WBCバンタム級タイトルマッチ
山中慎介が見事KO勝ちをおさめV4達成。
昨日の相手は戦う前から覇気がなく何か隠しているのか不気味だといわれていたが。
ただ弱かっただけか。
最初から腰が引けて防戦一方だった。
しかし、山中にしても長谷川にしても相手にボクシングをさせない凄さがあった。
向かい合ってグラブを交わしているうちに相手の癖や弱点を見抜き相手を封じこんでいるろ。
パンチが強いだけではなく試合運びもうまい。どんな相手であっても順応出来ているようにおもう。
わたしは格闘技のなかでもボクシングが好きだ。
家内は人が殴りあって残酷なと批判的である。
孫が遊びに来ている時は見ないでほしいと念を押されている。
しかし、ボクシングを見ているときの興奮度は衰えた脳細胞の刺激には最適である。
時には脈拍は高くなりドキドキしてくる。血圧もかなりり揚がっていると思う。
興奮しないスポーツは見るに値しない。
しかし、亀田三兄弟の試合はテレビを見ていて居眠りしてしまった。
話す事やパフォーマンスは派手だが試合は極めて地味だ。
山場のないだらだらした試合が多い。
ほとんどのボクサーはアルバイトをしながらボクシングを続けた。
それとオリンピックを目指して戦ってきた。オリンピックの出場は枠が少なくプロで世界チャンピオンになるより難しい。内山も山中も若手のホープの井岡や井上も五輪の出場は出来なかった。
みんなみんな段階を踏み日本チャンピオンや東洋チャンピオンになり世界挑戦をしている。
世界挑戦が20代後半になりワンチャンスを与えられている。
それに引き換え亀田三兄弟は日本チャンピオンにも挑戦せずスポンサーが付きアルバイトもせず弱いチャンピオンを見つけて世界戦に挑戦させ判定で勝つ、興業と思われる試合がむ多い。亀田長男に欠けているは戦う闘志と強い相手を倒す技術である。
格闘技は強い相手に勝って人間的に成長する。山中も長谷川も内山も強い相手に勝って一段と成長している。強い者に勝たないと身につかないものがある。