★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

■「愛・地球博旅行記」~第二日目・午前中のパビリオン巡り編~

2005年08月07日 | 旅行
予定では、am7:00起床、am7:30出発、万博会場へ向かう。
ということでした。私は、髪が長いので、身支度に時間がかかるとイケナイので、皆より少し早めに起きなきゃと思い、am6:30にケータイのアラームをセットしていたのですが、結局、am5:30に自然に目が覚めてしまいました。
二度寝をすると今度は寝坊しそうな気がしたので、もう、起きることにしました。
まだ、皆、寝静まっている中、そ~っと洗面所に行き、顔を洗い、髪をポニーテールに結ったり、着替えたりして・・・それでも、まだam6:00。
荷物のチェックをしていたり、色々してると、am6:50になっていたので、皆を起こして回りました^^v

 結局am8:00くらいに別荘を出発。
 昨日は、どエライ行程だったので、今回は、万博会場まで高速道路を使うことにしました。
 それにしても、昨日は夜で真っ暗だったから気が付きませんでしたが、朝、改めて辺りを見回すと、周りすべてが山・山・山・・・。そして、田圃。本当に凄い所に来たんだなぁと思いました。
そういえば、万博会場は、日中物凄く暑かったのですが、別荘に着いてからは、正直キャミソール姿では寒いくらいでしたもの。
室内でも、クーラーは必要ないどころか、寝る時「寒い」と思って、押し入れから毛布を引っ張りだして被って寝た私です。
 夏とは言え、山は、とても涼しいのですね。びっくりしました。

 高速に乗ると、万博会場へは思っていたより短時間で着きました。とはいえ、やっぱり、30分は無理です!!!!
 今日は、北ゲートから入ります。
 せっかくなので、万博八草という駅からリニモに乗りました。
 今日は、少し出遅れた感じで、私たちが会場に到着したときには、もうゲート・オープン済み。とは言え、手荷物チェック等があるので、中にはいるまでは結構待ちました。

am10:50から、三井・東芝館のネット事前予約を7人分入れてあったので、とりあえず、その時間までは親族皆別行動。
私とオットとオットの妹さんの3人で、まずは昨日行けなかった、グローバル・コモン1、アジア地域を回ることにしました。


という訳で、ここからは、第一日目からの続き番号で、巡ったパビリオンのひと言感想を綴っていきます!

43・カタール館   ★★★☆☆
実は、ここに行きたかったのは、「ヘナ」と呼ばれるカタールのボディ・ペインティングをして貰うためだったのです。植物の染料で、腕などに、タトゥのような感じでペイントして貰うと、数週間は消えないそうなんです。
とても楽しみにしていたのですが・・・・ 館内に一枚の張り紙が・・・・。
「『ヘナ』のサービスは万博委員会から中止の要請を受け、取りやめました」
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・楽しみにしていたのに(号泣)。なんで中止になっちゃったんだろ・・・。万博の雑誌には「女性に大人気」と紹介されていたのになぁ。
展示関係では、ペルシャの雰囲気が堪能できました。

44・モンゴル館   ★★★☆☆
中央アジアといえば、やっぱり、移動式住居のゲル。館内のゲルが印象的でした。モンゴルの牛串焼きを朝ご飯に食べました。とても美味しかったです!!

45・中央アジア共同館   ★★★★☆
中央アジアの4カ国が共同で出展しているパビリオンです。
何と言っても、全長13mの仏陀涅槃像印象的。思わず、記念写真を一枚!!



そして、ここで、もう三井・東芝館の予約時間が。
と言う訳で、企業館エリアへGo!!!



46・三井・東芝館   ★★★★★
ここも、普通に並ぶと3時間待ちという行列が出来ていました。ネット予約していて、本当によかったです^^
このパビリオンでは、まず入り口で自分の「顔写真」を撮影されます。すると、その自分の顔写真がCG処理されて、シアターで自分が出演する映画が見られる・・・といったものです。
映画は15分程度の短い物ですが、とてもSFチックな凝ったストーリーでした。
宇宙船が舞台で、その乗組員達が、私たち一人一人の顔で出てくるんです。
乗組員には、宇宙船を操縦する者、データを処理する者、予言者的な役割をする超能力者、ガーディアンと呼ばれる兵士などがいるのですが。
・・・。私の役はガーディアン・・・そう兵士でした。最初の方は、よく映っていて活躍していたんですが、いかんせん、宇宙バイク(?)みたいなのに乗っていて動きがとても早いので、なかなか顔の判別が付かない; 挙げ句の果てに、兵士は闘いの中でどんどん死んでいくみたいで・・・。どうやら、私も闘いの途中で落伍したようでした。ラストシーンまで居なかったし(--# 一方、オットなんかは、予言者の中のリーダーみたいな良い役で、映画の最後に水晶球というかスフィアみたいなのを手に持って、明るい未来を予言するというなんともオイシイ役どころを・・・。う、羨ましい(--; どーせ、私は、途中で死んでるし・・・(ひがみ) とは言え、物凄く面白いパビリオンでした。人気するの、解る解るp(*^^*)q



と、ここが終わると、また次の事前予約までまだまだ時間があるので、グローバル・コモン1に再び戻りました。

47・スリランカ館   ★★★★☆
展示物というより、パビリオンの内装自体が物凄く感動的でした。天井一面に、何千枚という「ろうけつ染め」の宗教チックな絵が張り巡らされていました。物凄く圧巻です!!

