★ベルの徒然なるままに★

映画、ゲーム、アニメ、小説、漫画・・・管理人ベルの、大好きな物をいっぱい集めた徒然日記です。

『咎狗』とか『コードキアス』とか

2008年05月31日 | 徒然なる日常
今朝からPS2版『咎狗の血』をプレイ開始~♪
なかなか思っていたよりハードボイルド・テイストが強いです。でもダーク感が面白そうでハマりそうな予感。
楽しんでやってます。
と言っても、まだ、超序盤。
アキラがトシマに入り、リンと出会い、で、ケイスケもあの殺人バトルに参加する~とかいう所でセーブ。
続きが気になるぅヽ(゜▽゜)ノ
お昼からもプレイ続行したかったのですが、オットが他のゲームをやりたがっていたのでPS2を譲りました。
というわけで、お昼からは健全に(いや別に『咎狗』が不健全だと言っている訳ではないです(^_^;))、PS2版『コードキアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS』をプレイしてました。
これはお馴染み、アニメ『コードキアス』のゲーム版。プレーヤー=主人公で、コードキアスの物語に入った感じでプレイ出来ます。基本的にストーリーはアニメと似たような感じなのですが、ゲームオリジナルキャラの主人公(=プレーヤー)の選択に寄って展開も変わってきますし、主人公が辿る道もいろいろ変わります。主人公は記憶を失った少年で、ルルーシュと同様、ギアスの使い手。記憶が戻らないままとりあえずアッシュフォード学園に匿われ学園生活を送る……という物語なのですが。主人公の名前は好きに付けられます。私は、
シ  ー モ ア
と名付けてプレイしてます(*^ー^)ノ

とりあえずここまでで
☆1周目・ギアス編 ルルーシュ・エンド
☆2周目・アッシュフォード学園編 シャーリー・エンド
☆3周目・アッシュフォード学園編 ミレイ・エンド
☆4周目・温泉旅行編 ミレイ・エンド
とクリアしました。
温泉旅行編は本当はスザク・エンドを狙っていたのに失敗してミレイ・エンドのルートに入り込んでしまったようでした。ううう。
本来ならアニメのストーリーと同じような黒の騎士団編やブリアニア軍人編からプレイすべきなのでしょうが、ストーリーが重くなりそうでちょっと敬遠気味。ついお馬鹿な話が楽しめる学園編をいろいろ遊び尽くしてしまいます~。
学園編は本当に面白くって、主人公は男の子なのに、転んだ拍子にリヴァル(男)と事故チュウ(^3^)-☆chu!!してしまうイベントがあったり、やはり男キャラのスザクに転んだところを抱き止められて顔超接近イベントがあったりで(^_^;)
つか、抱き止めイベントでなぜ頬を赤らめるのだスザクよ!!! お前、何を考えているのだ!
この調子ならルルーシュとも男同士事故チュウイベントがありそうだぜ。
とりあえず、こちらはスザク・エンド目指してもう一回頑張りますか。

おNEWのラグ

2008年05月30日 | 徒然なる日常
ケータイからで~すo(^-^)o

リビングにひいてるラグが、傷んできて買い換え時だなぁ~と思っていたのですよ。
全体的には、別段ひどい状態ではないのですが、ただテーブルの足の下になってる部分がね……擦り切れてきちゃってヾ( ´ー`)
で、前々からごく小さな穴が空いていたのですが「どうせテーブルの足で隠れてるしぃ~」というのと、冬場はコタツをしていて目立たなかったので、そのまま継続使用。
そしたら、最近になって小さかった穴がドドンと広がってきて\(゜□゜)/
小さい穴でも、やっぱり、掃除機があたったりして大きくなっていくんですよね……。
で、新しいの買わなきゃ買わなきゃと思っていて、やっとこさ今日買えました~。結構お気に入りなデザインのが買えてご機嫌です。
来週半ばには届くでしょう。
で。
あと2、3日のこととはいえラグの穴あきがどうしても気になって、今日は、フェルトを当て布にして、穴をふさぐというという作業に勤しんでました。
しんどかったぁぁぁ(>_<)
そもそも材質的に普通の縫い針じゃ縫いにくいし、しかも床にひいたまま縫うので床に這いつくばった姿勢で縫わなきゃいけないし。
頭痛くなりそう…つか痛い。
まぁ時間にしたらちょっとのことですが、しんどかったです。
いや、そんなになるまで買い替えなかった自分の責任ですが。
とりあえず、フェルトで継ぎ接ぎしてるから、今、ウチのリビングは、見た目が超悪いです。まぁ、誰か友達が遊びにくる予定も無いので、良いっちゃ良いのですが……見目が悪いのが気になる。
早く新しいラグが届くと良いなぁ。
そして、新しいのが来たら、今使ってるこのラグさんともお別れだな。今までありがとう~~ですね。

