今日は、映画『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』の感想を♪♪
公開初日の11月19日、朝一番の字幕版で見てきました~\(^0^)/
『ハリーポッター』シリーズは、第一作『賢者の石』の原作からの大ファンです。
原作が完結して2年になりますが、いよいよ、映画も完結ですね!
凄く楽しみにしていました。
と言うわけで、まずはあらすじ。
ハリーの両親を殺した宿敵である悪の魔法使いヴォルデモートは、完全に復活し、再び、魔法界を牛耳りはじめました。
そんなヴォルデモートを完全に亡き者にするためには、彼が、7つに分けた自分の魂を隠している「分霊箱」を破壊しなくてはいけません。
1つ目の分霊箱は、ハリーが魔法学校2年生の時、ジニーを救った際に破壊した「トム・リドルの日記」。
2つ目は、ダンブルドアが破壊した、ヴォルデモートの母親の形見の指輪。
そして、3つ目は、ハリーとダンブルドアとで見付けたロケット。
しかし、このロケットは贋者で、中に、
「本物の分霊箱は私が頂いて破壊した R.A.B」
というメモが入っていただけ。
では、本物のロケットは何処にあるのか、そして、「R.A.B」とは何者なのか、それよりなにより、まだ、たくさんの分霊箱がアチコチに飛び散っている中、なんの手掛かりも無しに、どう探したら良いのか・・・・・・。
それでも、ハリー達は、ヴォルデモートを倒すために、学校には行かず、分霊箱を探す旅に出るのでした。
しかし、ハリー達が宛のない旅を続ける中、魔法界はヴォルデモート支配の影響が出てきて、どんどん危険な方向へと進んでいきます。
狙われる子供達。
また、マグル生まれの魔法使いを排除する理不尽な取り調べ。
こうして、行方不明になる魔法使いも増えていき、ラジオでは、行方不明者リストを読み上げる放送が延々と続きます。
もちろん、ハリーは「危険分子No.1」とされ、賞金首になり、ハリーの仲間である、ロンやハーマイオニーも、魔法省から追われる身に。
次々に降りかかる危険、気が抜けない毎日であるにもかかわらず、新たな分霊箱は壊せもしないし、次の物が見つかる気配も一向に無い。
それぞれが疲弊していく中で、ついに、ロンが怒りと不満を爆発させ、ハリーやハーマイオニーを置いて、出ていくのでした。
残されたハリーとハーマイオニーは、2人で、ハリーが生まれた場所であり、また、ヴォルデモートがハリーに破れた場所でもあり、何より、ハリーの両親のお墓のあるゴドリックの谷を目指すのでした・・・・・・。
見終わった直後の感想をケータイからひと言投稿したと思いますが・・・・・・。とにかく、面白かったです。
興奮するストーリーです!
実は、前作が、ラブコメなエピソードを前面に出した作りで、肝心のヴォルデモートの出生秘話に触れていなかったりで、かなり不満だったのですよね。
(因みに、前作の「惚れ薬」のエピソードは、その昔、ヴォルデモートの母が、マグルであるヴォルデモートの父に「惚れ薬」を飲ませて結婚し。その結果、授かったのがヴォルデモートであることの伏線。ヴォル母が良心の呵責に耐えかねて、ヴォル父に「惚れ薬」を飲ませ続けるのを止めたため、正気に戻ったヴォル父が激怒して、身重のヴォル母を追い出します。そして、ヴォル母は、身重のまま、行く宛もなく、孤児院で行き倒れて。そこで、生まれてくる子が父親に似た美しい男の子であることを祈り、その子に父親の名前を付けることを言い残して亡くなるのですよね。以上のような理由ゆえに、ヴォルデモートがマグルの父を恨むのも、ど~か・・・とは思うポイントでもある大切なエピソード)
なので、今回も、正直、楽しみにはしていたのですが、過度な期待はしていなかったのですが・・・・・・。
もう、凄く面白くて!
