9600形蒸気機関車の牽引する貨物列車の発車
撮影場所 福岡県直方駅
9600形蒸気機関車は大正時代の機関車でD51などに比べて牽引力がない。
貨物が重いのでなかなか進まない。煙が垂直に昇っていることと前方のドレンの蒸気が進行方向に流れているのでわかる。こんな時には機関車はほとんど進まない。
こんな状態が続くと動輪が空転し激しく回る、煙突から息つきをするように煙が吐き出される。
空転は怖いパウンドすると脱線する可能性もある。
重くてなかなか出発せず空転しそうな時は動輪の前に砂を撒き摩擦力をふやす。
機関車の上部の2コブの後ろ側に砂が収納されている。前方のコブは蒸気溜めです。