そんなわけで、まだ咎狗は出来ず(>_<) 今晩から始めたいなぁ。

キターーーーー(゜∀゜)  &  映画『アフタースクール』

2008年05月29日 | 映画鑑賞記
本日、届きました。

・・・多くは語るまい。届いたよ・・・うん。
という訳で、PS2移植版『咎狗の血 True Blood』。買っちゃいました。
なんか色々と特典が付いていて、ゲームの他にも、キャラクター紹介ファイルという小さな本や、ドラマCDとか、音楽CDとか、ドックタグなど。
CERO・Cで15才以上のゲームです。
楽しみだ~。

そして、そして。
また、こんなものを買ってしまいました。
これ、なぁんだ??
「たけのこの里」??
うん、でも、食べられません。これ。パズルなのですよ。
写真を見ていただくと分かりますが、買ったときは、↓↓な状態でした。
たけのこの里が全部内側を向いた状態ですね。

で、真ん中のストッパーを外すと、ひとつひとつのピースが動くようになり、15パズルと同じ要領で、ピースをスライドさせて行って、すべてのたけのこの里を外側に向いた状態に変えちゃうわけです。
よくこれと同じような原理のパズルで、イラストを揃える物とか、1~15の数字をバラして順番に並べる物とか色々とありますよね。DSゲーム「レイトン教授の不思議な街」でも、このテのパズルが色々と出題されていましたよね!
でも、このパズル、普通のスライドパズルより難しい気がします(><) だって、普通の数字や絵のものでしたら、どの方向にも動くのですが、このパズルの難しいところは、上に乗ってるたけのこの里フィギュア。このドンガリ同士がいろいろとぶつかって、好きな方向に動かせないようになっているのですよ。なので、ただ単に、動かすだけでなく、フィギュアのトンガリ同士がぶつからない方向を探し出してから動かさないと・・・身動き取れなくなります。
で。
昨日、本屋さんのレジ横に試遊用の見本が置いてあって、ちょっとイジって見たら、すごくハマってしまって・・・。そのまま、お買い上げ。
家に帰って、早速、やってみました。
購入時は、上の写真のように、たけのこの里が全部内側を向いているので・・・・。

外側を向けてみました\(^0^)/
これは意外とスグに出来ました。
なので、今度は、全部内側向きに直そうと思ったら・・・。
・・・・出来ない・・・・。
外側向きはスグできたのに(><) 内側向きに揃える方が、フィギュアがぶつかる方向などをいろいろと考慮しなくちゃイケナクって、なかなか動かせません。
すごく惜しいところまでは行ったのですが、そこから、八方塞がり状態なので・・・。もう1回イチからやった方が良いのかも~。

私、こういうパズル、実は大好きなのです(*^^*)(下手の横好きですが)


さてさてさて。
卿は、映画のレビューも。
『アフタースクール』、見てきました!! 

大泉洋さん、佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、常盤貴子さん、田畑智子さんの5人の俳優さんが見事にダマしてくれるサスペンス!

一流商事会社に勤務するエリートサラリーマンの木村(堺雅人)。
彼の妻・美紀(常盤貴子)は中学時代からの恋人で、現在、臨月。
そんな夫婦の、やはり、中学時代からの友達で、母校の中学で教書する神野(大泉洋)。神野は、仕事で忙しく不在がちな木村に変わって、臨月で色々と大変な美紀の世話を焼いてあげています。本当は美紀のことを密かに想い続けている様子。
そして、ヤクザと関わり怪しげな仕事に手を染める北沢(佐々木蔵之介)。彼は、依頼人から、あるサラリーマンの行方を捜して欲しいと頼まれます。大物ヤクザの絡んだあやしげな依頼に大きな金の匂いを感じた北沢は、依頼を受諾。
その依頼人とは、木村の努める商事会社のお偉いさん。そして、探して欲しいというサラリーマンとは、なんと、木村。
彼は、ここ最近、出社しておらず、しかも、一切連絡が取れないらしい・・・。
そして、大物ヤクザの愛人(田畑智子)と浮気している様子で。
行方が分からないという木村を探すため、北沢は、同級生だと偽って、母校の中学を訪ねます。そこで、同期生であり教師の神野と接触。
確かに、妻が出産したというのに、その日から連絡が取れない木村のことを案じ、神野は、北沢と一緒に、木村探しをすることに巻き込まれていきます。
そして、色々と分かってくる真実。
衝撃の結末。
木村は、怪しいことに手を染め、臨月の妻を捨て、ヤクザの愛人と逃亡する気なのか?
色々と出てくる怪しげな事実にもかかわらず、親友である木村を信じ続ける神野。
依頼通り、木村や、ヤクザの愛人も見つけることで、自分の借金を帳消しにしようとする北沢。
誰が騙しているのか??
それは見てのお楽しみ(^^)b