48・中国館   ★★★★☆
展示物はあまり凝っていないのですが、何と言っても、毎正時ごとに、中国のお姉さん達が演奏する中国楽器のコンサートがとても良かったです。綺麗なお姉さん達が、とても綺麗な音楽を演奏してくれます。コンサートは3曲ほどで、1曲目と3曲目は中国の音楽。でも、2曲目は『里の秋』という日本の音楽を演奏してくれました。ちょっぴり、中国っぽくアレンジしてありますが、やはり、こういう場で自分の知っている音楽が流れると嬉しいものですね^^

49・イラン館   ★★★☆☆
ペルシャ絨毯が印象的でした。入り口に、とても大きなペルシャ絨毯が飾ってあったのですが、よくよく見ると、モリゾーやキッコロも織り込んであって、可愛かったです。そして、手触りもサイコー!! でも、とても高いんですよね~、ペルシャ絨毯って。

50・イエメン館  ★★★☆☆
展示というより、大バザールという雰囲気がギュンギュンしていました。アクセサリーなどをたくさん売っていたのですが、全部、値札がないんですよね。電卓交渉で値段が決まるという、現地方式なお買い物みたいですよ。
妙に印象に残ったのが、本物のセミとかサソリを樹脂で固めた、キーホルダー(@A@;; 気持ち悪~~~~~うと思ったのは、私だけでしょうか・・・・・(--;;

51・ネパール館  ★★★★★
私個人的な意見としては、とても良いところでした!! 現地の職人さん200人で作り上げたという、とても絢爛な仏教寺院のレプリカが凄かったです。
そして、展示、販売もされている数多くの曼陀羅。
曼陀羅大好きな私は、かなり長いこと魅入っていました。
あまりに曼陀羅を長々と見ていた所為か、現地のスタッフにセールスされちゃいましたA^^;; 交渉次第では安くする・・・と言われたので、試しに8000円の曼陀羅を値切り交渉してみました。3000円でなら売っても良いと言われたのですが、もう一声安くして欲しかったので・・・交渉決裂A^^;; 買いませんでした。
でも、受付で売っていた2500円の曼陀羅に関する図録は買うべきだったかも・・・とちょっぴり後悔。
そうそう、入り口に超巨大な金剛杵(バジュラ・五鈷杵だったかな?)が展示してあったのは、大感動でした。バジュラ、大好きなんです。
思わず、「わ~、大きなバジュラ!!!!」と歓声をあげ、記念撮影までしちゃいました。

52・インド館   ★★★★★
思いっきり「インドらしい」というパビリオンです。まずは、むせ返るくらい立ちこめた、インド香の香り。実は、私、インド香大好きで、自宅でもインド香を焚くくらいなので、この香りは、とても落ち着きました。
菩提樹を模したオブジェにはスクリーンが付いていて、インドに古くから伝わる民話の映画が流れていました。木に変身できる娘の物語で、自然と人間の関係を思わせる感じでした。
展示コーナーでは、インドの神々の像がたくさん。インド哲学が大好きな私には、とても嬉しい展示ばかりでした。
そして、2階は、大バザール!! 万博会場とは思えない、異様な熱気の立ち上る市場でしたA^^;;
カレーなどの食べ物から、小物、アクセサリー、シルクに至るまで、もう何でもかんでも。皆、必死にセールスしてきますA^^;; 中でも、目立っていたのが、瓶詰めカレーを売っていたインドのオジサン。少し外れたアクセントでありながらも、ある意味、とても流暢な日本語で、「ミンナ 大好きカレーライス。これさえ有れば、すぐにオイシイカレーライス。娘も喜ぶ、息子も喜ぶカレーライス。コレ一つで4人分。絶対お得、カレーライス!!」とA^^;; なんだか、テレフォン・ショッピングみたいだ・・・と思いました。

と、ここまでが午前中のパビリオン巡り。
午後イチでは、長久手日本館の予約が入れてありました。
と言う訳で、まだまだ続く、万博旅行記! ひとまず此処で休憩です!!
(↑・・・なんだか、あのインドのオジサンみたいな口上だ・・・)




■「愛・地球博旅行記」~第二日目・午後のパビリオン巡り編~

2005年08月07日 | 旅行
屋台で色々と食べていたせいか、あまりお腹は空いていませんでした。
なので、特に「昼食」というものは摂らず、アイス・クレープを食べただけで、予約していた、長久手日本館へ向かいました。

というわけで、ここからは、また、巡ったパビリオンのひと言感想です^^v


53・長久手日本館   ★★★★★
 竹で作った、「繭」の形をしたパビリオン。たくさんの国際パビリオンの中、これは「日本」を代表するパビリオンです。やはり、行列は3時間待ち。ネット予約のありがたさをしみじみ感じました。
 とても大きなパビリオンで、色んなブースに別れて、色んな展示がありました。
 自然に関する物、歴史に関する物、工業・生活に関わる物。
 中でも興味深かったのが、1950年代くらいからの、家財道具や電気製品が、年代別に並べてあったブースです。
 昔の方は、洗濯機もなかったのに、それが手回し式の洗濯機になったり、2層式の洗濯機になって・・・今の形になったり。また、ラジオからテレビ(チャンネル式)から、現在の薄型テレビに変わっていったり。パソコンが登場してきたり、とても面白かったです。
そうそう、ここで見逃しては行けないのが、「家庭用ゲーム機」。
20年くらい前のブースでは「スーパーマリオブラザーズ」のデモ映像がテレビに流れていました。
でも、ですよ。1995年~のブースでは、ファイナル・ファンタジー7の映像が、テレビに流れていたのです!!
思いっきり、クラウドが、フィールドマップを歩いているし!!!!
思わず、「わ~、あれ、FF7じゃん!!! クラウドぉぉぉ~~~~!!!!」
とオットと二人、騒いでしまいました。
 
 また、歴史に関するコーナーも面白かったです。60年前と現在、同じ場所の写真が大きくパネルにして貼ってありました。とても面白いと思ったのが、道の形は、そっくりそのまま同じなんですよ~。なのに、60年前は当然、「土」の道。周りも田圃や空き地。でも、2005年では、道はアスファルトに舗装され、まわりにも、ビルが立ち並び・・・。また、その道を歩いている人も、モンペルックから、現在の普通の服へと・・・。とても面白かったです。

 そして、様々なブースを見学した後は、いよいよメインシアター。
 シアターは球形をしていました。
 そして、360度すべてがスクリーンとなっています。ここで地球上の生命の歴史のような映像を見ます。
 足元までスクリーンなので、自分が宇宙や空、海の中を動いているような錯覚に陥ります。
 乗り物酔いが激しい人は、多分酔ってしまうかもしれませんが、とても面白かったです。因みに、私も、薬無しでは、完全に酔ってしまうでしょうが、車酔いの薬を朝、飲んでいた関係で、全然大丈夫でしたvv とにかく、迫力のある、面白いシアターでした。
 やはり、開催国として、日本も気合い120%入って居るなぁと思いました。

