間煮る」とか、ザックリ訳したところ、そんな感じでした。


で。

お肉にじゃがいも、ニンジン、ブロッコリー、きのこ・・・と、わたし好みに具をたっぷり入れて作りました~。

初めて使ってみた、ロシアのボルシチの素、美味しく出来上がりましたよ~。




さすが、本場の商品っ!!ですね(^m^)



先日、このボルシチの素と一緒に購入した、モンゴルのウランバートルからやって来たロシアンチェブちゃんもj満足してくれた様子です(^m^)




そんなこんなで、なんじゃーかんじゃー、昨日の晩ご飯のお話でした(*^^*)



・・・お腹空いたな。。。

今日はオットがお食事要らないので、私一人、テキトーに作ります(^^;;




『SHERLOCK』シリーズ、ハマってますo(^-^)o

2013年11月24日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんばんは(*^o^*)


昨日は、京都三弘法まいり、無事、万願成就しましたー(≧∇≦)


全てのお寺で、御朱印や木札、御守りを頂いたので、これは近々お誕生日の父にプレゼントしたいです(⌒~⌒)


さて。

昨日は、かな~り沢山歩いたし、疲れてしまったので、今日は、やたら爆睡モード。


お家でノンビリしてます。

で。

家の用事が片付いた後は、お気に入りの紅茶と、お菓子にロシアのハルヴァを頂きながら、TVタイムです。



先日よりハマってます、英ドラマの『SHERLOCK』シリーズ。


今日は、2期の2話『バスカヴィルの犬』。


バスカヴィル「家」の犬…じゃないんだぁ?と思ったら!


このお話では、バスカヴィルは人の名字ではなく、地名なのですね!


政府の怪しい実験施設付近に現れる、凶暴な巨大ハウンドの謎。

それは、果たして、遺伝子実験によって生み出された、この世のものならぬモンスターなのか……?


ちょっとホラーっぽくもあって、怖かったです。

でも面白かった!!


彼らがロンドンを離れ、地方に滞在しながら調査する~という、普段とは異なるシチュエーションも、冒険ものっぽくて好き!



それにしても!



私、最初は、巨大ハウンドを目撃した…って言ってる依頼人のヘンリー自身が、なんか変な人体実験とかで怪物に変身するのかと推理しちゃったよ(爆)


間違ってたけど(笑)


いや、だってー。


シャーロックが、

「有り得ないものを見た((((゜Д゜;))))」

って、怯えてるし。てっきりf^_^;


いやはや、さすがにそれは無いよねw


ファンタジーかSFになっちゃうもんねー。



2話はなにやら意味深なトコで終わりましたし、3話が気になるところです。


とはいえ、3話を見ると、2期も終わっちゃって……3期待ちになっちゃうんですよね(>_<)


うわぁ、それは寂しいっっっ。

東寺・神光院・仁和寺…三弘法まいり

2013年11月23日 | 徒然なる日常
ケータイから、こんにちは。


今日の京都は超快晴!
絶好の行楽日和です(私が住んでる某市は、am10時の段階でまだ濃霧に沈んで視界悪かったけどw)!



という訳で。


今日は、東寺・神光院・仁和寺の三つのお寺さんをめぐり、弘法大師様の御朱印を貰う、三弘法まいりをしています。


本当は、私の父が行きたがっていたのですが、遠方ゆえになかなか実現出来なくて……で、私が父の代わりにお参りすることにした~という訳です。



各お寺で、御朱印や木札、御守りを父のために頂いて来ます!



写真は、本日の1ヶ所目、東寺。


京都といえばコレ!…というほど有名な五重塔です。

国宝です!



それにしても。


今日の京都は、どこに行っても、この秋最高の混み混みだと思います。


普段、京都住みな私としては、観光シーズンに観光地に行くことは避けていたので、あまり考えてなかったのですが。


どこに行っても人・人・人!


お寺さんのみならず、食事も買い物も並ぶ並ぶ並ぶー(>_<)


…今日中に3つ回れるかしらん?