期待以上に、超面白かったです! 私、見事に騙されました!!!
この作品はネタバレがあっては台無しですので、核心となる感想は書けません(><)
でも、私は、普通~~に見ていて、ラスト間近で「え? まさか??」と思い、ラストのラストで、「そうだったのか!!?? ダマサレタ!!!!!!!」という感じでした・笑
ここまで騙してくれると、すごく爽快な気分です。

中学時代のカノジョと結婚した、エリートサラリーマンの木村。
妻の出産にも立ち会わない所か、朝、普通に「行ってきます」と出勤したまま連絡が途絶えてしまいます。どうやら、会社にも行っていないし愛人と一緒のようですし、限りなく怪しい、謎を抱えた人物。
木村の妻で臨月の美紀。この二人の夫婦関係は、ちょっと微妙そうな空気も感じられます。
二人の親友で同級生でもある、人が良いだけが取り柄のような性格の神野。彼は親友の妻に片想い中。
そして、そんな彼らの同級生の名を騙る怪しい人物。

さ~~~~て、一番の悪者は誰だ~~~~!!!!
後から思うに、伏線は色々とあったのかもしれません。
一応、脳味噌フル回転して見ていたのですが、ラストのラストまで、その真相を見抜けませんでした。自分の見ていることが果たして真実なのか?
夫婦、友達、同僚・・・よく知っている人達の、真の姿を、自分は果たしてどこまで本当に知っているのか?
ユーモアサスペンスでした。
騙されてみたいという人は、是非! また、絡繰りの真相を推理して暴いてやるぞぉという人にもお勧めです。

いろいろチロル

2008年05月28日 | 徒然なる日常
ケータイからこんにちはo(^▽^)o

最近って、いろいろな味のチロルチョコがあるのですね!
面白そうなものをコンビニで見つけるとついつい買っちゃいます。

写真はキャラメルタルト味のチロルとポンジュース味のチロル。
両方とも美味しかったです。
キャラメルタルトの方は、普通というか食べる前からある程度味の想像は付いたのですが、ポンジュースの方は、ちょっと想像を越えた味で面白かった&美味しかったです。
パッケージもスゴいよね。まんまポンジュースだぁ(^~^)
春先にはイチゴ大福味とか抹茶味とかお花見団子味とかもありましたね。
今のところ、クリティカルな、このポンジュースかめ。
また、面白いの見つけたらまた買ってみます。

映画『相棒』

2008年05月27日 | 映画鑑賞記
少し前に見た、映画の感想を(*^^*)

大人気ドラマでお馴染みの『相棒』。その劇場版を観に行ってきました~。
私は、ドラマの方は、全部見ているという訳ではないのですが、時々見たいくつかのお話が、どれも面白かったので、かな~り期待して行ってきましたです。

ストーリーはと言いますと。

連続して起こる猟奇殺人事件。
そして、必ず、その現場に残されるアルファベットと数字の記号。
捜査を開始した特命係の右京と亀山は、やがて、被害者達が皆、とある会員制Webサイト・SNSに作られた「処刑リスト」という掲示板に名前が掲載されていたことを突き止めます。
そのサイトでは、色々な事件や事故などで話題になったり、メディアで問題発言をしたりした政治家や著名人などの名前が書き込まれ、有罪か無罪か、また、有罪の場合の処刑方法などが会員達によって勝手に話し合われているのでした。
また、殺人現場に残された、英語と数字の記号が、チェスの棋譜の記号であるということに気が付いた右京は、この連続殺人がネットを利用した予告殺人であり、また、犯人からの何らかのメッセージがあると確信するのでした。
捜査が手詰まりとなる中、右京は、犯人と思われる「処刑リスト」の管理人とネットを通じて接触を図ります。そして、犯人の次なるターゲットを知ることになります。犯人の次の犯行予告は東京ピックシティ・マラソン狙った爆弾テロ。3万人のランナーと15万人が人質となる・・・。
42.195kmのコース内のどこに爆弾が仕掛けられるのか? その場所をどうやって探し出せばよいのか? そして、次々と残酷な殺人を引き起こす犯人の目的と要求とは??
見えない敵に、右京と亀山が挑みます。

