懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 岡山県加茂町

2013年10月14日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県加茂町(現在は津山市)

加茂町の奥まった集落に10戸ほどの民家があった。
そのうち二軒が茅葺民家があった。
土地の関係か一戸は東西に一戸は南北に建っている。
田や畑もそう広くない人々はどんな暮らしで生計を立ててきたのであろう。
車社会になれば外に働きにでたと思う。
それ以前、昭和30年代の生活が知りたい。
ひとつの集落にも長い歴史があると思う。
風水害の被害や火災、疫病などにどう立ち向かってきたのか
集落の結束を強くするための互助や冠婚葬祭、祀りや行事の維持
暮らしの工夫や産業なども聞いておくと撮影の参考になるとおもう。
本来は聞いた話をイメージしながら対象物を探しカメラに収めるのがいいとおおう。
撮影に来た者にすぐに心を開くものでもないし自分たちの恥になる事を口にする人もいない。
田圃の法面の茅を葺き替えに使うのであろう。普通は法面は草刈りをするものだが茅だけのこしてあるところをみると刈り取り納屋に葺き替え用として収納するのだろう。