よく造られていましたですっ。
原作のエピソードをほぼ忠実に、長ったらしくなりそうな所は、簡潔にまとめられてありました。
なので、テンポ良く、息つく暇もないくらい、次から次への冒険と戦いが描かれていたと思います。
原作もそうなのですが、最初に与えられたたくさんの謎、次々に変わる場面、追ってくる敵、そんな中で、少しずつ明かされてく謎・・・・・・・まるで、RPGゲームの様な面白さがあります。
もちろん、全体的に、重くて暗い話ですが。
でも、そんな中にも、時々、笑えるポイントがあったりして。
その瞬間は、重苦しい気分がちょっとだけ、救われた気持ちになりますね。
ポイントとしては、ハリーのブラジャー姿とか。
魔法省に侵入のロンとか。
そして、離脱後、また戻ってきたロンとハーマイオニーのやりとりとか。
ここら辺は、要チェックの笑いのツボかも(^m^)
とはいえ。
最初から最後まで、泣けるポイントも多々で。
私は、冒頭のハーマイオニーのシーンからウルウルでした(;;)
原作では、ハーマイオニーの口から語られる程度の描かれ方でしたが。
映画では、このシーンを一番最初に持ってきたのですね。。。。。。
マグル生まれの自分の両親に危険が及ばないように。
自分の両親に、忘却の魔法をかけて、ハーマイオニーという娘が居たという事実を消してしまう。そして、彼らをオーストラリアへ移住させる・・・。
家族の写真立ての中から、どんどん消えていくハーマイオニーの写真。
見てて、心が痛かったです。
そして、冒頭にこのシーンがあることで、彼らがどれだけの危険に立ち向かおうとしているのかが、ヒシヒシと伝わってきますよね。
それから、冒頭のシーンと言えば、ハリー。
原作にあったダドリーとのエピソードは無かったのですね(><)
わたし的には、入れて欲しかったなぁ~。
そしてそして。
カラッポになった、ダーズリーの家の中を見て回るハリー。
階段下の物置を見つめるシーンも、なんか、感無量というか、ウルウルでした。
思えば、ハリーって、自分の部屋すら貰えなくて。
階段下の狭い物置で寝起きしていたのですよね。
そんな狭いトコに住めちゃうくらい小さかったハリー。
その頃は、まさか、自分が魔法使いだってことも、はたまた、こんなに大きな邪悪と先頭を切って戦うことになるなんてことも、想像だにしていなかっただろうなぁ~と。
ハリーと一緒に、感無量な想いで、物置を見つめてしまいましたです。
これまでの長いシリーズを振り返る良いシーンだったと思います。
それと、今回の映画は、ロンに凄く感情移入しちゃうというか、ロンの気持ちが凄くよく分かるお話でもあったと思います。
『炎のゴブレット』の時もそうだったんだけど、今回は、もっと顕著かな。
うん。
もしかしたら、私達映画を見る側は、「ロン」と同じ視点なのかもしれない・・・というか。きっと、ロンは、私達、普通の人代表なキャラクターなのかも知れないなぁと思いました。
今回、ロンは、宛のない冒険に疲弊して、怒りを募らせ、ハリーと衝突する訳ですが。
連日、行方不明者リストのラジオを聞く、ロンの気持ち、物凄く分かりますよね(;;)
「ハリーは、家族が死んでて居ないから、俺の気持ちなんか分からない!」
そう、ロンは暴言を吐くわけですが。
それは、まあ、言い過ぎとしても。
でも、ロンの言い分も一理あるというか。ロンの気持ちは分かります。
これまでに、たくさんの大切な人が死んでいって。
そして、ロンの家族だって、危険にさらされているわけですよね。
ヴォルデモート色になってしまった魔法省で働く父親。
映画シリーズでは描かれませんでしたが、ロンの長兄ビルも、また死喰い人との戦いで、無惨な傷を追ったのですよね。
そして、今回は今回で、ハリーを護送する際に、双子のジョージが耳を失うという大怪我。
ホグワーツだって安全では無いだろうに、まだ、ジニーが在学中。
家族の多いロンにとっては、本当に心配で心配で堪らなかったと思います。
で。
考えてみれば。
家族が居ないから・・・っていう理由では決してありませんが。ハリーは強いのですよね。
「選ばれし者」・・・伝説の人としての運命がある、言ってみれば特別な存在。
もちろん、その所為でハリーだって、大変な辛い想いをしてきている訳ですが、そんなハリーは、物語の主人公。正義のヒーローでしょう。
そして、ハーマイオニーは、普通の魔女よりは、ずっとずっと頭が良くて、いろいろなことを見通せる子。
他人に対して、厳しいこともズケズケ言うけど、その分、自分に対してももっと厳しくて。
常に、何かを考えて実行するタイプです。