もし回れなかったら……ウチから行きやすい仁和寺はまた後日…になりますが。。。その時はごめんねお父さん(>_<)

映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』

2013年11月22日 | 映画鑑賞記
今日も、映画の感想を♪♪

こちらは、一昨日、『キャリー』の後に見て来ました、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』です。

シリーズ1作目から、3年を経ての続編ですね。
原作の小説は未読です。

・・・そして、実は、私、シリーズ1も見てなかったのです(>_<)

いや、シリーズ1、公開当時、見に行きたいと思いつつ行けなくって。

2の公開前に、TVでやるかなぁと思っていたのですが・・・無かったよ・・・ね?

レンタルで1を見てから~とも考えていたのですが、予告編があまりに面白そうだったので、もう、いきなり、2から見ちゃいましたです(^m^)



■映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』予告編





物語の主人公は、ギリシャ神話の神・ポセイドンと人間の間に生まれた子、ハーフゴッドであるパーシー・ジャクソン。

彼は、サテュロスのグローバーや、アテナの娘・アナベスなど、彼と同じように神々の血を引くハーフ達のための訓練所で過ごしていました。

前回の冒険を成し遂げたパーシーですが、今は、少々自身喪失気味。

しかも、そんな時、自分の異母弟と名乗る、ポセイドンとニンフの間に生まれたサイクロプス・タイソンが現われ、戸惑うばかり。

そんなある時、「タレイアの木」の結界で守られていたハズのハーフ訓練所に、機械仕掛けの巨獣「コルキスの牛」が襲ってきます。

「タレイアの木」の結界が弱まっていたためなのですが、結界が弱まっていた原因は、何者かが「タレイアの木」に毒を盛り、木が枯れかけてきたため。それは恐らく、元訓練生ルークの仕業。


瀕死の木を救うには、あらゆるものを癒すという、金の羊毛が必要。

こうして、パーシー、グローバー、アナベスの三人組に加え、パーシーの異母弟・サクロプスのタイソンは、金の羊毛を手に入れる冒険へと出発します。

けれども、途中で、グローバーがルークの手下達に攫われてしまいます。

パーシーとアナベス、タイソンは、羊毛の入手だけでなく、グローバーも救おうと冒険を続けるのですが、サイクロプスであるタイソンの事を、アナベスはどうしても信頼できず・・・・・。



・・・というお話。


予告編で、面白そうなファンタジーだなぁと思っていたのですが、本当に期待以上の面白さで、実に楽しかったです♪

1を見ていないので、前回の冒険の事とか、物語全体を通してのテーマは分からなかったですが、このシリーズ2だけでも、単体作品として、とても面白かったです。

原作も読んでいませんし、前作も見ていないので、あまり前知識が無かったのですが、なんだか、物凄く、ハリー・ポッター的な雰囲気を感じましたのですよ~。

そしたら、なんと、この作品、製作総指揮が、ハリポタのシリーズ1、2の時の監督、クリス・コロンバス氏だったのですね(^^)b 


神と人間との間に生まれた子「半神」達が集まる訓練所。
結界を守るために必要な、宝物を探す冒険。悪との戦い。
様々な魔法生物の存在。

そして、男の子2人と女の子1人の仲良し3人組がメインで活躍。しかも、女の子が賢くて、知識や知恵担当というのも!

・・・などなど、なんか、ハリポタ的要素を感じるポイントが多々でした。


そういうファンタジーが大好きな私としては、とてもツボっちゃいましたです。

シリーズ1も見たいですし、原作も気になります。
でも、もしかしたら、原作小説は、お子様向きなのかな~。映画全体の印象から、なんとなく。



あっ、そうそう!

今作では、ギリシャ神話・・・と謳っているわりには、神々が出てこなかった気がA^^;;

ヘルメスだけ・・・だったかな、出てたの(笑)



冒頭、まだ、主人公達が子供だった頃。
友人たちのために、その身を挺し、ハーフ訓練所を守る結界の木となったタレイアの物語とか、ファンタジーというか神話っぽくて好き。

そして、それ以降、ずっと、訓練所の結界を守っていたタレイアの木が、何者かに毒を盛られ死にかけている・・・そのため、結界は緩み、何者かが放った敵が、訓練所を襲ってくる訳ですが。