テレビシリーズ同様、とても面白く見ることが出来ました!
単なる連続殺人事件を扱う刑事物というだけではなく、顔の見えないネットの世界やSNSだからこそ人が見せる剥き出しの「悪意」や、内紛状態の国で起こった邦人人質殺害事件、そして、自分たちの地位や利益だけを守ることに必死な政治家・・・など、現代の社会的背景を色々と盛り込んだ社会派なサスペンスであると思いました。

私は、あまり劇場予告などを見なかったので、ほとんど前知識無く見たのですが、犯行現場に残された英数字の記号。チェスをちょっとだけかじっている私は、すぐに、チェスの棋譜だ・・・と思い当たったのですが、こういう犯行メッセージものって、ちょっと恐いですよね(^^;
ただ、チェスに関しては、なぜ、右京さんが持っているチェス盤の下に、東京ビックシティ・マラソンのコース図を置くと、大きさがピッタリ重なるように出来ているのか・・・など、ツッコミたい部分はありましたが・笑 でも、チェスを進めるように行われる殺人、そして、チェスの棋譜で表される犯行予告などは、犯人と右京さんの頭脳戦といった感じでミステリアスで面白かったです。

マラソン会場内での警察のマヌケな捜査などは、はっきり言って、特命係以外は役に立たんのかい!と気にはなりましたが、まあ、そこは映画なので・・・ツッコマずにエンターテイメントとして楽しみましょう!

連続猟奇殺人とそこに残されたチェスの棋譜というミステリ、そして、マラソン大会を狙ったテロを阻止しようとするサスペンス。頭脳派の右京さんと、肉体派の亀山さんが、それぞれの得意分野で大活躍し、名コンビぶりも、とても良いです。また、爆発シーンなどは、映画ならではの迫力でしょうか(^^)

今回の事件の大きな鍵となるのは、エルドビア共和国で5年前に起こった邦人人質殺害事件。その時の政府の対応、そして、マスコミが煽動した世論。そして、その事件の真相が書かれたものの一部の政治家によって公表されることなく握りつぶされたSファイル。
リアルな問題故に、「本当にこんなことがあってもおかしくはないなぁ~」と思わせるような、ある種の問題提起だったようにも思えました。
また、殺人事件よりも恐いと感じたのは、インターネット内で、平気で人を「処刑しろ」と書き込むことの出来る人間の悪意。普段は絶対に言えないようなことでも、顔が見えないネットの中だからこそ言えてしまう悪意丸出しの言葉。
そして、マスコミの過熱報道に、簡単に操作されてしまう人間。よく知りもしない癖に、マスコミが言うことをすべて鵜呑みにし、簡単に他人を攻撃してしまう集団心理・・・などなど。
これって、現在の日本社会そのものなのではないかなぁと思うと、かなり考えさせられると同時に、本当に恐かったです。

サスペンス映画としてだけでなく、社会派映画としても楽しめ、それでいてエンターテイメント性の高い映画だと思いました。
面白かったです!


源氏物語千年紀展

2008年05月26日 | 徒然なる日常
昨日のお話ですが、源氏物語千年紀展を見に、京都府立文化博物館に行って参りました。
この日は、朝早くに家を出たので、開館の20分くらい前に博物館に到着したのですが、既に行列が出来ていてビックリでした。やはり、源氏物語は人気なのですね(*^^*) 源氏物語ファンとしては、皆様の関心の高さに、とても嬉しくなりました。
で。
自称源氏物語ファンな私ではありますが、単に、「大好き」というだけであって、大学で専門だった訳でもなく、しかも、最後にきちんと読んだのが(と言っても、与謝野晶子版現代語訳で、ですが)学生時代・・・ということもあって、忘れていること、認識違いしていたことも多く、改めて色々と勉強になりましたです。

源氏物語の場面場面を描かれた屏風や、色々な解釈のある写本類、また画帖や絵巻物、そして、源氏物語をモチーフにした茶碗や鏡台、箪笥など、とても興味深い展示が沢山でした。

なんといっても、源氏物語の絵屏風は、どれも凄かったです!
「葵」の車争いのシーンが描いてある屏風や、「紅葉賀」の青海波を舞う源氏と頭中将のシーンが描いてある屏風、はたまた「若紫」で雀を逃がして泣いている少女を源氏が垣間見るシーンが描いてあるものなどなど、一つの屏風に、それぞれ、有名にシーンが一つ、ドドンと描かれている屏風は、とて圧巻でしたが、特に印象に残ったのは、一対の屏風に54帖すべてのシーンが描かれているという屏風でした。一つ一つゆっくり見ていくと、「ああ、あれは、あのシーンかな」と分かるものもいくつかありましたが、ほとんどは分からなかったですA^^;;