 メインシアターを出ると、森の四季の様子を光と映像で再現した部屋に。
 マイナスイオンが吹き出ている箇所もあり、休憩には持ってこいな場所でした。



 一応、ここで、親族解散と言うことで、帰りの時間まで完全別行動。
 のんびり休みたい人達は、この森のブースでゆっくりする・・・ということで、「まだまだ、パビリオン制覇するぞ!!」と意気込んでいる私たち夫婦は、日本館を後にしました。



54・長久手愛知県館   ★★★★★
ここは、私とオット、オットの妹さん夫婦と4人で行きました。
このパビリオンは、「地球タイヘン大講演会」という30分程度の演劇を見るというものです。
30分待ちだったのですが、待って良かったです!!
待った甲斐ある、とても良いお芝居でした。
劇の設定としては、私たち観客が、「地球タイヘン大講演会」を聞きに来た聴衆という形なんです。そこで講演をするのが江古野(エコノ)博士という白衣を着た男性。ほとんどが、彼の一人芝居という形なのですが、演技・演出・効果、最高でした!



このパビリオンの後は、オットの妹さん夫婦とも別行動となり、私たち夫婦二人で、まだ行き残したパビリオンをめぐりました。

55・モリゾー・キッコロメッセ
ここは、遊園地になっている様でしたが、私たちは、モリゾー&キッコロの巨大バルーンと写真を撮っただけです。

56・わくぱく宝島・ロボットステーション   ★★★★★
ここには、色んなロボットが集まっていました。
一番凄かったのは、本物の人間そっくりな美人受付ロボット。
一見、化粧のケバイ、ナイスバディなお姉さんなのですが、実は、ロボットなんです。
でも、まばたきもしますし、近くで咳をする人が居たら、
「風邪ですか? 大丈夫ですか?? 私も風邪には気を付けないと」
と喋ったりします(@A@;;
因みに、このロボット美女さんの顔アップの写真を撮ったのですが、写真が出来上がってから、色んな人に見せても、みんな、
「これ、ロボットだよ」
というまで、彼女がロボットであることに気が付きませんでした。それくらいリアルです。
・・・そういえば、その会場で、ある女の子達が
「このロボットって、創った人の趣味が丸分かりだよね~!!」
と喋っていましたね。うん、確かにその通りかも。

57・地球市民村   ★★☆☆☆
ここは、万博後も「残す」建物らしいです。とはいえ、あまり興味深い展示はなかったような・・・A^^;; ・・・御手洗い壊れてたし・・・・(--;



ここまで見学して、まだ、一度も行ったことのないグローバルコモン2。東南アジアから南太平洋の国々のパビリオンを回りました。


58・フィリピン館   ★★★☆☆
 展示は自然に関するものが多かったです。ココナッツにこだわって作られたようで、館内の床もフワフワとしたココナッツ素材。そしてパビリオンの中には、やはり、ココナッツ素材の巨大ココナッツ型ドーム(?)があり、オイルマッサージが出来るスペースになっていました。

59・ラオス館   ★★★☆☆
民族工芸品がたくさんありました。3回叩くと幸せになれるという銅鑼を3回叩きました^^V

60・マレーシア館   ★★★★☆
館内に熱帯雨林のレプリカが作ってあり、自然の香りがしていました。

61・ベトナム館   ★★★★☆
丁度入館した時、ベトナムの民族楽器の演奏をやっていました。あまり見たことのない面白い形の楽器に、興味を引かれました。

62・ブルネイ・ダルサラーム館   ★★★☆☆
入り口から、熱帯雨林のレプリカの中を通っていきます。自然な感じがとても良かったです。印象に残ったのは、ブルネイ王宮のミニチュアレプリカ。そういえば、ここって、とてもお金持ちな国なのですよね~^^

63・南太平洋共同館   ★★★☆☆
南太平洋の国々が集まって出展。民族工芸品などの展示が多かったです。

64・インドネシア館
・・・入ったことは入ったのですが・・・。空腹の余り、記憶が無いとですm(__)mただ、蝶の飾りの付いたアクセサリーを売っていたのだけは、妙に覚えています。

65・タイ館   ★★★★☆
少し暗めの落ち着いた照明と、赤を基調にした内装。とても印象的だったのは、金箔を施した超豪華なタイ王族専用船の模型。
タイ館では、とてもお腹が空いていたので、トムヤムクン・ヌードルを食べました。もともと、トムヤムクンは大好物なので、とても美味しかったです♪

66・カンボジア館   ★★★☆☆
アンコールワットの、とても大きな写真が印象的でした。
また、アンコール・トムの複製も良かったです。

67・ニュージーランド館   ★★★☆☆
館内の真ん中に、1.8トンの巨大翡翠原石がありました。すごい圧巻!
触ると、とても冷たくって、暑さにへばっていたので、とても気持ちよかったです。


と・・・。
まだまだ、回れていない外国パビリオン、企業パビリオンもいっぱいなのですが、ここまででタイム・アウト。
帰る時間となりました。
pm5:30に北ゲートに集合と言うことだったので、名残惜しいですが、ゲートへと向かいました。

2日もあれば、いっぱい回れる・・・と思っていたのですが、あまりの広さ&パビリオンの多さで、2日あっても全然足りないくらいです。

そうですね~、4回くらい行ったら、もう少しは制覇できるのではないでしょうか?
正直、また行きたいくらいなのですが・・・時間がないorz

 という訳で、とても楽しみにしていた万博旅行ですが、終わってしまえばあっという間でした(*><*)
 でも、広さ&混雑を考えたら、それでも、かなり頑張って、色んなパビリオンを制覇した方なのではないかと思います!!
 とても良い夏旅行でした^^v