この時、訓練所を襲った、機械仕掛けの牛、ちょっと面白かった(笑)

・・・いや、なんか、造りがファンタジーと言うよりSFっぽくて(^m^)


・・・という訳で、瀕死のタレイアの木を救うため・・・ひいては、訓練所を守るため、全てのものを癒せるという「金の羊毛」を探す旅に出るパーシー達。

今回は、パーシーの異母兄弟・・・ハーフゴッドなんだけど、神と人間の間の子ではなく、神とニンフの間に生まれた子であるタイソンも登場。一緒に冒険に出ます。
でも、タイソンは、人間の子ではないからか、一つ目のサイクロプス故に、偏見を持たれたり、嫌われたり、信用されなかったりするわけですが・・・。
冒険をするうちに、信頼関係が築きあげられていくのも良かったですね。


そして、それぞれの神の子達が、自分達の親譲りの「力」、得意分野を活かして、互いに協力し、補い合い、冒険していく姿もイイ!

物語自体は複雑なことは無く、極めて単純ですが、そこが、分かりやすくて良かったです。
そして、その中に込められた、冒険や友情、そして、魔法が物語を盛り上げ、見てて、とてもドキドキしましたです!


そうそう。

彼らは、癒しの力を持つ羊毛を求める旅に出ている訳ですが。

彼らの敵である少年のルークも、その羊毛を狙っており、且て、ポセイドン達に封印された、邪悪の王・クロノスを蘇らせようとするのですね。

パーシーとルークの対決シーンを見ると、何やら、前作からの因縁が深~くありそうですが。

前作を見ていない私には、実はよく解らなかった(>_<)

やっぱり、前作、見なきゃ、見なきゃですね。


そして。

凄く気になったのは、ルークのその後・・・・・・。

彼、死んだの・・・?

いやいや、死んだと見せかけておいて、今後も出てきそうな予感。


そして、その悪役ルークと、彼の父・ヘルメスとの確執(?)も気になりましたです。・・・いや、ルークはシリアスキャラなのに、なんか、お父さんのヘルメスは妙に明るいというかジョーク好きっぽかったですし。


悪との戦いなどはありますが、でもでも、全体的に明るい冒険物語・・・という感じで。

気楽に楽しめるファンタジーだったと思います。

わたし的にはもっともっと、ギリシャ神話が絡んでいて欲しかった気もしますが、でも、とても楽しく鑑賞しましたです。


映画『キャリー』

2013年11月21日 | 映画鑑賞記
昨日の日記にも書きました通り、見て来ました!

映画『キャリー』。

原作は、スティーブン・キングのデビュー小説なのですよね。

タイトルも知っていますし、昔、映画化されたのも知っていましたが、原作も未読、オリジナル版も未鑑賞なまま、今回のリメイク作品を見に行きました。

とはいえ、詳しいストーリーは知らなかったものの、有名な作品なので、なんとなくですが、イジメに遭ってる女の子が、ある時、超能力を手にし、皆に復讐する話なのかなぁ・・・という漠然としたイメージだけは持ってましたです。


■映画『キャリー』予告編



PG12ということで、ちょっと怖い雰囲気や表現はありましたが、予告編から想像したほど、怖かったりグロかったりは無かった気がします。

基本的にホラーやグロがダメな私でも、大丈夫でした。

そして、わたし的には、怖いというより、寧ろ、キャリーが可哀想で・・・悲しくなっちゃいましたよ。

ラストのプロムでの大惨事も、なんかもう恐怖を通り越して、ただただキャリーが可哀想で、涙出た(;;)




狂信的で潔癖な母親に育てられたキャリーは、学校の他の生徒に比べると変わってて、皆からは「変人」と呼ばれているのですよね。

性的なことに潔癖な母親に、オシャレすることすら禁止され、いつも、野暮ったい服にボサボサ髪。

そんな彼女が、物語の冒頭、プールの授業の後のシャワー中に、初潮を迎えるのです。
でも、潔癖な母親は、彼女にそういう生理の事とか一切教えていなかった・・・というのと、一般的に比べて、初潮が来るのが遅かったというのとで。
その時、彼女は自分の体に起こったことが理解出来なくて。