写本も、色々な時代に色々な解釈のものが作られていたようで、また、江戸自体くらいになってくると、注釈書というのもあったようで、本当に時代を超えて愛されている作品だったんだなぁというのが分かります。
また、紫式部が書いた原作を、後世の人が補作したり、続編を書いたりもされていたようで、それらも展示されていました。
源氏が亡くなった時の話で、実際には、物語自体のない「雲隠れ」の章を補作した「雲隠れ六帖」は南北朝から室町時代に作られたそうで、また、それより古く鎌倉時代には、源氏物語の最終章である「夢浮橋」の続編となる「山路の露」というのも作られたそうです。
う~ん、この時代から、二次創作!!(違)
・・・と冗談は置いておいて、やっぱり、補作をしたいとか続きを書きたいと言う人が出てくるくらい、すごく愛されていた作品なのでしょうね!

また、室町時代の絵巻物で、絵師などの専門家が書いた物ではなく、素人の貴族の女性が、自分が鑑賞するように自分で作った源氏物語絵巻というのも興味深かったです。
確かに、絵師達の手による絵巻物に比べると、絵自体が簡素に書かれているようにも見えますが、でも、とても綺麗です。
この絵巻物を書いた女性も、きっと、源氏物語が大好きで、それで、自分で絵まで描いちゃったのでしょうね。よっぽど、大好きだったのではないかなぁと勝手に想像しました。

そして、圧巻だったと言えば、源氏物語全54帖が揃った写本のセット。
ちゃんと、立派な収納用の引き出し付きの箱が付いており、それぞれの引き出しに、そこなに収納すべき章の名前が、全部彫ってあったりするのですよ!!!
そういうものを作らせたのは、やはり、貴族やお殿様など、お金のある人なのでしょうが、わざわざ作らせるからには、好きなのですよね~。
展示物ひとつひとつを見るに付け、本当に、色々な時代の人が愛読した作品なのだなぁというのがヒシヒシと伝わってきます。
それにしても、豪華な収納用の箱・・・今で言うところの、
今で言うところの、全巻セット豪華収納ボックス付きってヤツですよね!?(違)

すみません・・・せっかく高尚なものを見ても、発想がいちいちオタクです(><)

そうそう、海外でも、すごく愛されているのですよね~。
色々な国の言語で出版されている源氏物語の本も、興味深かったです。
単に、英語やフランス語だけでなく、スペイン語、ロシア語、イタリア語、クロアチア語、ハングル語など。
今の日本人から見ても、ある意味、不思議で、そして、雅な(っていっても、都だけでしょうが)時代、平安時代の恋物語、外国の人達はどうんな風に感じ、どんなことを想って、これらの翻訳を読まれるのかなぁと想いました。
因みに、私は、Edward.G.Seidnsticker訳の”The Tale of Genji”を持ってます。
展示してあったのは、初版版なのか、とても古そうでしたが、私が持っているのと表紙の絵が同じで(装丁は違っていたけど)ちょっとビックリでした。

また、六条院を再現した模型もありました。
春夏秋冬の庭を持つ、4つの御殿に、それぞれ住んでいた源氏の愛する女性達。
どんな御殿なのでしょうね~。
そういえば、時々、六条あたりを歩いているときに、ついつい「源氏物語では、六条院って、どのあたりに存在したっていう設定なのかなぁ」と気になったりします。でも、平安時代の御所と、今の御所の位置は少しズレていますし、結構、京都市内を歩いていると、ごく普通の街並みの中に、「大黒殿跡」とか「弘徽殿跡」とかいうのを目にしますよね。じゃあ、六条院はどのあたりにあったという設定なのかなぁ~、具体的に分かれば行ってみたいなぁとか、ついつい想ってしまうのですがね。

そして、藤原道長の直筆日記「御堂関白記」も展示してありましたよ~。国宝ですよね(^^)b 直筆っていうのが、すごいなぁ・・・と、しげしげと魅入ってしまいました。平安時代から、千年の時を越えて、ちゃんと残っているって。感動です。
また「和漢朗詠集」や「倭漢抄」もありましたよ。
色とりどりな料紙は、きっと、配色など考えられてて、贅沢というか豪華な物だったのかしら・・・と想いました。


本当に充実した展示で、源氏物語が大好きな人は、雅な雰囲気を存分に楽しめることと想います。
展示場自体も、格子戸風の壁になっていたりと雰囲気を出していましたね。

そして、私は、図録を買って帰りました(*^^*)