■「愛・地球博」旅行記 ~第一日目・出発→現場到着編~

2005年08月06日 | 旅行
いよいよ楽しみにしていた愛・地球博への旅行当日です。
 この日のために、人気パビリオンはネットで事前予約を取っていたり、どんな外国館があるのかと雑誌を買って予習したりで、準備は万端♪
 本日、起床am2:45。因みに、丁度0時くらいに寝たのですがA^^;; 元々ショートスリープでもなんとかなる体質なのと、旅行ということで気が張っているせいか、思っていたよりもすんなり目覚めました。オットを起こし、身支度を済ませ、後は車の到着を待つばかり。
 今回の旅行は、私とオット、オットのご両親、オットの妹さん夫婦、オットのもう一人の妹さんの計7人での大移動です。車を持っていない私たちですが、オットのお父さんと、オットの妹さん夫婦の車とに、2台に分乗しての旅となります。
 集合場所は、私たち夫婦が住んでいるマンションの駐車場。集合時刻am4:00。妹さん夫婦から「到着した」との電話を貰い、私たち夫婦も、戸締まり・火の元を確認して、荷物を持ち、家を出ました。
 外はまだまっくら。マンションの駐車場と言えども、相手の顔も見えにくいくらい(もしかして私が鳥目なの?)暗かったです。妹さん達と話をしているうちに、オットのご両親の車も到着。
 私たちは、オットのご両親の車に乗ることに。 そして、オットの妹さん夫婦の車には、もう一人の妹さんが乗り・・・・出発進行!!!
 まずは大阪に出て、そこから名神高速に乗って、一路名古屋を目指します。
途中、多賀と養老で休憩を挟んだものの、万博会場にはam7:30に、到着しました。

 到着ですよ~~~~!!! いよいよ来てしまいました。因みに、ゲートが開くのはam9:00。1時間半前からゲート前に並べば、混雑を避けて好きなパビリオンに行ける・・・と思っていたのですが、甘い甘い。もう人人人人人!!!! 私たちより早く来ている人で一杯でした。

 私の予定(野望?)では、まず一番に行きたいのは。外国館で一番人気のドイツ館。これは、簡易な室内型ジェットコースターなんですよ。エクスペリエンス・ドロップという水の滴型のライドに乗ってドイツについて学ぶという趣向のパビリオンらしいんです。でも、ライドだけあって大人気。2時間半待ちはザラと聞いていました。

 でも、私たちは開門の1時間半前から待っているのですもの。ゲートオープンと同時に急いで真っ先にドイツ館に向かえば・・・30分待ちくらいで乗れるのでは?という野望を抱いておりました。

 しばらく待つこと1時間余り。am9時少し前にゲートオープンしました。ここから、私たち親戚一同も完全別行動です。私たち夫婦は私の強い希望でドイツ館へダッシュ。ご両親はノンビリと空いているパビリオンを。妹さん夫婦と、もう一人の妹さんは、「サツキとメイの家」見学に当選していたので、その指定時間まで、適当に見学。
 という訳で、私たち二人だけは、みんなを残して、ドイツ館へまっしぐら!!

 でも、ゲートを入って、まず衝撃を受けたのが・・・(@A@; 会場が広い・・・。広すぎる。端から端まで3キロ以上はあると聞いてはいたものの実際に目にするとビックリしました。
 とにかく会場は完全に山の中なので、起伏もとても激しいんです。でも、その為、会場を平坦な道を通って一周できるように「グローバル・ループ」と呼ばれる歩道が造られて居るんですよ。多分、一周回るには数キロは歩くことになるでしょうがA^^;;
でも、そのグローバルループが、とてもクセモノ。
 山の中で無理矢理、平坦な歩道を造ったせいか、地上よりかなり・・・というか物凄く高いところにあるんです。そう、ひたすら階段を上がって! マンションの3、4階分くらいの高さは軽くあったと思います。

 で。このグローバル・ループを通らないとお目当てのドイツ館には行けないのですが。エスカレーター、エレベーターは長蛇の列。並んでいては出遅れると思って、階段を駆け上がるハメに(@A@; 西ゲートから入ったら、すぐ目の前がグローバル・ループへ上がる階段(もちろん隣にはエスカレーターはありますが・・・長蛇の列)。
「マジでこれ上がるの~~~~~~!!??」
と早くも気力が萎え気味でしたが、頑張ってドイツ館目指して走る走る走る・・・・と言いたいところですが、長~~い階段で精も根も尽き果て、途中からは「早足」で歩きました。
 こんな感じで、私の「愛・地球博旅行」がいよいよ幕開けしたのでした。




■「愛・地球博旅行記」~第一日目・午前中のパビリオン巡り編~

2005年08月06日 | 旅行
 やって来ましたドイツ館! 頑張って急いだ甲斐あって、10分待ちで入館できました! やったぁp(*^^*)q
 と言う訳で、ここからは、私が見学したパビリオンの順にごくごく簡単に感想を書かせて頂きますね(*^^*)v

 1・ドイツ館   ★★★★★
簡単な室内型ジェットコースターでした。一応、激しい揺れがあるとのことで、4歳以下のお子様や妊娠されている方、高血圧や心疾患のある方は搭乗出来ないとのことでしたが、そんなに「怖い」という感じでは全然なかったです。「エクスペリエンス・ドロップ」という名前の透明の水滴型6人乗りライドに乗りながら、ドイツの自然や文化について学びました。ライドの最後には写真を撮影され、出口で600円で買えましたv 「怖くない」とはいえ、やっぱり、乗り物は楽しいでよね。


 2・イタリア館   ★★★★★
全体的にとてもオシャレな作りでした。目玉は2000年前の彫像「踊るサテュロス」。本物がすぐ目の前に展示されていました。その展示の仕方もとても格好良かったです。様々な角度から像にライトが当てられ、壁に映し出される影が、本当に踊っているかのように見えました。 それ以外にもチョコレートで作った車(本物の自動車と同じ大きさ!)や唇の形のソファなど、モダンな芸術がいっぱい♪