ガリ勉だったので、頭でっかちな部分もあるけど、でも、彼女の膨大な勉強の成果は、この冒険でも役立つことが多々です。
そんな中、ロンは、至って「普通の子」なのですよね。
選ばれし伝説のヒーローでもなければ、格段に優秀な魔法使いという訳でもない。
だから、ハリーやハーマイオニーと一緒にいると、焦ることも、嫉妬することも、僻むこともある。
うん。
凄く普通なことだと思いました。
なので。
ハリーに暴言を吐いて出ていくシーンでも、あまり、彼を責める気にはなりません。
そして、結果的に、そんな彼こそが、分霊箱のロケットを破壊するわけですが。
ここで、ロンは、自分の弱い部分に打ち勝つのですよね。
きっと、分霊箱を破壊したこと、自分の弱さや妬みに打ち勝ったことで、彼は、普通のキャラからヒーローに、一回り成長したのだと思います。勇者になったのですよ。
そこも、感動のポイントでした。
それから。
冒頭のヘドウィグ。
ラストのドビー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(TT)号泣
どんどん怖い方向に魔法界が進んでいく中、PART2に続く・・・・・・です。
緊張感を保ったままのエンディングだったと思います。
続きも、とても楽しみです。
思えば、『賢者の石』の時の、可愛らしい魔法世界の物語を読んだときは、こんなに怖い物語になるなんて思っていませんでした。
ホント、考えてみたら、『賢者の石』や『秘密の部屋』は、全体のプロローグって感じだったのかなぁと。
それでいて、とても重要な要素も詰まっているのですよね。
特に、『秘密の部屋』は。
ジニーとハリーの関係、ポリジュース薬、トム・リドルの日記、グリフィンドールの剣など、最終巻に繋がる伏線がたくさん詰め込まれていた気がします。
来年の次作まで、また原作を何度も再読しながら、気持ちを高めていきたいです。
っていうか、その前に、『死の秘宝 PRAT1』にめっちゃ通いそう♪
公開初日の11月19日、朝一番の字幕版で見てきました~\(^0^)/
『ハリーポッター』シリーズは、第一作『賢者の石』の原作からの大ファンです。
原作が完結して2年になりますが、いよいよ、映画も完結ですね!
凄く楽しみにしていました。
と言うわけで、まずはあらすじ。
ハリーの両親を殺した宿敵である悪の魔法使いヴォルデモートは、完全に復活し、再び、魔法界を牛耳りはじめました。
そんなヴォルデモートを完全に亡き者にするためには、彼が、7つに分けた自分の魂を隠している「分霊箱」を破壊しなくてはいけません。
1つ目の分霊箱は、ハリーが魔法学校2年生の時、ジニーを救った際に破壊した「トム・リドルの日記」。
2つ目は、ダンブルドアが破壊した、ヴォルデモートの母親の形見の指輪。
そして、3つ目は、ハリーとダンブルドアとで見付けたロケット。
しかし、このロケットは贋者で、中に、
「本物の分霊箱は私が頂いて破壊した R.A.B」
というメモが入っていただけ。
では、本物のロケットは何処にあるのか、そして、「R.A.B」とは何者なのか、それよりなにより、まだ、たくさんの分霊箱がアチコチに飛び散っている中、なんの手掛かりも無しに、どう探したら良いのか・・・・・・。
それでも、ハリー達は、ヴォルデモートを倒すために、学校には行かず、分霊箱を探す旅に出るのでした。
しかし、ハリー達が宛のない旅を続ける中、魔法界はヴォルデモート支配の影響が出てきて、どんどん危険な方向へと進んでいきます。
狙われる子供達。
また、マグル生まれの魔法使いを排除する理不尽な取り調べ。
こうして、行方不明になる魔法使いも増えていき、ラジオでは、行方不明者リストを読み上げる放送が延々と続きます。
もちろん、ハリーは「危険分子No.1」とされ、賞金首になり、ハリーの仲間である、ロンやハーマイオニーも、魔法省から追われる身に。
次々に降りかかる危険、気が抜けない毎日であるにもかかわらず、新たな分霊箱は壊せもしないし、次の物が見つかる気配も一向に無い。
それぞれが疲弊していく中で、ついに、ロンが怒りと不満を爆発させ、ハリーやハーマイオニーを置いて、出ていくのでした。
残されたハリーとハーマイオニーは、2人で、ハリーが生まれた場所であり、また、ヴォルデモートがハリーに破れた場所でもあり、何より、ハリーの両親のお墓のあるゴドリックの谷を目指すのでした・・・・・・。
見終わった直後の感想をケータイからひと言投稿したと思いますが・・・・・・。とにかく、面白かったです。
興奮するストーリーです!