ちゃんと読んだのも随分前で、色々と忘れていたり、勘違いして覚えていた部分もあった(←宇治十帖がヤヴァかった)源氏物語。
図録を読みながら、もう1回お勉強します~。

ハードに歩いた日

2008年05月25日 | 徒然なる日常
今日は早起きして遊びに出掛けてました。
というわけで、現在、お外からケータイでこんにちはであります(^-^)ノ~~


今日は京都府立文化博物館で開催中の「源氏物語千年紀展」を見た後、映画館にいって「NEXT」を見ましたです。

で、かな~り歩きました。

まずは、これはいつものことですが、ウチから最寄り駅まで徒歩20分。その後JR二条駅から文化博物館まで。30分くらいでしょうか、歩きました。
で、博物館は10時開館と同時に入って約二時間半くらいジックリ見てきまして。その間は当然ですが、ずっと立ちん坊。
博物館の後は、10分くらい歩いて映画館に行き「NEXT」鑑賞。
さすがに足が疲れていて、やっと座れたぁ(^_^;)って感じでした。
映画を見た後は、京都駅まで40分くらいかけて歩きました。
私は新京極→京都駅までってよく歩くので、平気なのですが、それを友達に話すと( ̄□ ̄;)!!な顔されるです(笑) 歩くの好きなんですよ、私。特に今は暑くも寒くもないので、歩くにはちょうど良い☆ ヒールさえ履いてなければしんどくないですo(^-^)o

京都駅についた後は30分くらいソフマップをブラブラしてました。特に買い物はしなかったのですが、ゲームコーナーを見たり(^-^)/


そして、現在、帰りの電車の中。
駅についたら、自宅までまた徒歩20分だ(笑) まぁバスに乗っても良いのですが、乗り物酔いが激しい私はバスに乗るより歩く方がツラくない(*^-^)b

最近は車や地下鉄などでの移動がデフォルトになってる友達が多く、結構、みんなちょっとの距離でも公共交通機関やタクシー使うのですよね。
なもんで、友達からは、
「ベルちゃんって、ホント健脚やねぇ」
と呆れられますが、まぁ誉め言葉と解釈しましょうかヾ( ´ー`)

うん。
おばあちゃんになっても杖に頼らないくらい健脚でいたいです。

今日の純情

2008年05月24日 | 徒然なる日常
現在am3時。
ケータイからこんにちはo(^-^)o

つい先ほど、オンタイムで「純情ロマンチカ」見終わりましたv
つか、私、毎回、何か語ってるんだ(^_^;)
全国的に木曜の深夜枠みたいなのですが、京都だけは1日遅れなのですよね~。お陰でこうしてオンタイムで見ることが出来ます(いや、録画もしてるけどさ)
で。
今日の回で、初めて帝王ご登場ですね(*^-^)b 声聞いた瞬間、
「あっ! 帝王だぁo(^▽^)o」
と思ってしまいましたです。

相変わらず「ロマンチカ」は過激なシーンがあるので、男性向けのアニメサイトでもかな~りネタにされているみたいで。京都は1日放送が遅れているのもあって、ネットの波をユラユラたゆたっているとネタバレを見てしまうことも。まぁネタバレといってもアレなシーンがあったとかなかったとかそんなレベルの話ですが。
つか男性系なサイトでも話題にのぼってるってさ……皆様、そんなに興味あるんですか?と問いたい(笑)

どうでも良いけど、「ロマンチカ」放送後に放送倫理なんとかかんとか機構のCMがよく流れてるのを見るのですが…。それが、なんとも、しょっぱい気持ちになりますです。

ここ何年かは商業系のBLから遠ざかっていた反動でしょうか?
かなりツボってしまってます。
今回のデートのシーン、メッチャどきどきしながら見てました(笑)

きっと、もう戻れないところまで来てしまっているのだと思います(´∀`)

映画『ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛』

2008年05月23日 | 映画鑑賞記
公開初日で見てきました、『ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛』(*^^*)
映画館で初めて、この映画のポスターを見たときから、カスピアン王子の格好良さに一目惚れ状態(//▽//)
絶対に、初日で見たいと思っていました~。
とても長い映画だったのですが、とてもテンポ良く、そして手に汗握るストーリーだったので、あまり長さは感じませんでした。

という訳で、感想行ってみます~♪♪
ネタバレ有りなので、ご注意を!!!