 3・リビア館   ★★☆☆☆
砂漠に水を供給する直系6mのパイプのレプリカは印象的でしたが、後は特に印象に残らなかったです・・・。

 4・トルコ館   ★★★★☆
青を基調にした館内に、目が回るような螺旋状の大きなオブジェがたくさん。不思議の国のような感じでした。館内に「トルコ」のイメージ映像が流れていたのですが。民族衣装を着た女性達が、民族舞踊を踊っている・・・という内容。がしかし、合成映像で、彼女たちは、山のてっぺんだの、尖塔の先っぽなど、はたまた雲の上だの妙な場所で踊っているように作られて居るんですA^^;; きっと、トルコの名所なのでしょうが・・・。あと、船が空を飛んでいたり。ある意味、笑えてしまいました(失礼)

 5・ブルガリア館  ★★★☆☆
バラを連想させるピンク一色の館内。そして、館内にはローズオイルのとても良い香りが。パビリオンのお姉さんが、ローズの香油を付けて下さいました^^ 展示関係は、まあ普通な感じだったのですが、とにかく館内が可愛いのと、バラの味のソフトクリームがとても美味しかったです。食用バラの添えられたヨーグルトもありました。ヨーグルトやバラジャムも美味しかったのですが、食用バラは・・・そんなに美味しくなかったです。

 6・ギリシャ館   ★★★☆☆
館内に古代神殿のようなものが作られていて、とてもオシャレでした。 そして、オリンピックに関する展示。・・・でも、それくらいしか記憶がA^^;;

 7・スペイン館   ★★★☆☆
色々なロボットがたくさん展示してありました。また、イベントスペースでは、ワインの試飲会やオリーブオイルの試食会などが催されていましたが、時間帯が合わず、私たちは参加できず>< そうそう。ここは入館者に「お土産」を下さるんですよ~(午前中の早い内だけかも知れませんが)。可愛いTシャツを頂きました(でもMサイズとは言え、メチャクチャ大きかったです)。

 8・フランス館   ★★★★☆
特に凝ったところはないのですが、館内で上映される映像が、結構長めでしかもとても良い出来でした。 環境破壊という重いテーマでありながらも、さりげなく私たちに注意を促すと形で、でも、だからこそ、結構考えさせられました。印象としては「暗い」感じがしますが、とてもお勉強になりました。

 9・モロッコ館   ★★★☆☆
とても煌びやかや王宮を連想させられる館内でした。

10・ ヨルダン館  ★★★☆☆
申し込めば「死海」の水プールで「死海体験」が出来ます。体験しない人達は、体験している人達を「見学」するという趣旨のパビリオン。取りあえず、プールに浮いている人達以外には何もなかった印象がA^^;; でも、プールを見て、本当に「浮く」んだなぁと感動しました! わたし的には、死海の水よりも、パビリオンの出口で現地の方が実演している「サンド・アート(砂絵)」が感動物でした。色んな色の砂を少しずつ重ねながら瓶の中に入れていき、瓶の中で模様を作る・・・というものです。モリゾーやキッコロも瓶の中に砂で描かれていました。とても感動して、私も小さな瓶を買って帰ってしまいました。

11・チュニジア館 
・・・スイマセン・・・入ったことは入ったのですが・・・全然記憶が無いんです><
あっ、でも、「スターウォーズ」のロケ地はチュニジアなんですって^^

12・ボスニア・ヘルチェゴビナ館   ★★☆☆☆
館内には、国を紹介する大きな写真パネルが並べられていました。とても簡素ではありましたが、でも、国内事情を考えると、仕方ないですし。でも、それだけに応援してあげたくなりますよね。

13・クロアチア館   ★★★★★
スゴイです!! とても凝っています。まず最初に小さな部屋で、クロアチアの文化・自然についての映像を5分程度見ます。その後、いよいよメインルームへ! 広くて四角い室内の床には、一面に「塩」が敷き詰められていました。どうやら、クロアチアの塩田を模した部屋のようです。そして、塩田を取り囲むように存在するのは、胸くらいの高さの柵のある回廊。全員が回廊に入ったら、なんと!! その回廊は、それ自体がエレベータになっていたのです。回廊だけが2階分くらいの高さに上昇し、下の塩田を見下ろす形になります。すると、下の塩田自体がスクリーンとなり、映像が映し出される作りになっていたんです。自分達が「凧」になってクロアチアの各所を周り、たくさんの人達と触れ合うという物語の映像で、あたかも自分が本当に空から地上を見下ろしているような・・・そんなリアルさが有りました。  

14・エジプト館   ★★★★☆
レプリカではありますが、ミイラやツタンカーメンのマスクなど、博物館のような展示でした。レストランもあって此処で昼食。エジプトの豆ご飯と言われる「コシャリ」とモロへイヤスープを注文。美味しかったです。

15・アフリカ共同館 ★★★☆☆
アフリカのたくさんの国が共同で出展している大きなパビリオンです。一つの館内に、28カ国の展示がありました。また、ショップなどもたくさんあって、あたかも、「大バザール」。しかも、店員さんも現地の方で、当たり前のように英語で話しかけてこられますA^^;; 翡翠のアクセサリーが欲しかったのですが、ちゃんと英語で会話できて無事購入。ひと安心(ついでに安くして下さいました^^v) また、どこかの国のスペースでは、バナナの葉で作られた蜘蛛の玩具が展示されていました。大きくて、とてもリアルです。
「気持ち悪る~~~」と思いながら見ていたら・・・。
なんと、現地のお兄ちゃんが、その蜘蛛の玩具をいきなり私に向かってポ~ンと投げたんです(@A@; 「作り物」と解っていても、虫が怖い私は「キャー」と叫んで・・・笑われてしまいました。嗚呼、あのお兄ちゃんの思うツボにハマってしまったorz あっ、因みに、このバナナの葉で作ったリアルな昆虫・・・。バザールで売っていました(--; 買う人居るのか・・・??