実は、前作が、ラブコメなエピソードを前面に出した作りで、肝心のヴォルデモートの出生秘話に触れていなかったりで、かなり不満だったのですよね。
(因みに、前作の「惚れ薬」のエピソードは、その昔、ヴォルデモートの母が、マグルであるヴォルデモートの父に「惚れ薬」を飲ませて結婚し。その結果、授かったのがヴォルデモートであることの伏線。ヴォル母が良心の呵責に耐えかねて、ヴォル父に「惚れ薬」を飲ませ続けるのを止めたため、正気に戻ったヴォル父が激怒して、身重のヴォル母を追い出します。そして、ヴォル母は、身重のまま、行く宛もなく、孤児院で行き倒れて。そこで、生まれてくる子が父親に似た美しい男の子であることを祈り、その子に父親の名前を付けることを言い残して亡くなるのですよね。以上のような理由ゆえに、ヴォルデモートがマグルの父を恨むのも、ど~か・・・とは思うポイントでもある大切なエピソード)
なので、今回も、正直、楽しみにはしていたのですが、過度な期待はしていなかったのですが・・・・・・。
もう、凄く面白くて!
よく造られていましたですっ。
原作のエピソードをほぼ忠実に、長ったらしくなりそうな所は、簡潔にまとめられてありました。
なので、テンポ良く、息つく暇もないくらい、次から次への冒険と戦いが描かれていたと思います。
原作もそうなのですが、最初に与えられたたくさんの謎、次々に変わる場面、追ってくる敵、そんな中で、少しずつ明かされてく謎・・・・・・・まるで、RPGゲームの様な面白さがあります。
もちろん、全体的に、重くて暗い話ですが。
でも、そんな中にも、時々、笑えるポイントがあったりして。
その瞬間は、重苦しい気分がちょっとだけ、救われた気持ちになりますね。
ポイントとしては、ハリーのブラジャー姿とか。
魔法省に侵入のロンとか。
そして、離脱後、また戻ってきたロンとハーマイオニーのやりとりとか。
ここら辺は、要チェックの笑いのツボかも(^m^)
とはいえ。
最初から最後まで、泣けるポイントも多々で。
私は、冒頭のハーマイオニーのシーンからウルウルでした(;;)
原作では、ハーマイオニーの口から語られる程度の描かれ方でしたが。
映画では、このシーンを一番最初に持ってきたのですね。。。。。。
マグル生まれの自分の両親に危険が及ばないように。
自分の両親に、忘却の魔法をかけて、ハーマイオニーという娘が居たという事実を消してしまう。そして、彼らをオーストラリアへ移住させる・・・。
家族の写真立ての中から、どんどん消えていくハーマイオニーの写真。
見てて、心が痛かったです。
そして、冒頭にこのシーンがあることで、彼らがどれだけの危険に立ち向かおうとしているのかが、ヒシヒシと伝わってきますよね。
それから、冒頭のシーンと言えば、ハリー。
原作にあったダドリーとのエピソードは無かったのですね(><)
わたし的には、入れて欲しかったなぁ~。
そしてそして。
カラッポになった、ダーズリーの家の中を見て回るハリー。
階段下の物置を見つめるシーンも、なんか、感無量というか、ウルウルでした。
思えば、ハリーって、自分の部屋すら貰えなくて。
階段下の狭い物置で寝起きしていたのですよね。
そんな狭いトコに住めちゃうくらい小さかったハリー。
その頃は、まさか、自分が魔法使いだってことも、はたまた、こんなに大きな邪悪と先頭を切って戦うことになるなんてことも、想像だにしていなかっただろうなぁ~と。
ハリーと一緒に、感無量な想いで、物置を見つめてしまいましたです。
これまでの長いシリーズを振り返る良いシーンだったと思います。
それと、今回の映画は、ロンに凄く感情移入しちゃうというか、ロンの気持ちが凄くよく分かるお話でもあったと思います。
『炎のゴブレット』の時もそうだったんだけど、今回は、もっと顕著かな。
うん。