『ライオンと魔女』の物語から、年を経ること1年。
ナルニア国で永きにわたり4人の王、女王として君臨し、イギリスに戻ってきて普通の子供に戻ったペペンシー四兄弟たち。
彼らは、疎開先からロンドンに戻り、新学期、寄宿学校に行こうと地下鉄を待っている時に、不思議な力にひっぱられ、再び、ナルニア国にやってきたのでした。
けれども、彼らが訪れたナルニアの地は荒れ果てていました。倒壊したケアパラベルの城・・・そう、彼らが訪れたのは、彼らが統治していた頃から1300年後のナルニア国だったのです!
ペペンシー四兄弟がナルニアを去った後、ナルニアはテルマール人間達に侵略され、妖精や言葉を喋る動物たち等は追いやられてしまうのでした。
そんなテルマール人の侵略が続いているナルニアは後継者選びを巡って揺れていました。
自分の息子を王座に就かそうとするミラース卿が、正当な王位継承権を持つカスピアン王子の暗殺計画を企てます。
命からがら森へ逃れたカスピアンは、そこで、元ナルニア国の民である、小人や喋る動物たちに助けられ、今は伝説となったナルニアの歴史を知るのです。ミラース卿が実権を握ってしまった今、テルマールの城に帰る場所は無いと思ったカスピアンは、ナルニアの民達と力を合わせ、ミラース卿達を倒し、ナルニアの復活を目指すのでした。
そして、そんなカスピアンの吹く角笛の力に呼ばれてやってきた、元ナルニアの王達だったペペンシー四兄弟。彼らが合流し力を合わせ・・・ナルニア国奪還の大きな戦いが始まるのでした。

『ライオンと魔女』はおとぎ話チックなファンタジーでしたが、今回は、戦闘がメインのファンタジーという所でしょうか? また、『ライオンと魔女』がかなり原作小説に忠実だったのに対し、『カスピアン王子の角笛』は、かなり原作と違っていました。
カスピアンが追放されるまでや、彼が角笛を吹くタイミング、戦いの時期など、結構、映画オリジナル的な物語になっていたのですが、とてもテンポが良く、盛り上がるストーリー展開になっていて、正直、原作以上に映画の方が面白かったと思いました!
映画の冒頭から、叔父であるミラース卿に命を狙われ城を追われるカスピアンの姿が描かれるのですが、そんな、とてもファンタジックな世界と対照的に、続いて、ロンドンでのペペンシー四兄弟の様子が描かれます。魔法の世界で、王様として夢のような時間を過ごした四兄弟達は、今、自分たちが居る現実の世界に少し苛立ちを感じていました。そんな、現実世界に不満を持っている様子の彼らだからこそ、映画を観ている側は、今度はこの四兄弟はどんな冒険をするのだろう、どんなファンタジックな世界に行くのだろうとワクワクし期待してしまいます。
そして、いよいよ、地下鉄が通り過ぎた後に開かれた、美しい大自然の世界。
狭くて暗くて、何より人工的な地下鉄駅の中だからこそ、余計に、そこから繋がったナルニア世界が美しく魔法のように煌めいて見えましたし、それは、きっと、四兄弟達も同じことでしょう。
地下鉄の駅の向こうに広がったナルニア国は、私たち見ている側の心をも、現実世界からナルニア国に連れて行ってくれるように思えました。

そんな状況下、いち早くナルニアに順応し、ナルニアの不思議をすぐに受け入れ、そしてアスランの存在を信じているのは、唯一、末っ子のルーシーだけだったのですよね。それは、彼女がまだ幼いからなのか、それとも、余程ナルニアと縁が深いのか。
最初は、ロンドンの普通の子供達という感じだった四人が、段々とナルニアに適応していき、ナルニアを想い、元王様だったという風格を身につけていく過程も興味深かったです。
ロンドンでは、ちょっと頼りなげな、皮肉っぽい男の子だったピーターも、やはり、ちゃんと「一の王」としての貫禄を取り戻し、4人の中で頼りになる存在になっていく所も見所です。
ピーターとミラース卿との一対一の対決シーンなど、圧巻だったと想います。

今回は、ナルニアvsテルマール人の戦争がメインのお話です。
しっかりとした城塞を持ち、訓練された兵士、武器を持つテルマールの民に、いかにして、砦も武器も兵士も居ないナルニアの民達が勝つのか。
最初の敗北戦は、なんとも、心が痛いです。
でも、大勢の仲間の命を失ってから、一時は結束感を失いかけたピーターとカスピアンが、それぞれ、王としての責務や誇りを持って、再度戦いに挑もうとする姿。
白い魔女の魔力に囚われそうになったカスピアンとピーターを救ったエドマンド。アスランの存在を信じて、危険を承知の上で森へ入るルーシーと、それを命がけで守ろうとするスーザン。
時代を超えて、5人の王が、それぞれ王としての力を発揮し、ナルニアのために一丸となった所は、感動的です。もしかしたら、そんな王達の力が、ルーシーをアスランに導いたのかもしれないと思えました。
そうそう、戦いのシーンは、とても迫力があるのですが、さすが、ディズニー!
一切、血しぶきは飛びませんし、気持ちの悪いシーンもありません。
戦闘シーンの際の血しぶきがかなり苦手な私は、とても安心してみることが出来ましたです。