と、初日午前中は此処までです。まだグローバルコモンの3と6しか回われていません><



■「愛・地球博旅行記」~第一日目・午後のパビリオン巡り編~

2005年08月06日 | 旅行
ここからは午後から回ったパビリオンです^^v

16・グローバル・ハウル・マンモスラボ(オレンジ) ★★★★★
事前にインターネットで予約をして、並ばずに入れました(*^^*) ここは、NHKが主催しているオレンジラボとソニーが主催しているブルーラボの2つがあるのですが、私たちはオレンジラボの方に入りました。冷凍マンモスを見る前に、NHKが主催のスーパーハイビジョン・シアターで、日本の四季の映像を見ます。とにかく、綺麗な画質で、此処まで画質が良いと、2Dでありながらも、3Dに見えるんだなぁと思いました。映像自体はとても満足のいく物だったのですが・・・。いかんせん、オールスタンディングなシアターは辛かったです>< 
映像を見た後はいよいよ、冷凍マンモス見学へ! マンモスが展示してあるガラスケースの前は、「動く床」になっていて、立ち止まることなく強制的に進まされてしまいますA^^;; とはいえ、間近でマンモスのミイラが見れて感動です。「本当に居たんだなぁ~」と。

17・EXPOプラザスコープ   ★★★☆☆
一人3分の持ち時間で、「愛・地球広場」脇に設置された双眼鏡がのぞけます。この双眼鏡で広場を覗くと、なぜか広場をマンモスが闊歩していたり、恐竜が居たり、空にはスペースシャトルが飛んでいたりと不思議な光景が見えました。ゲーム形式な感じで面白かったです。

18・国連館   ★★★★☆
実はここに入ったのは、国連館オリジナルキティちゃん・マスコットを買うためでした。・・・スミマセン・・・。あっ、でも、健康に関する展示は、とても興味深く見ましたよv 健康な人の血管、動脈硬化の人の血管などの模型があって、触ることができます。けっこう、「なるほどなぁ」と思わされました。健康は大事です。因みに、お目当ての、キティちゃん、マスコットは完売していたようでorz キティちゃんが地球を抱いているとても可愛いマスコットだったのに>< 残念orz でも、代わりに国連オリジナルキティ・ハンカチを買いました。

19・OECD館・国際熱帯木材機関館   ★★☆☆☆
・・・ごくごく簡単な展示しかなかったんですけど・・・・。無人だし。
とりあえず、OECDと国際熱帯木材機関の詳細だけはちゃんと学ぼうと思って・・・。
なんだったっけ???(コラっっっ)

20・メキシコ館   ★★★★☆
入り口に霧が吹き出していて、あたかも霧のカーテンをくぐって入館する感じでした。暑さにヘバった体には、とても嬉しい霧のカーテン。館内はとても広くて、自然の風景の映像や、織物、石像などが展示されていました、私の大好きなアステカ文明、トルテカ文明に関する展示も多く、とても興味深かったです。

21・ドミニカ館  ★★★☆☆
展示よりも食堂屋台の方が印象的だったようなA^^;; 冷凍マンゴーを食べたら、凍ってなかった><っ 展示関係では、コロンブスの関係の遺物がありました。確かに、コロンブスが、航海した証拠なんだなぁと、不思議な気分になりました。

22・アンデス共同館   ★★★☆☆
アンデスの自然や生物についての展示を見た後。
オットと二人、喫茶コーナーに行きました。実はお目当ては、ワニのお肉を使ったサンドイッチ「ワニ・サンド」を食べるためA^^;; 因みに、私は、注文しませんでしたよ~~~~~!!! でも、オットのを一口だけ貰いましたが。とても淡泊で、ゴムみたいで・・・正直美味しいとは思えませんでした>< でも、オットの妹さんがオーストラリア館で、やはり、ワニの肉を使ったワニロールを食べたと言っていたのですが、とても美味しかったそうです。トリのササミと同じ味だったとか。オーストラリアと南米では、ワニの味って違う物なのかしら?? と疑問が残りましたが、オーストラリア館でもワニを食べる勇気はなかったので、食べ比べは叶わずA^^;;

22・アルゼンチン館  ★★★★★
ここははっきり言って展示はたいしてありません。・・・その代わりスゴイです!!
何がスゴイって、アルゼンチン・タンゴ・ショー!! ここに入館したのなら、このショーを見なくては意味がないと思い、タンゴショーの時間を狙って行ってきました。とてもムードのある、素敵な踊りでしたよvv

23・中米共同館   ★★★☆☆
中米の7カ国の共同パビリオン。現地の砂を触れたり、また、熱帯雨林が再現されていたりと自然系の展示が多かったような気がします。マヤ遺跡やコパン遺跡に関する展示もあり、興味深かったです。

24・キューバ館   ★★☆☆☆
・・・スミマセン・・・疲れていたのか、パビリオン自体の記憶は余りないんです。でも、オシャレなカフェを想起させる内装と、ちょうど私たちが入った時、キューバの踊り(?)サルサのレッスンが開催されていて、たくさんの人が中で陽気に踊っていたのは、とても鮮明に覚えています。

25・日立グループ館   ★★★★★
ここも、ネットで事前予約していたので、並ばずにすぐに入れました。一番最大では7時間待ちもあったという程の人気パビリオン。でも、確かに、その人気の秘密が解りました。スゴイです!! 本当にスゴイです!!!
ここでは、専用ゴーグルと、右手にパッドを付けて、ライドに乗ります。
すると、自然を探検しながら、ゴーグルを通して、3Dの動物たちが見えるのです。
ここまでなら、よくある感じのパビリオンですよね。
でも、日立グループ館は、違うのです! とても凄いんです!!!
手にパッドを付けているので、3Dで現れたバーチャルな動物たちを実際に手にとって、しかも360度回転して、色んな角度から観察することが出来たり、はたまた、バーチャルの動物に自分の手から直接エサをあげたりすることが出来るんですよ。
3Dゲームがスゴイ時代ですが、ここまで凄いゲームは、未だ家庭用では存在しないと思います。そのくらい凄かったです! あっ、でもいずれ家庭用ゲームもこんな感じに、バーチャルの物と触れ合えたりするようになるのでしょうかね~? そうなったら凄いなぁと思いました。
因みに、このパビリオン、インターネットと連動しているんです。万博に行く前に、事前に日立のホームページから、希少動物のバーチャルペットをダウンロードして、万博に行く日まで大事にパソコン上で育てておくんです。そして、万博に行く前日に、そのペットを「万博に旅出させ」、ちょっとした手続きを済ませますと、なんと、自分がライドに乗っている時に自分のペットと会えるんです。私も、ライドに乗っていたら、私の名前を付けたカメ君に出逢えました(*^^*)v

26・キッコロゴンドラ   ★★★★★

長久手会場内を移動するのに使える、有料のゴンドラです。とにかく、会場がとても広いので、夕方になって疲れてくると、もうとてもじゃないけれども歩く気合いが無く、企業館の固まっている中央のゾーンから、会場の再果てにあるグローバルコモン4まで、このゴンドラを利用しました。長久手会場全体が見渡せ、眺めも良いですが、結構乗っている時間が長いんですよ~。ここからも、如何に会場が広いかが窺えました。
もう、疲れている時は、このゴンドラに限ります!!