いきなりの痛みと出血に大パニックを起こすのです。

でも、シャワールームに居たクラスメイトの女子たちは、当然、生理が何かを知ってるので、そんなキャリーのパニックを面白がり、スマホで動画に録ったり、生理用品をみんなで投げつけたりして、彼女を笑いものにする・・・・そんな時、シャワー室の蛍光灯が破裂したり、点滅したりで。

キャリーが超能力に目覚めた瞬間・・・なのですね。


・・・このシーン、もう、冒頭からなんかイヤ~な気分になるイジメシーンですね(;;)

初潮を迎えて泣いてる子に、寄ってたかって生理用品投げつけるとか、皆、サイテーだよ(--#

でもでも、イジメた子達も酷いけど、一番悪いのは、キャリーのお母さんだと思います。


とにかく、この映画、何が一番怖かったかって・・・キャリーの「力」より、あのお母さんの存在そのものだと思う・・・。

本当に怖かった・・・。

キャリーの事を「魔女、魔女」って連呼する、お母さん・・・いや、アンタの方がよっぽど魔女だよ・・・とツッコミたい(笑)

本当に、あのお母さんの、狂信っぷりや、キャリーに生理が来たことを「欲情の証だ」って責めたりするところは、異常すぎて怖いです。

あんな母親と二人きりの生活とか、耐えられないよorz


っていうか、映画を見てて、ずっと、なぜ、お母さんがあんなに狂信的で潔癖なんだろうって謎だったのですよね。
冒頭に、キャリーを出産するシーンがあるのですが、そこからして、いなり異様な感じですし。

なので、私は、てっきり、このお母さんは、例えば・・・婦女暴行とか、そういう犯罪によって妊娠し、その所為でああなっちゃったのかなぁと勝手に推理しながら映画を見ていました。

そしたら、物語の後半で、お母さんが、どうやってキャリーを授かったか明かすわけですが。別に、乱暴されたとかそういうことでは全然なくて。

元々お父さんとは一緒に寝ていたけど、清らかな関係で。でも、ある時、一線を超えそうになったから、二人で一生懸命、間違いを犯さないように神様に祈ったけど、それでも一線を越えてしまった。そしたら、その行為に快感を覚えてしまった・・・とのこと。
・・・ということは。
キャリーを妊娠したことでお母さんはおかしくなったのかなぁと思ってたけど、そうではなくて・・・元から、かなりの狂信者、潔癖者だったということですよね。・・・夫婦なのに、一線を超えないようにしてるとか・・・・。
それが、余計に怖かったです。


それにしても。

最初の初潮の話は、ちょっとショッキングだったし、エピソードとしても、現代的な感じがしたので。

原作を知らない私は、てっきり、これは、今回の映画オリジナルエピソードなのかなぁと思っていたのですよね。
そしたら、後で、本屋さんで原作をチラ見したら、まんま原作に忠実なエピソードだったので、ビックリでした(>_<)

まあ、それを動画に撮って、ネットで流す~~とかは、現代ならではのイジメでしょうが。


で。

シャワー室での一件が問題になり、イジメた子達は、罰則を受けることになります。

中でも、その時の様子を動画に撮ってネットに流したクリスは、それでも、反省の色を見せず、寧ろ、自分が罰を受けたこと、楽しみにしていたプロムに出入り禁止になったことで、キャリーを逆恨みし、益々意地悪を画策する訳ですね。

一方、その時は一緒になって、囃し立てたりしたスーは、後々、反省し、何かキャリーに償いたいと思います。

そして、学校一人気者の自分の彼氏に、プロムでキャリーをエスコートして欲しい・・・と頼むのですが。

多分、スーは、善意から・・・というか、キャリーに対して申し訳ないと思う気持ちから、そういうことを提案したのでしようが・・・・それが、そのあとの大悲劇の幕開けになるのですよね(>_<)

う~ん。

でも、映画を見てるだけでは、なぜ、スーがそんなことを提案したかがイマイチ理解できなかったです。

つか、キャリーに対して申し訳ないと思うなら、直接ごめんねって言えば良いのに。

まあ、女の子の憧れのプロムに参加させてあげたい~っていう想いがあったのかもしれませんが。

一夜だけ彼氏を貸すみたいなことって、な~んか、あの大惨事が無くても、後々、余計にキャリーが傷つくような気がしたのは私だけ??