この映画、タイトルは『カスピアン王子の角笛』とありますが、作品中では、カスピアンの活躍は、ちょっと少ないかなぁ~。やはり、ペペンシー四兄弟、そしてアスランに助けられて・・・という感がかなり強いです。影もちょっと薄めかも・笑
でも、第三章もカスピアン王子は登場するということなので、もしかしたら、彼が王として立派になっていくのは、この後のナルニアの物語の中なのかもしれませんね。なので、次回作もかなり期待です。
物語の展開はとてもテンポ良く、面白かったのですが、淡々と進むので、「なぜ、人間であるカスピアンが、ナルニア復興を決意したのか」や「なぜ、ナルニアの民達は、自分たちを侵略した敵の子孫であるカスピアンを受け入れることが出来たのか」などは、ちょっと説明不足だったかもしれません。
でも、次々と展開される圧倒的な物語の中で、それらは自然と見る側にも理解できるのかな・・・とも想いました。
そして、カスピアンが吹いた角笛・・・。あれは、もともと『ライオンと魔女』の物語ではスーザンの物だったのですよね。その縁があるのか、ちょっぴり、さりげな~く、恋愛テイストが織り込まれていたところは、わたし的にはツボでした。
結局、王子と別れ、現実の世界へ帰っていくスーザン。ラストのシーンは、かなり切なかったです。でも、これで、あの四兄弟達・・・中でも特に、ピーターとスーザンはは、ナルニアで「王」としての責務をすべて果たした上で、本来自分たちのいる場所に戻って行けたのでしょうね。もう彼らは、ナルニアに未練を抱かず、現実を生きていける大人になってしまったのかもしれない・・・そう想うと、かなり寂しかったです。
カスピアンの「一緒にいたい」という言葉に対し、「きっと巧く行かない。私は貴男より1300才も年上だから」と答えるスーザン。その言葉の中に、もう、子供から大人にっなてしまったことをスーザン自身が悟ったように思えて。可哀相なような切ないような複雑な気持ちになりまして・・・ラストシーンは胸キュンでした。

『ライオンと魔女』は、洋服ダンスの向こうの不思議な世界を冒険するお話なのに対し、第二章である今回は、不思議な世界に再び入り込んだ四兄弟の冒険というよりは、彼らは、まるで、元からずっとその世界に存在し、そしてその世界のために戦ったのだ・・・という歴史物のようでした。

迫力のある壮大なファンタジーなので、ファンタジー好きさんは、是非是非見て欲しい映画です。



ミッキーマウスの尻尾

2008年05月22日 | 徒然なる日常
ケータイからです(^O^)

昨日は初日で「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」を見てきました!
カスピアン王子様、かっこいい(//▽//)
でもストーリーの中ではそんなに活躍しなかった気も(^_^;)
かなり長い映画で、昨日はpm6時半からの部を見たのですが、映画が終わったらpm9時を回っていました。
また後日詳しい感想を書きたいです(*^-^)b(今日書こうかと思っていたのですが、ずっとPCに向かって原稿の最終チェックしてました。「これでOK」と思ってもひたすらイジってしまう私は未練たらしい人間でしょうか?笑)
そういえば、ナルニア国って「ライオンと魔女」はかなり原作に忠実だったけど「カスピアン王子の角笛」は原作と結構違ってましたね~。でも原作よりテンポが良くなってて面白かったです☆

さてさて!
写真、見てください(笑)
こんなストラップをついついディズニーストアで買ってしまいました。
特筆すべきは、
妙 に リ ア ル な ミ ッ キ ー マ ウ ス の 尻 尾 ( ̄□ ̄;)!!
質感もゴムでグニョっとしたビミョーな感じで。
ズボンの部分とは金具で繋がってるのでブ~ラブラと揺れる! 動く!
可愛いと言うべきか、気持ち悪いと言うべきか……。
この独特な存在感のある尻尾を表現する巧い言葉が見つからないです。
ある意味、キモかわいいか!!?? いや、それも違う気がするです。
良い言葉が見つからない~。でもすごいんですよ、この尻尾!