27・チェコ館 ★★★★★
階段状の館内に、色々な楽器が置いてあり、しかも自由に触って音を出してもいいということで、とても楽しかったです。また、会場内に作られたシアターでは5分程度の無声CG映画を上映していました。チェコはガラス細工が有名らしいんです。ガラス細工をテーマにした映画だったのですが、とても面白かったです。鉄で出来た男の人形数人が、ガラス細工で女の人形を作るんです。出来上がった女の人の形をしたガラス細工は、すぐに命を吹き込まれ、自分で動くようになります。そして、鉄の男達と一緒に踊ったりして楽しんでいるのですが、ダンスの途中、男が手を離し、ガラスの女の人が転んじゃって・・・。パッリーン!!!!!! ガラス細工の女の人は割れて粉々になってしまいました。
そして、鉄の男達は、その破片を集めて、また、火の中にくべる・・・。
シュールというかアイロニカルというか・・・不思議な感覚が、とても良くって、ついつい3回も見てしまいました(*^^*)

28・イギリス館   ★★★★☆
英国ガーデンがとても綺麗でした。また、館内には、自然の力を活かしたジョークな発明品の数々が。実際に触って、動かして楽しめる展示でした。

29・ロシア館   ★★★★★
一番の目玉はマンモスの大きな骨格標本。今日は、マンモスをミイラで見たり骨格標本で見たり、マンモスな一日ですね。また、35組、50組などのマトリョーシカもあって、とても圧巻でした。

30・リトアニア館   ★★★☆☆
館内は至ってシンプル。ただ、DNAの螺旋構造をイメージしたグルグル螺旋状のオブジェが館内にくまなく張り巡らせられていたのは、面白い作りだと思いました。また、館内で流れている映像が大爆笑。リトアニア人とリトアニア在住の日本人コメディアンの人との対談なのですが、ありえないほど無茶苦茶な対談です。例えば、日本人が、「日本人は淋しくなると腹を切ります」というと、相手のリトアニア人は、それを信じ「本当ですか!?」と驚きます。すると日本人が「いえ、冗談です」と。一時が万事、淡々と続く、妙な対談。二人とも、あまり感情を出さず、ただただ静かに喋り続ける・・・これが、コメディではなく、真面目な対談だ・・・というから、笑って良いのかいけないのか。
リトアニアビール、飲みました。バドワイザー系のさっぱり感でとても爽やかで美味しかったです。

41・アイルランド館   ★★★★☆
館内には巨大な十字架ハイクロスが6個も並び、とても荘厳な雰囲気を醸し出していました。 歴史や、宗教哲学と言った感じの展示が多く、興味深く見学しました。


42・スイス館    ★★★★☆
入り口で、昔スイス軍が使っていたという、ハンディなライト付きトランシーバーを一人一個ずつ借ります。とはいえ、それはただのライトではなく、改造されていて、リモコンになっちゃっているのでした。館内の展示物のセンサーに、そのライトの光を当てた後、トランシーバーに耳を当てると、展示物の説明が聞こえてきました。アイデアとしては、とても面白いですよね。そして、2階に上がると、スイスの山並みが模型になっていました。写真スポットにもなっていて、そこで写真も取りましたよ^^v とても綺麗な作りのパビリオンでした。

と、午後のパビリオン巡りもここまで来ると、タイムアウト。
時計を見ると、午後8時過ぎ。一応、9時半に家族全員(結構夫婦ごとに別行動だったりしていたので)が西ゲートに集合ということだったので、そろそろ、夕食&お土産の時間かなぁと思い、レストランや公式ショップの集まっているところまで歩いて移動しました。




■「愛・地球博旅行記」~第一日目・夕食&お土産→貸別荘への珍道中編~

2005年08月06日 | 旅行
夕食は、公式ショップの近くのセルフサービスレストランで食べました。色んな国の屋台が並んでいて、何を食べようかとなかなか決まらなかったりA^^;;
 午後からは、私とオットとオットの妹さんと3人一緒に行動していたのですが、とりあえず、3人分の席を確保したあと、まず、オットを待たせ、私と妹さんで夕食を買いに行きました。
 色々と悩んで、結局、私も妹さんも、韓国料理の屋台でチヂミを購入。
 その後、席に戻って、オットが買いに行きました。オットはトルコ料理の屋台で買ってきたという、サンドイッチのようなものと、ヨーグルトでした。因みに、そのヨーグルト・・・一口貰ったのですが、ヨーグルトというよりチーズに近い味でした。チーズが苦手な私には、ちょっと口に合わなかったです。
 そして。私と妹さんが買ったチヂミ。見た目は、薄くてそんなにボリュームがあるようには全然見えなかったのに・・・。実際に食べてみると、物凄いボリューム!!
1枚食べきるのが、とてもシンドイくらいの量でした。
「これなら、二人で半分こしたのが、丁度良いくらいだったよね~」
と妹さんと二人で良いながら、必死で食べましたA^^;;