もしかしたら、私達映画を見る側は、「ロン」と同じ視点なのかもしれない・・・というか。きっと、ロンは、私達、普通の人代表なキャラクターなのかも知れないなぁと思いました。
今回、ロンは、宛のない冒険に疲弊して、怒りを募らせ、ハリーと衝突する訳ですが。
連日、行方不明者リストのラジオを聞く、ロンの気持ち、物凄く分かりますよね(;;)
「ハリーは、家族が死んでて居ないから、俺の気持ちなんか分からない!」
そう、ロンは暴言を吐くわけですが。
それは、まあ、言い過ぎとしても。
でも、ロンの言い分も一理あるというか。ロンの気持ちは分かります。
これまでに、たくさんの大切な人が死んでいって。
そして、ロンの家族だって、危険にさらされているわけですよね。
ヴォルデモート色になってしまった魔法省で働く父親。
映画シリーズでは描かれませんでしたが、ロンの長兄ビルも、また死喰い人との戦いで、無惨な傷を追ったのですよね。
そして、今回は今回で、ハリーを護送する際に、双子のジョージが耳を失うという大怪我。
ホグワーツだって安全では無いだろうに、まだ、ジニーが在学中。
家族の多いロンにとっては、本当に心配で心配で堪らなかったと思います。
で。
考えてみれば。
家族が居ないから・・・っていう理由では決してありませんが。ハリーは強いのですよね。
「選ばれし者」・・・伝説の人としての運命がある、言ってみれば特別な存在。
もちろん、その所為でハリーだって、大変な辛い想いをしてきている訳ですが、そんなハリーは、物語の主人公。正義のヒーローでしょう。
そして、ハーマイオニーは、普通の魔女よりは、ずっとずっと頭が良くて、いろいろなことを見通せる子。
他人に対して、厳しいこともズケズケ言うけど、その分、自分に対してももっと厳しくて。
常に、何かを考えて実行するタイプです。
ガリ勉だったので、頭でっかちな部分もあるけど、でも、彼女の膨大な勉強の成果は、この冒険でも役立つことが多々です。
そんな中、ロンは、至って「普通の子」なのですよね。
選ばれし伝説のヒーローでもなければ、格段に優秀な魔法使いという訳でもない。
だから、ハリーやハーマイオニーと一緒にいると、焦ることも、嫉妬することも、僻むこともある。
うん。
凄く普通なことだと思いました。
なので。
ハリーに暴言を吐いて出ていくシーンでも、あまり、彼を責める気にはなりません。
そして、結果的に、そんな彼こそが、分霊箱のロケットを破壊するわけですが。
ここで、ロンは、自分の弱い部分に打ち勝つのですよね。
きっと、分霊箱を破壊したこと、自分の弱さや妬みに打ち勝ったことで、彼は、普通のキャラからヒーローに、一回り成長したのだと思います。勇者になったのですよ。
そこも、感動のポイントでした。
それから。
冒頭のヘドウィグ。
ラストのドビー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(TT)号泣
どんどん怖い方向に魔法界が進んでいく中、PART2に続く・・・・・・です。
緊張感を保ったままのエンディングだったと思います。
続きも、とても楽しみです。
思えば、『賢者の石』の時の、可愛らしい魔法世界の物語を読んだときは、こんなに怖い物語になるなんて思っていませんでした。
ホント、考えてみたら、『賢者の石』や『秘密の部屋』は、全体のプロローグって感じだったのかなぁと。
それでいて、とても重要な要素も詰まっているのですよね。
特に、『秘密の部屋』は。
ジニーとハリーの関係、ポリジュース薬、トム・リドルの日記、グリフィンドールの剣など、最終巻に繋がる伏線がたくさん詰め込まれていた気がします。
来年の次作まで、また原作を何度も再読しながら、気持ちを高めていきたいです。
っていうか、その前に、『死の秘宝 PRAT1』にめっちゃ通いそう♪
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