それとも、キャリーにとっては、「誰とプロムに行くか」ではなくて、「プロムに行く」ことこそが大切だったのかなぁ。

初めて、お母さんに反抗して、自分の意思を貫き通して、オシャレしてプロムに行った訳ですものね。


それにしても、プロムの時のキャリーは、超可愛いですね(≧▽≦)

あと、プロムに着ていくドレスを作るための布地を選んでいる時とか。

狂信的な母親から解放されて、彼女が望んでいた、普通の女の子ライフを楽しんでいるって感じで。

初々しくて、キラキラしてて。

凄く可愛かった。


それだけに、クリスが仕掛けた、豚の血を頭から被るシーン。
そして、そこから始まる大惨事が・・・もう可哀想で可哀想で(;;)

天国から一気に地獄に突き落とされた気持ちだっただろうなぁ。。。。。


ラストの30分。

プロム会場で大暴走する彼女の「力」のシーンは、凄い見せ場だと思いました。

血まみれになって、大暴走するキャリーの形相が凄く怖い。

会場のパニックぶりも怖い。


そして、豚の血の嫌がらせをしたクリス達は・・・意外とあっさり殺されてたなぁという印象。・・・もっと怖いことになるかも~とバクバクしながら見ていたのですが(^^; いや、怖くない方が私は好きですよ。


なんか、もう、色々と救いのない話で。

見終わった後は、結構、鬱です。

とにかく、キャリーが可哀想で、可哀想で・・・。

でも、そうなったきっかけすべては、彼女の母親の狂信っぷりにあると思うと。
キャリー自身より、お母さんの方が怖いと思うのですよね。

キャリーも、普通の家に生まれていたら、きっと、普通の女の子として幸せに育ってたんだろうになぁって・・・。



そうそう。

キャリーへのイジメを反省して、自分の彼氏を差し出したスー。
なぜ、急に彼女はそんな風に改心(?)したのかなぁと謎だったのですが。

もちろん、誰かに意地悪をしたら、後味が悪かたり、申し訳なかったり・・・っていうのは、普通の感覚なら当たり前なので、それでかなぁとも思うけど。

スーは妊娠していましたよね。

だから、もしかしたら、それで「優しさ」とかが心に芽生えてたのかなぁとも思ったんだけど。

どうだったんだろう?


また、最後、崩壊するキャリーの家に駆け付けたスーを、キャリーは、「力」で追い出すわけですが。

他の人に対してやっていたみたいに、吹き飛ばして叩きつけるのではなく、地面に静かに着地させてましたよね。

きっと、妊娠しているスーへの思いやりだったのかなぁと。

力を大暴走させて、かなり無差別に人を殺してしまったかのようなキャリーですが、彼女をイジメから助けてくれた先生は殺さなかったり、妊娠しているスーを庇ったりしてたのは。
暴走しつつも、まだ、人間らしい心があったから。。。。

・・・と思いたいです。



それにしても。

キャリー役のクロエちゃん、超可愛いです!


『ヒューゴの不思議な発明』や『ダーク・シャドウ』も見ていますが、なんだか、見る度に、大きくなっているというかレディになっていってますね。

クロエちゃんが可愛いからか、ボサボサ頭の野暮ったいキャリーも、あまり変人さは感じなかったかも(^m^)

っていうか、原作をチラ見したところによると、原作のキャリーは、あまり可愛くなさそう。

でもでも、クロエちゃんのキャリーは、とにかく可愛くて。

こんなに可愛かったら、いくら変人でイジメられてても、守ってくれたりするナイト的な男子の1人や2人、いくらでもいるのではないかなぁ?・・・と思った私は少女漫画の読みすぎでしょうか(笑)


後味も悪いけど・・・怖いというよりは、哀しいホラー映画でした。

そして、キャリーの、普通の女の子で居たい・・・普通にオシャレして、誰かと付き合って、友達を作って、学校生活を楽しんで・・・という切実な想いが切な過ぎました(;;)