夕食を済ませた後は、公式ショップでお土産買い♪♪
まずは、各方面へのお土産として、お菓子やお酒、マスコットなどをカゴに入れ、その後は、自分の欲しい物を(*^^*)
実は、旅行に行く前から私、
「超大きいモリゾーを買うんだ!!!」
と色んな人に言ってました。でも、まあ、それは、冗談で、せいぜいケータイに付けるくらいの大きさのマスコット・キーチェーンで良いやというのが本心だったのです。
でも、いきなり、オットが私のカゴに、
「これが欲しかったんやろ?」
と、5000円以上もする、全長50cmくらいあるモリゾーをドサっと入れてきたのです。そのあまりの大きさに、びっくりして、
「こんな大きいのは要らんよ~。一番小さいので良いって。だって、これ、5000円以上するよ!?」
と行って、売り場に戻そうとしたのですが、
「別に構へんで~。せっかくなんやし~」
とか言いながら、実は、オット自身も欲しそうなんですよね~。この巨大モリゾーぬいぐるみ。
という訳で、買っちゃいました。巨大モリゾー。
閉園間際ということで、ショップは、とても混雑していましたが、レジ自体はそんなに並ぶことなく、スムーズに会計をすますことが出来ました。

そして、約束の時間、9時半に西ゲートに7人全員集合。
一日目の万博巡りは、これにて終了☆
予約していた貸別荘に帰ることとなりました。

実は、この貸別荘までの道のりが、抱腹絶倒の大珍道中だったんですよ(*><*)
 
実は、貸別荘を予約したのは、私たち夫婦だったのです。親戚一同7人も居るので、ホテルを個別に取るより、もう貸別荘を一軒借りちゃった方が、お値段的にも安かったので。
ネットで万博旅行用のホテルを探していて、見つけたのが、この貸別荘。
「万博会場から車で30分」
というキャッチフレーズに惹かれて(を信じて)、予約したのです。
場所は、愛知県ではなく、岐阜県の山に入ったところとのことで、一応、その近辺の地図などは、ダウンロードして来ていました。

車二台で来ているので、まず先頭の車(オットのお父さん運転)に私たち夫婦が乗って、オットが地図を見ながらナビをして、別荘まで行く。で、その後ろから、もう一台の車(オットの妹さんの旦那様運転)が付いていく・・・という手はずで出発進行!!!

がしかし、地図を見ながら、車を走らせていて、皆、
「????????????」
という思いがよぎり始めました。
車で30分ということなのに、30分たっても、そもそも愛知県から脱出できない。
でも、地図を見ながら進んでいるので、決して間違っては居なかったのですが。
「これは、思っていたより、遠いのかもしれないね」
と言いながら、どんどん進んでいくと、辺りは、もうクネクネグニャグニャの物凄い山道に。狭くて、真っ暗な道で、そもそも、車通りも皆無で、その山道を走っているのは、私たち親族の2台だけA^^;;
車を走らせる走らせる・・・・・・走らせる。
どう見ても、ホテルだの別荘だのがあるような地域には見えません。
「・・・まだ着かへんの?」
「っていうか、本当に辿り着けるん?」
というような言葉を、皆が冗談で口にし始めましたA^^;;
そうこうしているうちに、車は峠を3つも越えました。

とはいえ、私たち先頭車両チームは、一応地図があるので、その通りに進んでいるという自覚があるので、「遠いなぁ」とは思っても、そこまでの不安はなかったんです。
でも、私たちの車の後ろを付けてきている方は、地図もなく、ただ先頭車両に着いてきているだけなので、さぞ不安だったことだと察しました。
「ちょっと、電話で、思っていたより遠いみたいだしって、後ろの車に言うね」
と言って、私がケータイを出したら。

     『圏外』

まあ、物凄い山の中だったから、当たり前ですよねA^^;;
という訳で、不安を抱えた後続車両を引き連れながら、更に山道をドライブ。

あまりの遠さに、皆、意味不明にハイテンション。
後ろの車をネタに爆笑したりしていました。

そして、やっと、山を越えると、温泉街に出てきました。
ハイ、地図通りです。
ネットの情報によると、私たちが借りた別荘の近くに、その貸別荘を経営しているホテルの本館があるんです。で、その本館には「温泉が引いてある」ということだったので、この温泉街に別荘があるのかなぁと思いました。
すると。
地図を見ながら、オット曰く、
「この温泉街を更に抜けて、もっと行くんや」
と(@A@;
そして、温泉街を抜け、辺りは、もうどこ見渡しても一面の田圃しかないところまでやってきました。
「そろそろ着くで~」
と地図を見ているオットは言うものの、どこにもホテルだの別荘らしきものはなく・・・。
車は、どう見ても「農道」と思しき道を入っていくと・・・・。
有りました~~~~、某リゾートホテル。
因みに、到着時刻はpm11時A^^;;
30分で着くと思っていたから、「到着はpm10時です」って言ってあったのにA^^;;
ホテルの人・・・お待たせして、申し訳ございませんでしたm(__)m
でも、いくらなんでも30分はナイっすよ~~~~~(-.-;
ホテル本館でチェックインを済ませ、別荘の鍵を貰って、その近くにある貸別荘まで無事辿り着けましたA^^;;

あまりの珍事に、皆、万博で疲れているはずなのに、異様なまでのハイテンション。
因みに、後続車両に乗っていた、妹さん達と喋ってみると・・・。
やはり、後ろは後ろで、
「どこまで行くねん!!??」
と大爆笑していたそうです。
車が山道に入った時は、山の頂上に別荘があるのだろうと信じていたらしいのですが、山を登り切ったら、今度は下って・・・・と3回も峠越えをし。
やっとこさ温泉街にたどり着いて、今度こそ着いたと思ったら、その温泉街も後にし・・・。
そして、田圃しかないところに来て、農道に入っていった時は、もう笑いが止まらなかったとか。

とはいえ、別荘はとても素敵な所でした。
広いし、間取りもオシャレだしで。正直、もっと安っぽいのを想像していたので、そういう意味では、とても良かったです(遠かったけどさ)。
オットとオットのお父さん、妹さんの旦那様の男性チーム3人は、別荘についているお風呂に順番に入るということになりました。
なので、私とオットのお母さん、オットの妹さん2人の女性チーム4人は、本館の温泉に皆で入ることにしました。
せっかく、旅行に来たんですもの~。やっぱ、温泉は入っておきたいですものね。

と、こんな感じで、旅行の第一日目は終了。
お風呂から戻ると、割とすぐに眠れちゃいました(p.-)Zzzzz